メッセージ・コンテンツでの作業

重要: この情報は、Eメール・メッセージ・デザイナに適用されます。この機能へのアクセスについては、アカウント管理者に問い合せてください。

注意: 19Cリリースでは、Eメール・キャンペーン・ワークブックのインタフェースが更新され、EメールCampaign Designerと呼ばれるようになりました。Campaign Designerとは異なり、メッセージ・デザイナのインタフェースに加えられた主要な変更はありません。Campaign Designerは、19C以降のすべての新しいアカウント、およびControlled Availabilityの下で既存のアカウントに対して使用可能です。既存のアカウントでこの機能にアクセスするには、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。この変更点の詳細は、 EメールCampaign Designerの変更点を参照してください。

メッセージ・デザイナを使用して、HTMLおよびテキスト・コンテンツをEメール・キャンペーンに追加できます。このトピックでは、次の項目について説明します。

ファイルからのメッセージの作成

Eメール・メッセージ・デザイナでは、Eメール・メッセージで簡単にテンプレートを使用できます。ただし、かわりにファイルを使用してEメールを構築することもできます。コンテンツ・ライブラリからのコンテンツやコンピュータからのファイルを使用することも、新しいドキュメントを一から作成することもできます。新しいドキュメントは、コンテンツ・ライブラリに追加されます。

Eメール・メッセージ・デザイナは、次のファイル・タイプをサポートしています。

  • HTML
  • TXT
  • JPG
  • GIF
  • PNG
  • BMP
  • PDF
  • SWF

ファイル・サイズは1,000KBを超えることはできません。より大きいファイルを使用するには、My Oracle Supportにログインし、サービス・リクエストを作成してください。

注意: 次の手順では、リッチ・テキスト・エディタが使用不可であることを前提としています。リッチ・テキスト・エディタ設定の詳細を参照してください。

ファイルからEメール・メッセージを作成するには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーで「キャンペーン」をクリックし、「キャンペーンの管理」を選択します。

    「キャンペーンの管理」ページが開きます。

  2. 「キャンペーンの作成」をクリックします。
  3. 「キャンペーンの作成」ダイアログで、「Eメール」を選択します。
  4. Eメール・キャンペーンに関する基本情報を指定します。「完了」をクリックします。
  5. ファイルから作成タブをクリックします。

    ファイルから作成タブを示すイメージです

  6. メッセージ・コンテンツの作成方法を選択します。

    コンテンツ・ライブラリまたはコンピュータからファイルを選択できます。一からファイルを作成するには、「新しいドキュメントの作成」をクリックします。新しいドキュメントは、コンテンツ・ライブラリに追加されます

メッセージのプレーン・テキスト・コンテンツ

Eメール・メッセージ・デザイナでは、プレーン・テキストのEメール・メッセージをパーソナライズしたり、HTMLベースのキャンペーンへのリンクを記載したり、クリックスルー・コンバージョン・トラッキングをサポートできます。プレーン・テキスト・バージョンのEメール・キャンペーンを作成するには、コンテンツ・ライブラリまたはコンピュータからの既存のテキスト・ファイルを使用できます。HTMLメッセージ・コンテンツから自動的に作成することもできます。

プレーン・テキスト・メッセージを作成するには:

  1. メッセージ・デザイナでEメールを開いた状態で、「HTML」タブの横にある+をクリックします。

    プレーン・テキストを作成するためにクリックする場所をハイライトしているイメージです

  2. プレーン・テキスト・メッセージ・コンテンツの作成方法を選択します。

    コンテンツ・ライブラリまたはコンピュータからファイルを選択できます。プレーン・テキスト・メッセージを自動生成するには、「HTMLから自動生成」をクリックします。新しいドキュメントは、コンテンツ・ライブラリに追加されます。

プレーン・テキスト・メッセージを作成した後、タブを使用してHTMLとテキストのバージョンを切り替えることができます。

Eメール・メッセージの「HTML」タブと「テキスト」タブをハイライトしているイメージです

HTMLソース・コードの編集

注意: 次の手順では、リッチ・テキスト・エディタが使用不可であることを前提としています。リッチ・テキスト・エディタ設定の詳細を参照してください。

Eメール・メッセージ・デザイナを使用して、EメールのHTMLソース・コードとライブ・ビューを並列させて表示できます。

HTMLの編集を並列表示しているアニメーションです

Eメール・メッセージのパーソナライズ

Eメールの件名またはメッセージはパーソナライズ・トークンを使用してパーソナライズできます。パーソナライズ・トークンとは、加入者に固有の値を使用してEメールに動的に値を挿入する必要がある一連の列のことです。例として、加入者の姓名、会員ステータス、顧客番号またはアカウントのプロファイル・リストに対応するすべての値をあげることができます。PET、サプリメンタル表、セグメント・グループまたはダイナミック変数内の列からのデータをパーソナライズ・トークンに使用することもできます。

ダイナミック・コンテンツを使用して、キャンペーンをさらにパーソナライズできます。ダイナミック・コンテンツでの作業 の詳細を参照してください。

パーソナライズ・トークンを追加するには:

