EメールCampaign Designer - 追加設定

重要: この情報はEメールCampaign Designerに適用されます。このCampaign Designerは、19C以降の新しいアカウント、およびControlled Availabilityの下で既存のアカウントに対して使用可能です。既存のアカウントでこの機能にアクセスするには、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。Campaign Designerがアカウントにロールアウトされていない場合は、Eメール・キャンペーン・ワークブックの使用を参照してください。

EメールCampaign Designerと古いEメール・キャンペーン・ワークブックの相違点を確認するには、 EメールCampaign Designerの変更点を参照してください。新しいCampaign Designerのデザインについては、EメールCampaign Designerのデザインの概要を参照してください。

Campaign Designerの「追加設定」パネルを使用してキャンペーン関連オプションを設定します。「表示」アイコンのイメージですをクリックして「追加設定」パネルを展開します。パネルでの変更を破棄するには、「取消」をクリックします。変更を保存するには、「保存」をクリックします。

次のオプションを構成できます。

キャンペーン設定およびトラッキング

キャンペーンのバックグラウンドの設定およびトラッキングをいくつか指定します。

受信者ロケール

重要: このオプションを使用できるのは、アカウントに対してこの機能が使用可能になっている場合のみです。

ロケールでは、ユーザーの言語、国、およびユーザーに対して表示されるその他の設定(日付、時間および通貨の形式など)を定義します。メッセージのフッターおよび様々なレスポンス・ページ(オプトアウト確認メッセージなど)では受信者ロケールが使用され、メッセージ・テキストでは受信者ロケールと同じキャラクタ・セットが使用されます。使用可能な受信者ロケールは、「アカウント管理」ページでアカウント管理者によって設定されます。

外部キャンペーン・コード

このコードは、Oracle Responsysキャンペーンを、Web分析やCRMシステムなど、別のシステムのキャンペーンと関連付けるのに使用されます。

UTF-8エンコーディング

UTF-8エンコーディングを使用すると、キャンペーンに使用されるキャラクタ・セットを正しく表示することができます。これは、複数のキャラクタ・セットの文字が含まれる可能性があるメッセージに対して使用します。たとえば、ロシア語のロケールに向けたキャンペーンにはwindows-1251キャラクタ・セットとkoi8-rキャラクタ・セットを含めることができます。

携帯キャンペーン

携帯は日本ローカルのEメール・フォーマットで、フィーチャー・フォンで幅広く使用されています。携帯キャンペーンではイメージを添付ファイルではなくインラインで送信し、メッセージ本文にHTMLのサブセットを使用します。

アクセシビリティの警告

アクセシビリティの警告は、視覚障害のある受信者がスクリーン・リーダーを使用してコンテンツを読み取ることができるようなEメール・メッセージを作成する場合に便利です。キャンペーンの検証時に警告を表示するには、このオプションを選択します。スクリーン・リーダーで使用される次のタグが定義されていない場合、検証ダイアログに警告が表示されます。

  • イメージの<alt>タグの欠如: スクリーン・リーダーでは、イメージを説明するために、これらのタグが使用されます。
  • 表の<data>ラベルの欠如: これらのラベルは、表がデータであるかレイアウトであるかを示したり、スクリーン・リーダーがコンテンツをどのように解釈する必要があるかを指示します。
  • 言語属性の欠落: これらの属性は、スクリーン・リーダーに対してページの言語を示します。

クロスサイト・スクリプティング

XSS攻撃はユーザーに悪意のあるコードを送信します。このコードはCookieやセッション・トークンなど、そのブラウザに保持されている機密情報にアクセスすることができます。たとえば、ユーザーの知らないうちにお客様のWebサイトから悪意のあるWebページにリダイレクトできます。XSS攻撃を防止するには、「悪意のあるクロスサイト・スクリプティング(XSS)の防止」チェックボックスを選択します。

