キャンペーンへのBlueKai Data Activationアプリケーションの追加

キャンペーンでBlueKai Data Activationアプリケーションを使用すると、Oracle Eloquaセグメントを分類してBlueKai DMPにインポートできます。このアプリケーションでは、新しいBlueKaiカテゴリを作成するか、既存のものを選択し、BlueKai分類ルールに基づいてそれらをOracle Eloquaセグメント(EメールをオープンしたユーザーやEメールをクリックしたユーザーなど)にリンクできます。訪問者とコンタクトが確実に関連付けられるように、「訪問者プロファイルあり」フィルタを使用してOracle Eloquaセグメントを作成します。コンタクトがアプリケーションに入ると、Oracle Eloquaのセグメントベースの属性によってBlueKaiが呼び出され、分類ルールに基づいてBlueKai DMP分類のカテゴリにそれらの属性がマップされます。

キャンペーンにアプリケーションを追加する手順は、次のとおりです。

  1. 「キャンペーン・ステップ」ドロップダウン矢印をクリックしてリストを展開します。
  2. 「処理」セクションでBlueKai Data Activationアプリケーションを探し、クリックしてキャンバスにドラッグします。
  3. その要素をダブルクリックし、「編集」 編集ボタンのイメージです をクリックしてアプリケーションを構成します。「BlueKai Data Classification」ページで、該当する分類に属する新規または既存のBlueKaiカテゴリにOracle Eloquaセグメントを追加できます。
  4. 既存のBlueKaiカテゴリにOracle Eloquaセグメントを追加する手順は、次のとおりです。
    1. 該当する分類に属する「Private-DMP」ノードまたは「Self-Classification」ノードのカテゴリを参照するか、上部の「Search」ボックスにカテゴリ名(全体または一部)を入力してカテゴリを検索します。
    2. Oracle Eloquaセグメントを追加する各カテゴリのチェック・ボックスを選択します。
    3. 「Categories Selected」フィールドに、Oracle Eloquaセグメントが追加されるBlueKaiカテゴリの数が表示されます。
  5. 新しいカテゴリを作成してOracle Eloquaセグメントを追加する手順は、次のとおりです。
    1. 該当する分類の「Self-Classification」ノードを参照します。新規カテゴリはこのノードにのみ追加できます(「Private-DMP」ノードに新規カテゴリを作成することはできません)。
    2. 新規カテゴリ(子ノード)を追加するカテゴリ(親ノード)で「+ add child」をクリックします。選択した親ノードの下に新しいカテゴリが追加され、自動的に選択されます(つまり、Oracle Eloquaセグメントはこの新しいカテゴリに追加されます)。この新しいカテゴリからOracle Eloquaセグメントを削除するには、チェック・ボックスを選択解除します。
    3. 左下隅にある「Categories Available」フィールドに、作成可能なカテゴリの数が表示されます。一般的に、Oracle Eloquaセグメント用に作成したカテゴリを含め、合計で最大50個の自己分類カテゴリを作成できます。
    4. 新しいカテゴリをダブルクリックし、それに分類されるユーザーの属性を表すわかりやすい名前(Email Clickersなど)を入力します。
  6. 「保存」をクリックします。
  7. 決定をアプリケーションに関連付けます。
  8. コンタクトがカテゴリに分類された後も、引き続きコンタクトがキャンペーンを経由するようにする場合は、決定をBlueKai Data Activationアプリケーションに関連付け、Data Activationアプリケーションを別のステップに関連付けます。

    BlueKai Data Activationが待機ステップに関連付けられているキャンペーン・キャンバスのイメージです

キャンペーンがアクティブ化された後、コンタクトがBlueKai Data Activationアプリケーションに入ると、コンタクトのハッシュEメール・アドレスとOracle Eloquaのセグメントベースの属性を使用して、BlueKaiのユーザー・データAPIが呼び出されます。BlueKai分類ルールに基づいて、前述のステップで作成または選択したカテゴリにそれらの属性がマップされ、カテゴリがコンタクトのBlueKai匿名オンライン・プロファイルに追加されます。Oracle Eloquaデータは、BlueKaiプラットフォームですぐにアクティブ化できます。BlueKaiのユーザー・データAPIコールが正常に完了すると、データがオンボーディングされ、使用可能な状態になります。ただし、Eloquaカテゴリのインベントリが表示される時期については、BlueKaiオーディエンス・ビルダーでは最大96時間、インベントリ・トレンド・レポートでは最大36時間の遅延が発生することがあります。

重要: BlueKaiで作成した分類カテゴリおよびルールをすべてのBlueKaiピクセル・サーバーに伝播するには、最大で約30分かかることがあります。キャンペーンのアクティブ化は2時間以上後にスケジュールしてください。

Oracle EloquaセグメントをBlueKai DMPにインポートすると、それらを表すカテゴリをターゲット・オーディエンスに追加し、Oracle Eloquaセグメントを複数のメディア実行プラットフォームに配信するためのキャンペーンを作成できます。

ベスト・プラクティス: IDスワップの確実な実行

コンタクトと訪問者の間の関係は、Eメールのクリックスルー、Eメールのオープン、フォームの提出などのWebアクティビティを通じて確立されます。訪問者がコンタクトにリンクされている場合、BlueKaiとのIDスワップが実行されています

一致の数を増やし、不一致のコンタクトに関するエラーの数を削減する手順は、次のとおりです。

注意: 「訪問者プロファイルあり」フィルタには、過去120日間のOracle Eloquaの訪問者が含まれます。IDスワッピングがフィルタと同時に有効になった場合は、一致するデータがまだ存在せず、不一致のコンタクトに関するエラーが表示されることがあります。一致がフィルタとほぼ同じになるまで、IDスワッピングを最大で4か月間アクティブにしておくことが必要である場合があります。

関連項目

BlueKaiのドキュメント: Classify Eloqua segments with the BlueKai Data Activation app

Oracle Cloud Marketplace: BlueKai Data Activationアプリケーション

Oracle EloquaとBlueKaiの統合の構成

BlueKai Data Activationアプリケーションのインストール