タイム・ゾーンの構成

複数のタイム・ゾーンにまたがるビジネスをサポートするために、すべての日時情報が、基準タイム・ゾーンまたはサーバー・タイム・ゾーンと呼ばれる単一の共通タイム・ゾーンに格納されます。さらに、日時情報は、標準時(そのタイム・ゾーンに該当するサマータイム調整がある場合に、適用されません)または法定時間(サマータイムに従ってシフトします)に格納されます。

また、異なるタイム・ゾーンの法定時間でデータを入力および表示できます(サマータイムに基づき、データ・エントリ・タイム・ゾーンとストレージ・タイム・ゾーンの間で前後に変換して調整されます)。

測定(初期および最終)、計量コンポーネント、設備構成、設備、取付イベント、サービス・ポイント、使用連係などの物理的な場所に関連付けられたエンティティは、それらが発生した特定のタイム・ゾーン(エンティティ・タイム・ゾーン)で入力および表示されます。アプリケーションの残りの部分では、日時情報の表示に、基準タイム・ゾーンが使用されます。

タイム・ゾーンを構成する場合は、次のフィールドが非常に重要になります。

• タイム・ゾーン名: Olsonタイム・ゾーンを識別し、グリニッジ標準時からの適切なオフセットを定義し、サマータイムの開始と終了のスケジュールを定義します。

• デフォルト・タイム・ゾーン・ラベル: サマータイムの範囲外の日時に付加されます

• シフト後のタイム・ゾーンのラベル: サマータイムの範囲内の日時に付加されます

その他の情報は、『Oracle Utilities Application Framework管理ユーザー・ガイド』の「タイム・ゾーンの定義」を参照してください。