トラッキング

開封トラッキング・ピクセルをEメールの最上部または最下部に配置するかどうかを選択します。必要に応じて次のオプションから選択できます。

  • HTMLメールの開封数のトラッキング: HTMLメールの開封数をトラッキングするために、Oracle Responsysでは、開封トラッキング・ピクセルに加えて、Oracle Responsysディスプレイ・ピクセルとOracle ID Graphピクセルがメッセージの最上部または最下部に配置されます。一部のモバイル・デバイスでは、メッセージが長すぎるとメッセージ・コンテンツが切り捨てられます。このような場合、ピクセルが最下部に配置されていると、トラッキングされたイベントが登録されません。デフォルトでは、トラッキング・ピクセルは最上部に配置されます。ピクセルを最下部に配置するには、開封トラッキング・ピクセルをEメールの最下部に配置するを選択します。
  • コンバージョン数のトラッキング: リンク・トラッキングがキャンペーンで使用可能となっている場合にのみ適用されます。リンク・トラッキングの有効化については、「リンク・トラッキングおよび外部トラッキングの設定」をご覧ください。このオプションを選択すると、受信者がEメールのリンクをクリックして特定のWebページ(「コンバージョン確認ページ」という)まで達した場合に、コンバージョン数をレコードします。コンバージョン確認ページには、「キャンペーンURL」ページで使用可能なコンバージョン・トラッキングURLのいずれかを含める必要があります。

    ヒント: 「キャンペーンURL」ページを開くには、サイド・ナビゲーション・バーのをクリックして、キャンペーン名の横にある下矢印をクリックし、「キャンペーンURL」を選択します。

パフォーマンス・レポート

パフォーマンス・レポートのセグメンテーション・スキームは5つまでトラッキングできます。「リストとデータの管理」ページを使用して作成されたセグメント・グループのみ選択できます。セグメント・グループは、5つまでキャンペーンに割り当てることができます。キャンペーンの開始時に、Oracle Responsysは、セグメント・グループごとに受信者を相互に排他的なセグメントに分類します。これにより、Insightでマルチセグメント・パフォーマンス標準レポートまたはカスタム・レポートを使用して、キャンペーンのパフォーマンスを分析することができます。パフォーマンス・レポートの2つのオプションのいずれかを選択します。

  • 単一のセグメンテーション・スキームのパフォーマンスをトラッキング
  • 複数セグメンテーション・スキームのパフォーマンスをトラッキング(最大5件)

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フッター

次のいずれかのフッター・オプションを選択します。

  • アカウント設定選択を使用: 「アカウント管理」ページの「Eメール・フッター」セクションで、アカウント管理者がアカウントのフッターを選択します。アカウントに対して選択されたフッターをプレビューするには、フッターの横にあるをクリックします。
  • フッターの選択: コンテンツ・ライブラリからHTMLまたはテキスト・ドキュメントを使用するには、「選択」をクリックし、任意のファイルを選択します
  • フッターなし: フッターを使用しない場合はこのオプションを選択します。

    重要: フッター内に配信停止リンクを含める必要があります。フッターを使用しない場合は、メッセージ内に配信停止リンクを含める必要があります。

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添付ファイル

「添付ファイル」セクションには既存の添付ファイルが表示され、このセクションで添付ファイルを追加できます。次のタイプのコンテンツ・ライブラリ・ファイルを10個まで添付できます。

  • HTML
  • GIF
  • JPG
  • PDF
  • PNG
  • SWF
  • TXT
  • ZIP

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カスタムXヘッダー

Xヘッダーを使用すると、メッセージにトラッキング情報を追加することができます。Xヘッダーは、認証サービスから受信箱モニタリング・サービスまで、様々な状況で必要となることがあります。Xヘッダーは、Eメールの送信元と返信先ヘッダーに似ていますが、自分のニーズに合わせてカスタマイズします。たとえば、キャンペーン名を含めることができます。

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オートクローズ

キャンペーンのクローズ時期について、次のオプションから構成および選択します。

  • オートクローズなし: キャンペーンは、手作業でクローズするまで無期限に実施されます。
  • 開始後にオートクローズ: 開始後、指定の日数が経過すると自動的にキャンペーンをクローズします。
  • 最後のレスポンス後にオートクローズ: 受信者からレスポンスが来なくなってから指定の日数が経過すると自動的にキャンペーンをクローズします。
  • オートクローズ日: 指定日にキャンペーンをクローズします。
  • クローズ済キャンペーンのリダイレクト先: クローズしたキャンペーンのメッセージのリンクをクリックした受信者をリダイレクトします。リダイレクトURL、または$prefilledform()$,などのビルトイン関数を指定して、別のキャンペーンまたはフォームを表示できます。

    注意: デフォルトでは、受信者がクローズしたキャンペーンのメッセージのリンクをクリックすると、Oracle Responsysは「レスポンスの受付は終了しています」というメッセージを表示します。

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配信停止

次の配信停止オプションから構成および選択します。

  • メッセージにオプトアウト・リンクは配置しない: このオプションを選択する場合は、別のオプトアウト・メカニズム(通常はメッセージ本文内のリンク)を自分で用意する必要があります。
  • オプトアウトを標準シングル・クリック配信即停止アクションにリンクします。: 受信者のEメール・アドレスは表に保存されます。この表を、将来のキャンペーンの抑制リストとして使用してください。

