ステップ2: 歓迎キャンペーンの作成

Oracle Eloquaのキャンペーン領域をオープンしたので、歓迎キャンペーンを作成します。

Oracle Eloquaは、次の2つのタイプのキャンペーンに対応しています。

  • 単純なEメール・キャンペーンでは、単一のEメールをコンタクトのグループに送信できます。単に、Eメール受信者(セグメント)を選択し、Eメール・メッセージを作成して送信します。単純なEメール・キャンペーンは、2つのEメールのA/Bテストにも使用できます。単純なEメール・キャンペーンおよびA/Bテストの詳細を参照してください。
  • 複数ステップ・キャンペーンでは、コンタクトの興味を引き、コンタクトのリアルタイム・アクティビティに適応するよう高度にカスタマイズしたマーケティング・キャンペーンを作成できます。単純なドラッグ・アンド・ドロップUIを使用して、顧客のプロセスの適時に適切なオーディエンスのエンゲージメントを確立するキャンペーンを迅速に作成します。ベスト・プラクティス・テンプレートをいくつか確認してください。

ここでは、歓迎キャンペーンを複数ステップ・キャンペーンとして作成します。これは、単に新規コンタクトにEメールを一括大量送信することを避けるためです。歓迎キャンペーンのフローは次のようになります。

  • 期限付きダウンロードをオファーするEメールを新規登録者に送信する
  • オファーにサインアップしない人にフォローアップを送信する
  • オファーにサインアップした人にダウンロード・リンクを記載したEメールを送信する
  • サインアップしたかどうかに関係なく、すべてのコンタクトを月間ニュースレター・キャンペーンに移動する

複数ステップ・キャンペーンを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 にナビゲートして、「キャンペーン」をクリックします。
  2. 「複数ステップ・キャンペーンの作成」をクリックします。

    「テンプレートの選択」が表示されます。

    この選択機能を使用して、キャンバスが空白のキャンペーンを作成したり、使用可能なテンプレートの1つを適用したキャンペーンを作成できます。組織が独自にテンプレートを作成することもできますが、Oracle Eloquaにはいくつかのベスト・プラクティス・テンプレートがデフォルトで用意されています。特定の業界用のOracle Eloquaを購入した場合は、業界固有の他のテンプレートを使用できることもあります。

    このチュートリアルでは、空白のキャンペーンを使用します。

  3. 「空白のキャンペーン」をクリックして、「選択」をクリックします。

    キャンペーン・キャンバスが表示されます。これは、次の領域で構成されています。

    1

    キャンペーンの名前と状態

    後で、キャンペーンにわかりやすい名前を付ける方法を説明します。状態は、キャンペーンが「ドラフト」、「アクティブ」、「完了」または「スケジュール済」のいずれであるかを示します。

    2

    メニュー・バー

    メニュー・オプションはユーザーの権限に応じて変わります。ただし、通常、「ファイル」メニューには、キャンペーンを処理(作成、保存、削除など)するためのオプションが用意されています。「処理」メニューには、要素のコピーとペースト、キャンペーンのアクティブ化などのオプションが用意されています。「オプション」メニューには、キャンペーン設定、フィールドおよび権限に関するオプションが用意されています。

    少し時間を割いてメニューを調査してください。このチュートリアルでは、これらのメニューのいくつかを使用します。

    3

    キャンペーン要素

    複数ステップ・キャンペーンは様々な要素で構成されており、これらの要素を使用してキャンペーンを作成できます。要素は次のカテゴリに分類されます。

    • オーディエンス - キャンペーンの対象者
    • アセット - キャンペーンに付随するキャンペーン・アセット
    • 決定 - キャンペーン・フローで次に何をするかについての意思決定
    • 処理 - 決定またはキャンペーン・フローに基づいて実行する処理

    矢印をクリックすると、使用可能なすべての要素が表示されます。

    4

    キャンペーン・キャンバス

    キャンペーン・キャンバスは、キャンペーンの要素を追加する場所です。後で、いくつかの要素を追加し、それらを接続することによって、キャンペーン・ワークフローを作成します。

    5

    キャンペーン設定とクラウド・アプリケーション

    これらのタブを使用すると、キャンペーン設定およびOracle Marketing AppCloudアプリケーションにすばやくアクセスできます。組織は、これらのアプリケーションを通じて外部システムをキャンペーンに統合できます。たとえば、WebExアプリケーションを使用すると、WebExイベントをキャンバスに直接統合し、イベント・アクティビティに基づいて処理を実行できます。アプリケーションの詳細を参照してください

以上です。キャンペーン・キャンバスの紹介は終了です。次に、キャンペーンに要素を追加します。

次のステップ

ステップ3: キャンペーン・キャンバスへの要素の追加