ドリル・スルー・レポートのテスト

ドリル・スルー・レポートをテストするには、Smart Viewを準備し、ドリル・スルー操作を実行し、出力をチェックして、期待した結果が得られなかった場合はプラットフォーム・ログをチェックします。

Smart Viewの準備

  1. 最新のSmart Viewバージョンをインストールします。
  2. キューブに接続します。
  3. セルのスタイルを有効にして、Smart Viewシートでドリル可能領域を表示します。
    1. Smart Viewリボンで、「オプション」をクリックします。
    2. 「フォーマット」で、「セル・スタイルの使用」が選択されていることを確認します。
    3. 「Essbase」メンバー・セルの順に展開します。メンバーのドリルスルーを選択してから右クリックし、スタイル(たとえば、青色の背景)を選択します。
    4. 「データ・セル」を展開します。「ドリルスルー」を選択してから右クリックし、同じスタイルを選択します。
      セルのスタイルが選択され、メンバーのドリルスルー(「Essbase」の下)および「ドリルスルー」(「データ・セル」の下)に青色の背景が定義されたSmart Viewの「オプション」ダイアログ・ボックスのイメージ。

データの外部ソースへのドリル・スルー

1つ以上のドリル可能セルからデータの外部ソースにドリル・スルーします。

  1. Smart Viewでキューブに接続します。
  2. ドリル・スルー・レポート定義で指定したドリル可能領域にドリルダウンします。

    ドリル可能セルは、Smart Viewの準備時に選択したセルのスタイルを使用して強調表示されます。

  3. 1つ以上のセルを選択して、Essbaseリボンの「ドリルスルー」をクリックします。

    次のイメージは、単一のセルからのドリル・スルーを示しています。複数のセルからドリル・スルーすることもできます。これらのセルは、1つ以上の範囲を含むことができます。それらは、連続的または非連続的であることも、階層内の異なる世代を含むこともできます。


    ドリル・スルーで(Colaの交差部にある)単一のセルが選択され、Essbaseリボンの「ドリルスルー」オプションが強調表示されたSmart Viewグリッドのイメージ。

  4. 結果を表示します。

    ドリル・スルーすると、新しいシートが開かれ、ドリル・スルー操作の結果が表示されます。結果は、ドリル・スルーした1つ以上のセルのコンテキストによって異なります。ドリル・スルーの仕組みを参照してください。


    単一セルのドリル・スルー操作の結果を示したスプレッドシートのイメージ。

ドリル・スルー・レポート出力およびプラットフォーム・ログのチェック

ドリル・スルー・レポート出力をチェックするには、ドリル・スルー操作を実行して結果を分析します。

期待した結果が表示されない場合は、「Essbaseサーバー・プラットフォーム・ログを使用したドリル・スルーのデバッグ」を確認してレポートをデバッグします。

注:

ドリル・スルー・レポートが失敗し、プラットフォーム・ログに'ERROR: relation <member name> does not exist'というエラーが見つかった場合は、ドリル・スルー・レポートでのSQL IN句の制限の引上げに関する項を参照してください。