    注意: 別の表を選択すると、その変更はただちに実行されます。このため、実施中のキャンペーンを編集すると、変更前に届いたオプトアウト・リクエストは元の表に残り、変更後に届いたオプトアウト・リクエストは新しく選択した表に保存されます。

  • 次のフォームにオプトアウトをリンク: 受信者がオプトアウト・ボタンをクリックすると、選択したフォームが開きます。受信者には、パーソナライズした事前入力バージョンのフォームが表示されます。通常、このフォームは受信者に適したオプトイン/オプトアウトの選択肢セットを提供し、受信者のプリファレンスと将来のキャンペーンの一致性が高まります。

    注意: 複数のキャンペーンが、配信停止の処理用に同じフォローアップ・キャンペーンにリンクしている場合、Oracle Responsysでは特定のオプトアウト・リクエストの元となるキャンペーンがどれか判断できません。

  • 配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入 : Eメール・ヘッダーに配信停止ボタンを追加します。配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入すると、迷惑メール数が減り、対応しているISP Eメール・クライアントのデリバラビリティが向上します。

    注意: ある受信者がリストにない受信者にEメールを自動送信し、その2番目の受信者が配信停止ボタンをクリックした場合、元の受信者は配信停止されます。

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通知

通知について次を入力します。

  • 進捗通知先: 進捗通知を受信するEメール・アドレスを(カンマ区切りで)入力し、送信する通知のタイプを選択します。スキップされたメッセージまたは送信されたメッセージ、あるいはその両方について通知を送信できます。ライブ開始については、開始のスタートまたは空の開始、あるいはその両方について通知を送信することもできます。

    スキップ済メッセージの場合は、指定された割合のメッセージがスキップされたときに通知が送信されます。

    送信済メッセージの場合は、指定した割合のメッセージが送信された後、または開始が完了したときに通知を送信できます。

  • 失敗通知先: なんらかの理由で開始に失敗した場合にEメール通知を受信するEメール・アドレスを(カンマ区切りで)入力します。

    Eメール通知には、キャンペーンおよびプログラムの特定情報と、エラーを示す情報が含まれています。

  • 開始スキップ済通知先: なんらかの理由で予定された開始がスキップされた場合にEメール通知を受信するEメール・アドレスを(カンマ区切りで)入力します。

    Eメール通知には、キャンペーンおよびプログラムの特定情報と、エラーを示す情報が含まれています。

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スロットル

スロットルでは、大量送信によるレスポンスの遅れを防ぐために、Eメール送信の速度をコントロールします。次のスロットル・オプションを構成できます。

  • 開始数の制限: 特定のレコード数を開始します。
  • 開始レートの制限: 1時間当たりに特定のレコード数を送信します。

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組織アクセス管理

重要: この機能を使用できるのは、アカウントに対してこの機能が使用可能になっている場合のみです。

このセクションでは、組織でキャンペーンを表示できるユーザーを定義できます。組織アクセス管理の詳細を参照してください。

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受信者のHTML対応状況が不明な場合に実行するアクションの指定

重要: この機能を使用できるのは、アカウントに対してこの機能が使用可能になっている場合のみです。

通常、HTMLに対応しているか不明な受信者は、マルチパート(MIME)メッセージを受け取ります。MIMEでは、1つのEメールでメッセージのHTMLとテキスト部分を両方送付します。これを受け取ったEメール・ソフトウェアは、HTMLバージョンとテキスト・バージョンのうち、どちらか適切なバージョンを表示します。Eメール・ソフトウェアがMIME形式Eメールを処理できない場合が、まれにあります。その場合は、Eメールがテキストとして表示されるように選択できます。このオプションを選択する場合は、以下に留意してください。

  • コンタクト・リストに「Eメール機能」フィールドがあることが必要です。このフィールドに値がない場合、Oracle Responsysは、受信者がHTML形式のEメールを読めるかどうか不明だと見なします。その結果、受信者が実際にはHTML形式のEメールに対応していても、プレーン・テキストのメッセージが表示されることになります。
  • Oracle Responsysは、受信者のHTML形式Eメール対応状況を自動的に検出できません。
  • メッセージのテキスト・バージョンを含める必要があります。そうしないと、Oracle ResponsysはHTML Eメールを送信します。

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関連項目