Metaタグ付けルールの作成

Oracle Eloquaは、Webサイトのメタデータから情報を抽出することで、ページ・タグを自動的に生成できます。メタデータは、<meta>タグに含まれています。このデータは、Webサイトへの訪問者には見えませんが、ブラウザ、検索エンジンまたは他のWebサービスが使用できます。

Oracle Eloquaは、メタデータを使用してページ・タグを生成できます。メタデータが抽出され、ページがタグ付けされたら、タグを使用して、訪問者アクティビティを簡易参照、トラッキングまたはレポートすることができます。ページ・タグの使用方法の詳細を参照してください。

Oracle Eloquaは、http-equivまたはname属性を含む<meta>タグからメタデータを抽出できます。次に、Webページからのメタデータの例を示します。

<head>
  <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8">
  <meta name="keywords" content="marketing automation, demand generation">
  <meta name="custom" content="pricing, high value content, Enterprise Edition">
  <meta name="downloads" content="whitepaper, eBook, knowledgebase article">
  <title>Marketing Automation: Increasing Customer Involvement</title>
</head>

このメタデータをすべて抽出するように構成されている場合、Oracle Eloquaは次のページ・タグを生成し、このページにそれらをタグ付けします。

text/html, charset=utf-8, marketing automation, demand generation, pricing, high value content, Enterprise Edition, whitepaper, eBook, knowledgebase article

前提作業:

  • Metaタグ付けルールは、組織のサイト・マップに依存します。サイト・マップは、組織のランディング・ページおよび1回以上訪問されたトラッキングされているページの階層です。サイト・マップ内のページのみをページ・タグでタグ付けできます。
  • Metaタグ付けルールは毎日実行されます。ただし、ページがページ・タグに追加または削除される時期は、サイト・マップの更新スケジュールによって異なります。サイト・マップ更新のスケジューリングの詳細を参照してください。

Metaタグ付けルールを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「アセット」 黒い鉛筆で示される「アセット」アイコンのイメージです。 > 「Webサイト設定」にナビゲートし、「ページ・タグ付け」をクリックします。
  2. 「ページ・タグ付け」をクリックし、「新規Metaタグ付けルール」をクリックします。
  3. Metaタグ付けルールにわかりやすい名前を付け、生成されたページ・タグのフォルダを選択します。
  4. ルールの「ベースURL」を指定します。Oracle Eloquaはこのレベル以下のページを読み取ります。
  5. 「選択したフォルダからタグ・ページへのレベル・ダウン」フィールドで、このMetaタグ付けルールを適用するベースURLのレベル数を指定します。デフォルトは1で、Metaタグ付けはルート・レベルおよびその次のレベルで発生します。
    • レベル数を変更するには、「レベル・ダウンの数の定義」を選択し、レベル数を入力します。
    • ベースURLのすべての下位レベルをタグ付けするには、「すべてのレベル・ダウンのタグ付け」を選択します。
  6. 抽出するメタデータ・タグを指定します。
    • HTMLコードにキーワード・メタデータ(<meta name="keywords" content="keyword 1,keyword 2">)が含まれている場合は、「標準」を選択します。Oracle Eloquaは、対応するcontent属性からすべてのキーワードを抽出します。
    • 他のメタデータから抽出する場合は、「カスタム」チェック・ボックスを選択し、name属性またはhttp-equiv属性の値を入力します。Oracle Eloquaは、対応するcontent属性から値を抽出します。属性値が複数ある場合はカンマで区切ります。

    たとえば、このメタデータ<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8">からページ・タグを抽出するには、content-typeを指定します。このメタデータ<meta name="custom" content="pricing, high value content, Enterprise Edition">から抽出するには、customを指定します。

    注意: Oracle Eloquaは、nameまたはhttp-equiv属性を含む<meta>タグからのみ抽出します。

  7. 「ツリー・ビューの表示」を選択して、Webページのリストを表示します。

    表示されるページは、選択したレベル数および現在のサイト・マップに基づいて決定されます。

    注意: サイト・マップには、サイト・マップが最後に生成されたとき以降に訪問されたページのみが含まれています。ページがサイト・マップに表示されない場合は、サイト・マップのトラブルシューティングを確認してください

  8. 「Metaタグの抽出」をクリックし、プロンプトが表示されたら「OK」をクリックします。

    抽出された値が表示されます。

  9. 「保存」をクリックして、Metaタグ付けルールを保存します。

Metaタグ付けルールの手動実行

Metaタグ付けルールは毎日実行されます。ただし、ページがページ・タグに追加または削除される時期は、サイト・マップの更新スケジュールによって異なります。サイト・マップ更新のスケジューリングの詳細を参照してください。

ルールを手動で実行することもできます。

ルールを手動で実行する手順は、次のとおりです。

  1. 「アセット」 黒い鉛筆で示される「アセット」アイコンのイメージです。 > 「Webサイト設定」にナビゲートし、「ページ・タグ付け」をクリックします。
  2. 「ページ・タグ付け」 > Metaタグ付けルールの管理をクリックします。
  3. 実行するルールを検索し、「自動Metaタグ付けルールの実行」をクリックします。

関連項目

自動Metaタグ付けルールの管理

ページ・タグ付け