セキュアなマイクロサイトおよびブランド・ドメイン用のSSL証明書の登録

セキュアなマイクロサイト、保護されたブランド・アプリケーション・ドメインおよび保護されたブランド・イメージ・ドメインはすべてSecure Sockets Layer (SSL)を使用して、訪問者のWebブラウザとWebサーバーの間で渡されるデータを暗号化します。通常、ブラウザとWebサーバーの間で送信されるデータはプレーン・テキストで送信されます。SSLでは、第三者が傍受できないようにデータが暗号化されます。

マイクロサイトを保護し、ブランド・アプリケーション・ドメインおよびブランド・イメージ・ドメインを保護するには、新しいSSL証明書をEloquaに登録する必要があります。会社が所有する既存のSSL証明書を再使用することはできません。

  • セキュアなマイクロサイトおよびブランド・アプリケーション・ドメインの両方に同じSANまたはワイルドカード証明書を使用できます。
  • ブランド・イメージ・ドメインには個別の証明書が必要です。

重要: SSL証明書を購入する前に、まず、この項で説明しているプロセスに従う必要があります。

タスク

この項のタスクを使用して、次のSSL証明書を作成します。

セキュアなマイクロサイトおよびブランド・アプリケーション・ドメイン用のSSL証明書を作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「アセット」 黒い鉛筆で示される「アセット」アイコンのイメージです。 > 「Webサイト設定」の順にナビゲートして、「マイクロサイト」をクリックして「マイクロサイト設定」ページを表示します。

  2. 「SSL証明書の管理」をクリックします。

    重要: 「SSL証明書の管理」ボタンは、すべてのお客様が使用できるようになりました。セキュアなマイクロサイト・モジュールが有効になっていない場合は、My Oracle Supportにログインしてサービス・リクエストを作成してください。

    「SSL証明書の管理」ページが表示されます。

    Eloquaの「SSL証明書の管理」ページが示されているスクリーンショットです。このページの「新規証明書の登録」ボタンを使用すると、新しい証明書の詳細を入力するためのフォームがオープンします。

  3. 「新規証明書の登録」をクリックします。

  4. フォームに次のように入力します。

    • 組織詳細: 登録組織の正式な名前および住所を指定します。

    • 管理者コンタクト詳細: SSL証明書に対して責任がある個人のコンタクト情報を指定します。

    • 証明書タイプ: 証明書タイプを選択します。
      • ワイルドカード証明書を使用すると、単一の証明書を使用して、特定のドメインに対して無制限のサブドメインを保護できます。たとえば、example.comに発行されたワイルドカード・ドメインでは、welcome.example.com、sales.example.com、adventures.example.comなどが保護されます。
      • EV (拡張検証) SSL証明書では、単一のドメインが保護されますが、最新のブラウザでは緑のアドレス・バー・インジケータも示され、サイト所有者の認証済会社名が表示され、ノートン・セキュアド・シールも組み込まれます。
      • SAN (サブジェクト代替名)証明書では、プライマリ・ドメインが保護され、証明書のサブジェクト代替名フィールドに追加ドメインが追加されます。たとえば、https://knowledge.digicert.com/solution/SO9440.htmlなどです。

        重要: この機能は、すべてのお客様が使用できるようになりました。セキュアなマイクロサイト・モジュールが有効になっていない場合は、My Oracle Supportにログインしてサービス・リクエストを作成してください。

    • 証明書のドメインおよびURL: 証明書に使用するドメインおよびURLを入力します。たとえば、subdomainexample.example.comです。

  5. 「CSRの生成」をクリックして、.csrファイル(証明書署名要求)を作成します。SSL証明書を購入するために認証局にCSRを送ります。

    注意: BASE64でエンコードされたX.509証明書を要求します。ファイルの拡張子は.cerまたは.crtで、Begin CertificateおよびEnd Certificateが含まれている必要があります。このプロセスで支援が必要な場合は、IT部門に問い合せてください。

  6. 証明書(CER)ファイルをアップロードします。

    1. 「アセット」 黒い鉛筆で示される「アセット」アイコンのイメージです。 > 「Webサイト設定」の順にナビゲートして、「マイクロサイト」をクリックして「マイクロサイト設定」ページを表示します。
    2. 保留中の証明書を検索します。
    3. をクリックして、CERファイルをアップロードします。
  7. SSL証明書をアップロードしたら、My Oracle Supportでサポート・リクエストを作成して、証明書のインストールを要求します。ITチームが生成したCERファイルを添付します。インスタンス名およびドメイン名を指定します。サポートは、正常にインストールされたことを確認するためにサービス・リクエストを更新します。

次に、SSL証明書の様々なステータスの説明を示します。

  • 保留中: 証明書署名要求(CSR)が生成されました(ステップ5)。
  • 進行中: SSL証明書がアップロードされました(ステップ6)。
  • アクティブ: SSL証明書が正常にインストールされました(ステップ7の結果)。

ブランド・イメージ・ドメインを保護する手順は、次のとおりです。

  1. My Oracle Supportからサービス・リクエスト(SR)を提出します。Oracle Supportが、CSRの生成をサポートし、お客様から提供された証明書をインストールします。

関連項目

セキュアなマイクロサイトおよびブランド・ドメイン用のSSL証明書の更新

セキュアなマイクロサイト

ブランド・アプリケーションおよびイメージ・ドメインの保護

マイクロサイト

ナレッジ・ベース: マイクロサイト: SSL証明書をインストールしてセキュアなマイクロサイトを作成する方法

ナレッジ・ベース: セキュアなマイクロサイトまたはSSLマイクロサイトのCNAMEレコード