キューブ・デザイナで、メンバー式の作成、計算スクリプトの作成、計算ジョブの実行を行うことができます。
キューブ・デザイナの式エディタで、特定のアウトライン・メンバーの式を記述できます。演算子、関数、ディメンション名、メンバー名、代替変数および数値定数からメンバー式を構築できます。
式エディタでは、式の編集ペインに式を入力できます。タブおよび矢印キーを使用して式エディタ内でフォーカスを移動できます。ポイントアンドクリック・アプローチを使用して、式の編集ペインで式コンポーネントを選択および挿入することもできます。メンバー選択ツリーは、適切なメンバー名を式に配置するのに役立ちます。
キューブ・デザイナの計算スクリプト・エディタで、特定のブロック・ストレージ・キューブに対して計算スクリプトを記述できます。計算スクリプトでは、キューブの計算方法が指定されます。それにより、アウトラインで定義されているキューブ集計はオーバーライドされます。
ブロック・ストレージ・データベース用の計算スクリプトの作成を参照してください。
計算スクリプト・エディタでは、計算スクリプト編集ペインにスクリプトを入力できます。[Tab]キーと矢印キーを使用して、計算スクリプト・エディタ内でフォーカスを移動できます。メンバー選択ツリーは、適切なメンバー名をスクリプトに配置するのに役立ちます。
注:
このオプションは、オンライン・モードで動作します。計算スクリプトでは、キューブの計算方法が指定されます。それにより、アウトラインで定義されているキューブ集計はオーバーライドされます。たとえば、キューブのサブセットを計算することや、メンバー間でデータ値をコピーすることができます。ブロック・ストレージ・データベース用の計算スクリプトの作成を参照してください。
キューブの開発中は、データと式を検証するときにキューブを何度も再計算することがよくあります。計算プロセスで使用される計算スクリプト・ファイルは、Essbaseに保管する必要があります。アプリケーション・ワークブックに「計算」ワークシートが含まれている場合、計算スクリプト・ファイルはキューブの構築プロセス中に自動的に生成されます。各計算スクリプト・ファイルは、Essbaseにアップロードすることもできます。ファイルおよびアーティファクトの操作を参照してください。