ステップ2: フォーム処理ステップの構成
フォームをまとめたら、フォーム処理ステップの構成に進みます。フォーム処理ステップを使用すると、コンタクトがフォームを提出した後に実行する必要がある処理(コンタクト・レコードやカスタム・データ・オブジェクトの更新など)、および提出の結果として実行する処理(提出者へのEメールの送信やキャンペーンへの提出者の追加など)を構成できます。
このフォームでは、フォーム処理ステップを使用して次のことを行います。
- フォーム・データを使用してコンタクト・レコードを更新する
- フォーム提出者にEメールを送信する
- フォーム提出者を新しいページにリダイレクトする
使用可能なフォーム処理ステップの詳細を参照してください。
フォーム処理ステップを構成する手順は、次のとおりです。
- 作成済のフォームをオープンします。
- 「処理」をクリックして、フォーム処理ステップを表示します。
ここには、フォームのすべての処理ステップが表示されます。
-
をクリックして、フォームのEメール・アドレス・フィールドが正しいコンタクト・フィールドにマップされていることを確認します。
処理ステップの追加を開始する前に、フォーム提出者がOracle Eloquaで正しく識別されるようにする必要があります。通常、コンタクトの識別にはEメール・アドレスが使用されます。このフォームではEメール・アドレス・フィールドが1つのみであるため、このフィールドがコンタクトの照合に自動的に使用されます。ただし、フォームに複数のEメール・アドレス(Eメール・アドレス、確認用Eメール・アドレスなど)が含まれている場合は、正しいフォーム・フィールドをコンタクト・フィールドに手動でマップする必要があります。
-
をクリックして、次のステップを追加します。
コンタクトの更新 - フォーム・データを使用
フォームの情報を使用してコンタクト、アカウントまたはカスタム・データ・オブジェクト・レコードを更新できます。どのような場合に情報を更新するかも指定できます。 提出者にEメールを送信
訪問者がフォームを提出した後にEメールを送信できます。常に同じEメールを送信することも、ピックリストまたはフォーム・フィールドの値に基づいて特定のEメールを送信することもできます。このステップを構成するには、少なくとも1つのEメールが必要です。 Webページへのリダイレクト
コンタクトがフォームを提出した後に、コンタクトを新しいページにリダイレクトできます。ユーザーを常に同じランディング・ページにリダイレクトすることも、ピックリストまたはフォーム・フィールドの値に基づいて特定のランディング・ページにリダイレクトすることもできます。このステップを構成するには、少なくとも1つのランディング・ページが必要です。 - 「コンタクトの更新 - フォーム・データを使用」ステップをクリックします。「Job Role」をダブルクリックして、「ターゲット・フィールド」ドロップダウンから「ジョブ・ロール」を選択します。
それぞれのコンタクト・フィールドには、新規データで既存のデータを上書きする条件を決める更新ロジックがあります。フォームの提出によって得られた新しい値でOracle Eloquaにすでに保存されている古い値を上書きするかどうかは、管理者が決定します。これにより、最も信頼できるデータのみがデータベースに存在することが確実になります。「更新タイプ」フィールドをそのままにして、管理者によるデフォルト設定を使用します。
画面の下部で、このフォーム処理ステップは常に実行されるように構成されていることを確認します。
- 「提出者にEメールを送信」処理ステップをクリックします。このステップでは、提出者にEメールを自動的に送信できます。この例では、作成済のEメールを選択して、トライアル・ソフトウェアをダウンロードするためのリンクを送信します。
-
をクリックして、チューザからEメールを選択します。その他の設定は変更せず、フォームの提出があったときに常にEメールが送信されるようにします。同じ受信者にEメールを再送信することはできません。このフォーム処理ステップの設定の詳細を参照してください。
- 「Webページへのリダイレクト」処理ステップをクリックします。この処理ステップでは、フォームの提出を確認する新しいWebページに提出者を誘導します。この例では、既存のランディング・ページを使用します。ただし、外部Webページにリダイレクトすることもできます。
-
をクリックして、チューザからランディング・ページを選択します。その他の設定は変更せず、常にランディング・ページにリダイレクトされるようにします。このフォーム処理ステップの設定の詳細を参照してください。
- フォームを保存し、設計ビューに戻ります。
最後に、HTML名を追加します。これは、フォーム名を表すわかりやすい名前であり、このフォームを使用するランディング・ページのアップロード時に参照されます。このチュートリアルの次のパートでランディング・ページを作成する際に使用することになります。
Oracle Eloquaでは、フォームのHTML名が自動的に生成されます。その名前をそのまま使用してもかまいませんが、このキャンペーンでは、フォームの目的をより反映した新しい名前を作成します。
注意: この名前にスペースを含めることはできません。入力を止めると、選択した名前の妥当性および可用性が自動的に確認されます。
- 「一般設定」
で、「HTML名」フィールドにTrialDownloadSignupと入力し、この名前が使用可能かどうかを確認します。
ヒント: 「無効なフォームHTML名」というテキストが表示された場合は、入力したHTML名が別のフォームで使用されていないかどうかを確認してください。
次に、フォームの失敗ページを設定します。これは、フィールド・レベルのエラーをトリガーできない場合にフォーム提出者がリダイレクトされるページです。
- 「検証失敗ページ」の横にある
をクリックして、デフォルト検証結果を選択します。
インストールには、この目的のために選択できるデフォルトの失敗ページが付属しています。このページが表示される可能性は低くなりますが、二次的なセーフティ・ネットとして用意されています。
これで、Oracle Eloquaでの最初のフォームの作成が終了しました。これを歓迎キャンペーンで使用するには、ランディング・ページに組み込む必要があります。次に、ランディング・ページを作成します。