決済連係タイプの理解
決済連係タイプは、決済連係のクラスを定義するプロパティのコレクションです。決済連係タイプでは、決済連係の様々な属性に対する有効値も制御します。
決済連係タイプは、次のもので定義されます。
- トランザクション・ビジネス・オブジェクト: このタイプの決済連係に基づく決済トランザクションに使用されるビジネス・オブジェクト
- デフォルト受信先: このタイプの決済連係にデフォルト設定される受信者。決済連係の受信者が、決済トランザクションの結果の送信先となるシステムを指定します。
- トランザクション保持モード: このタイプの決済連係に基づく決済トランザクションをどのように保持するかを定義します。すべて保持にすると、置換トランザクションの作成時にすべての決済トランザクションが保持されます(古いトランザクションのステータスは「優先」になります)。「期間当たり1レコードの保持」にすると、1期間に対して1つの決済トランザクションのみが保持されます(新しいトランザクションが完了すると、古いトランザクションは削除されます)。
- 有効な決済計算グループ: このタイプの決済連係に対して有効な決済計算グループのリスト
- 有効な受信先: このタイプの決済連係に対して有効な受信者のリスト
- 通信: このタイプの決済連係に基づく決済トランザクションの結果を送信するときに、アウトバウンド通信の作成に使用されるアウトバウンド通信タイプ
決済単位およびそれぞれのディメンション組合せ、係数および係数値の設定の詳細は、「決済単位の構成」を参照してください。
機能をより深く理解するには、『Oracle Utilities Meter Data Management / Smart Grid Gateway Business User Guide』の「決済連係の概要」または「決済計算の概要」の項を参照してください。