コンタクトの削除
正常なコンタクト・データベースを維持することは、マーケティングを成功させるうえで重要です。削除対象となるコンタクトの候補には、次のようなものがあります。
- ハード・バウンスバックがあるコンタクト
- 自社のEメールの受信者リストから登録解除されているコンタクト
- CRMシステムから削除されたコンタクト
- 見込み客でなく、リード・スコアが低いコンタクト
データベースからコンタクト・レコードを削除した後も、コンタクト・レコードからの一部の情報が無期限に保持されます。ただし、削除したコンタクトは、Eメールの送信時にはスキップされます。コンタクトが組織に再エンゲージすると、Oracle Eloquaによりその情報が新しいコンタクト・レコードにリストアされます。保持およびリストアされる情報の詳細を参照してください。
注意: 削除するコンタクトがCRMにも存在している場合は、CRMが最新の状態であることを確認する必要があります。そうでない場合、自動同期が行われたときにそのコンタクトがOracle Eloquaで再作成されます。自動同期によって移入されるカスタム・オブジェクトも再作成されます。保持およびリストアされる情報の詳細を参照してください。
単一のコンタクト・レコードを削除することも、複数のコンタクトをまとめて削除することもできます。
削除対象コンタクトの識別
削除するコンタクトを識別するには、セグメントを使用すると便利です。セグメントを作成して、(暗黙的または明示的なコンタクト情報に基づいて)削除するコンタクトをターゲット指定することができます。続けてそのセグメントをエクスポートし、セグメントを使用してデータベースからコンタクトを削除します。
ヒント: フィルタを使用してどのようにユーザーの非アクティブ状態をトラッキングおよび測定するかを検討してください。たとえば、「いずれのEメールもオープンしていない」、「グローバルに登録解除済」および「いずれのランディング・ページも訪問していない」フィルタを使用できます。これらは使用できるオプションのほんの一部です。非アクティブ状態がどの程度続いたらコンタクトを削除するかを決定し、それにあわせてフィルタ条件を設定してください。
または、エクスポート・ツールでコンタクト・リストまたはセグメントを使用して、コンタクトをエクスポートできます。このツールには、スケジューリングやSSHファイル転送プロトコル(SFTP)サーバーへのエクスポートのサポートなどの追加機能もあります。
単一のコンタクト・レコードの削除
単一のコンタクトを削除する手順は、次のとおりです。
- 「オーディエンス」
にナビゲートし、「コンタクト」をクリックします。 - 削除するコンタクトを検索します。
- 検索結果からコンタクトを選択し、「削除」をクリックします。
複数のコンタクトの削除
前提作業:
- アップロード・ファイル(.txt、.csv、.xls、.xlsx)を作成します。アップロード・ファイルに含めることができるのは、削除するコンタクトのみです。このファイルを作成するには、 で説明されている方法を使用します。
- .txtファイルを使用している場合は、タブ、カンマ(,)、パイプ(|)またはセミコロン(;)を使用してコンタクト・フィールドを区切ることができます。
- アップロード・ファイルに含まれるコンタクトが一意の識別子(Eメール・アドレスなど)を持っていることを確認します。
ヒント: データ・インポート・ツールを使用してコンタクトを削除することもできます。
複数のコンタクトを削除する手順は、次のとおりです。
- 「オーディエンス」 にナビゲートし、「コンタクト」をクリックします。
- 「アップロード」をクリックします。
- 「インポート目的」ドロップダウン・リストから「コンタクトの削除」をクリックします。
-
をクリックしてアップロード・ファイルを参照します。 ウィザードはステップ2に進みます。
- 「レビュー」タブでファイルの内容を確認し、「次のステップ」をクリックします。
- データベース内のコンタクトとアップロード・ファイル内のコンタクトを照合するために使用するフィールドを選択します。
- 「次のステップ」をクリックします。
- ウィザードの最終ステップを完了します。
- 「終了」をクリックします。