カスタム・オブジェクトによるフィールド・マージの作成
作成するカスタム・オブジェクト・フィールド・マージは、非表示のフィールドを含め、フィールド・マージをサポートするすべてのアセットに含めることができます。カスタム・オブジェクトによりフィールド・マージを作成する前に、必要なカスタム・オブジェクトが存在することを確認してください。カスタム・オブジェクトの作成の詳細を参照してください。
カスタム・オブジェクトによりフィールド・マージを作成する手順は、次のとおりです。
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「アセット」 > 「コンポーネント」にナビゲートし、「フィールド・マージ」をクリックします。
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「新規」ボタンをクリックして、「フィールド・マージ」ウィンドウをオープンします。
- フィールド・マージの名前を「名前」フィールドに入力します。この名前は、リストでフィールド・マージを識別するために使用します。
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マージするフィールドに値が保存されていない場合に表示されるデフォルト値を入力します。
例: カスタム・オブジェクトの購入履歴フィールドからマージする場合、コンタクトが何も購入していない場合のデフォルト値としてNo purchasesを使用できます。
- 「マージ元」ドロップダウン・リストで、「カスタム・オブジェクト・フィールド」をクリックします。残りのドロップダウン・リストがロードされるまでに、しばらくかかる場合があります。
- マージで使用するフィールドが含まれているカスタム・オブジェクトを選択し、カスタム・オブジェクト・レコード・フィールドを選択します。
- フィールド・マージに入力できるカスタム・オブジェクト・レコードが複数ある場合は、「最終変更」、「最後に作成」または「最初に作成」のいずれのカスタム・オブジェクト・レコードをこのフィールド・マージに使用するかを選択します。
- この時点で、選択した基準でフィールド・マージを保存するか、またはカスタム・オブジェクトの選択をさらに絞り込むために「オプション基準」の設定を完了することを選択できます。
例: 購入履歴カスタム・オブジェクトの購入日フィールドを使用できます。次に、「オプション基準」設定を使用して、マージ・フィールドにプルできる購入日の範囲を指定できます。指定された日付範囲外の購入の「デフォルト値」として、No qualifying purchasesを指定できます。
オプションの基準を設定する手順は、次のとおりです。
- 「オプション基準」領域で、ルール基準として使用するフィールドを選択します。
- ルール基準を構成します。表示されるルール基準設定は、前のステップで選択したフィールドによって異なります。
選択した追加フィールドによっては、空白値を基準として使用できる場合があります。一部のフィールド・タイプでは、空白の場合をルール条件として選択できます。またフィールドによっては、「値の入力」ボックスを空白のままにすることで、このことを実現できます。
注意: フィールド・マージでURLを使用すると、セキュリティ上のリスクが発生する可能性があります。デフォルトでは、Oracle Eloquaがフィールド・マージを挿入しようとすると、残りのデータをまだ挿入している途中ですべてのURLが削除されます。ただし、「フィールド・マージでURLを許可」チェック・ボックスを選択して、このセキュリティ機能を上書きできます。
- 「保存」をクリックします。
「オプション基準」領域で追加のフィールドを選択した場合は、オプションの構成を完了するまで、「保存」ボタンが使用できなくなります。追加フィールドの選択を取り消すには、「オプション基準」ドロップダウン・リストで「追加のフィールド選択」を再度選択します。これで保存できるようになります。