ビジネス・フラグの理解

この製品では、顧客のサービス・ポイントに存在する状況を表し、Oracle DataRakerやOracle Utilities Customer Care and Billingなどの外部アプリケーション間で共有されるビジネス・フラグが実装されています。ビジネス・フラグが表すことができる状況は、解決のために手動分析が必要な重要な知識から、単なる情報である通知まで、多岐にわたります。

この情報の共有により、各システムのユーザーは、状況に関連するサービス・ポイントのステータスを迅速に把握して、有効活用できます。たとえば、分析システム(Oracle DataRaker)では、使用トランザクションの送信前に調査が必要な盗難の可能性のある状況を識別できます。

次の各項では、この製品で実装されたサービス・ポイント・ビジネス・フラグに固有のビジネス・フラグ機能について説明します。

新しい設備タイプを作成するときのオプションは、次のとおりです。

名前

詳細

ビジネス・オブジェクト

サービス・ポイント・ビジネス・フラグ・タイプ

サービス・ポイントに関連付けられたビジネス・フラグの構成を提供します。このタイプでは、手動分析のビジネス・フラグを保持する機能が提供されます。

D1-SPBusinessFlagType

サービス・ポイント・モニター・ビジネス・フラグ・タイプ

サービス問題モニターを開始してフィールド活動の結果を対象のサブスクライバに送信するビジネス・フラグの構成を提供します。

D1-SPMonitorBusinessFlagType

重要なビジネス・フラグ・ビジネス・オブジェクト・オプション

次に、特定のビジネス・フラグ・タイプに関連付けられたビジネス・フラグ・ビジネス・オブジェクトに定義されたビジネス・オブジェクト・オプションのリストを示します。

  • 有効な処理: ユーザーにビジネス・フラグで実行可能な処理をガイドするために使用できるBPAスクリプトを識別します。注意: このオプションは、ライフサイクル・ステータスで有効な処理の実行がサポートされるように、値がtrueの「有効な処理の実行が許可されます」のビジネス・オブジェクト・ライフサイクル・オプションとペアにする必要があります。

これらのオプションの詳細を確認するには、計量コンポーネント・ビジネス・オブジェクトにアクセスして、ビジネス・オブジェクト・オプションを調べます。

フィールド活動でビジネス・フラグの信頼性を決定可能

ビジネス・フラグによってフィールド活動が発行されて、サービス・ポイントを調査するためにフィールド・チームが送られる場合、そのフィールド活動の調査結果によってビジネス・フラグの信頼性が決定されます。これは、フィールド・チームが残したフィールド備考によって行われます。フィールド活動備考は、ビジネス・フラグを確定するように定義することも、拒否するように定義することもできます。適切なフィールド活動備考を選択することによって、フィールド・チームはビジネス・フラグの調査を完了し、必要に応じて最終的な信頼性が更新されます。

そのようなビジネス・フラグを確定または拒否するフィールド活動備考については、フィールド活動備考に対してビジネス・フラグの信頼性更新のアルゴリズム・タイプを指定する必要があります(有効化プラグイン・スポット)。