外部アプリケーションでのアプリケーション・リンクの作成

Oracle Utilitiesアプリケーションをその他の外部アプリケーションと統合する場合、外部アプリケーションからOracle Utilitiesアプリケーション内の特定のポータルおよびページへのリンク(ディープ・リンクとも呼ばれる)を作成できます。通常、これらのリンクでは、アカウントやサービス・ポイントなどの特定のエンティティの適切なターゲット・ポータルまたはページにユーザーを誘導するビジネス・プロセス・アシスタント(BPA)スクリプトを使用します。リンクの作成の詳細は、『Application Framework管理ユーザー・ガイド』「外部アプリケーションでのアプリケーション・リンクの作成」を参照してください。

注意: アプリケーション・リンクを作成する場合は、次のパラメータを使用すると、ターゲット・ページの起動を高速化できます

  • initNav=false: ユーザーのデフォルトのホーム・ページの起動をスキップします

  • minDashboard=true: ユーザーのダッシュボードを最小化します

ポータルに移動スクリプト

このフレームワークには、指定されたメンテナンス・オブジェクトおよびエンティティの保守ポータルへのナビゲートに使用できる汎用スクリプト(F1-GoToPrtl)が付属しています。このスクリプトの使用方法の詳細は、『Application Framework管理ユーザー・ガイド』指定のレコードの保守ポータルへのナビゲートを参照してください。

「MDMに移動」スクリプト

Oracle Utilities Meter Data Managementには、特定の「360度表示」タブに直接ナビゲートするために使用できる「MDMに移動」スクリプト(D1-GoToMDM)が付属しています。このスクリプトでは、次の構文を使用します。

script=D1-GoToMDM&FLAG=<FLAG_VALUE>&PKVALUE1=<ID>

各項目の意味は、次のとおりです。

  • <FLAG_​VALUE>: オープンする「360度表示」ページを指定するDRILL_​ENTITY_​FLG参照の値。

  • <ID>: 表示するエンティティ(設備、計量コンポーネント、サービス・ポイントなど)の主キー値。

:

スクリプト

フラグ値

ID

D1-GotoMDM

FLAG=D1DV

(設備の360度表示)

設備ID

script=D1-GotoMDM&FLAG=D1DV&PKVALUE1={設備ID}

D1-GotoMDM

FLAG=D1MC

(計量コンポーネントの360度表示)

計量コンポーネントID

script=D1-GotoMDM&FLAG=D1MC&PKVALUE1={計量コンポーネントID}

D1-GotoMDM

FLAG=D1SP

(サービス・ポイントの360度表示)

サービス・ポイントID

script=D1-GotoMDM&FLAG=D1SP&PKVALUE1={サービス・ポイントID}

完全なURLの例:

https://<ENV_BASE_URL>/ouaf/cis.jsp/?minDashboard=true&initNav=false&script=D1-GotoMDM&FLAG=D1DV&PKVALUE1={your Device ID}