  1. Eメール・メッセージ・デザイナでEメールを開いた状態で、オプションを選択します。
    • Eメール・メッセージの本文をパーソナライズするには、パーソナライズするコンテンツをクリックします。「編集」「編集」アイコンのイメージですをクリックします。

      「編集」ボタンをハイライトしているイメージです

    • 件名をパーソナライズするには、「件名の編集」をクリックします。
  2. パーソナライズ・トークンを配置する場所にカーソルを置き、「パーソナライズ・トークンの挿入」をクリックします。
  3. 使用するリストを選択します。プロファイル・リストがキャンペーンに割り当てられていない場合は、Oracle Responsysにより、プロファイル・リストを選択するよう指示があります。プロファイル・リストを選択した後、パーソナライズ・トークンをリスト列に基づいて作成できます。
  4. リストから列を特定して、その列を右ペインにドラッグします。

    パーソナライズの追加を示しているアニメーションです

    ヒント: 列がリストに表示されていない場合は、「列の追加」をクリックします。データ・ソースを追加するには、「表の追加」をクリックします。列およびデータ・ソースの追加の詳細は、「Eメール・メッセージ・デザイナ - データ・ソースでの作業」を参照してください。

  5. (オプション)「スタイル」ドロップダウン・リストから書式設定スタイルを選択します。
  6. OK」をクリックします。

メッセージ・ヘッダーでの作業

メッセージ・ヘッダーには、From名、Fromアドレス、返信先アドレス、およびBCCアドレス(アカウントに定義してある場合)が含まれます。

From名とFromアドレスは、キャンバス上部に表示されます。返信先およびBCCアドレスを表示するには、ヘッダー・セクションをポイントします。

ヘッダーを編集するには:

  1. Eメール・メッセージ・デザイナでEメールを開いた状態で、「追加」→「ヘッダーの管理」をクリックします。

次のヘッダー・フィールドを構成できます。

  • From名
    デフォルトで、これはアカウント管理者がすべてのキャンペーンに定義した送信者名です。これは任意の名前に変更でき、このパーソナライズにはResponsysパーソナライズ言語(RPL)を使用できます。RPLの詳細を参照してください
  • Fromアドレス
    バウンスしたメッセージが返されるEメール・アドレス。このリストには、すべてのアカウント・ユーザーのEメール・アドレスが表示されます。
  • 返信先
    手作業による返信の送信先Eメール・アドレス。アカウントの設定によって、どのような返信先アドレスでも入力できることがあります。そうでない場合は、すべてのアカウント・ユーザーのアドレスに選択が限られています。オプションは、アカウント管理者によって設定されます
  • BCC
    アカウントにBCCアドレスが定義されて有効になっている場合は、BCC送信先のEメール・アドレスを選択できます。BCCアドレスは、My Oracle Support (MOS)を介してサービス・リクエスト(SR)を送信すると、アカウント・レベルで管理されます

イメージの挿入

HTMLコンテンツ・コンポーネントを含むキャンペーン・メッセージにイメージを挿入できます。これは、Eメール・メッセージ、アプリ内メッセージ、リッチ・プッシュ・メッセージおよびメッセージ・センター・キャンペーンに適用されます。イメージは、コンテンツ・ライブラリまたはContent and Experience Cloudから挿入できます。

イメージを挿入するには:

  1. Eメール・メッセージ・デザイナで、イメージを追加するHTMLコンポーネントを選択します。
  2. 「編集」をクリックします。

    Eメール・メッセージ・デザイナを示すイメージです

  3. ツールバーの「イメージ」をクリックします。
  4. イメージのソースを選択します。

    1. コンテンツ・ライブラリまたは外部URLからイメージを挿入するには:

      1. 「コンテンツ・ライブラリ」をクリックします。
      2. イメージを挿入する方法を選択します。

        • 送信元コンテンツ・ライブラリ: Responsysイメージを参照するか、マシンからイメージをアップロードする場合に選択します。
        • URLの入力: 挿入するイメージのWebロケーションを入力する場合に選択します。
      3. 「選択」をクリックします。
    2. Content and Experience Cloudからイメージを挿入するには:

      1. 「Content and Experience Cloud」をクリックします。
      2. 表示されるモーダルにContent and Experience Cloudの資格証明を入力します。
      3. キャンペーン・タイプのイメージが表示されます。

        イメージが表示されない場合は、Oracle Content and Experience Cloud公開チャネルの構成を参照して、公開チャネルが正しく設定されていることを確認します。

  5. 該当する場合は、イメージの詳細を指定します。

    • タイトル・テキスト: イメージのタイトルを入力します。
    • 代替テキスト: イメージの代替テキストを入力します。これは、イメージが見つからないか表示されない場合に役立ちます。
    • : 高さを入力してイメージのサイズを変更します。
    • : 幅を入力してイメージのサイズを変更します。
    • リンクURL: イメージのWebロケーションを入力します。
  6. 「適用」をクリックします。

関連項目