ヘッドエンド・システムの理解
ヘッドエンド・システムは、アプリケーションへ最終的に発行する測定データとメーター・イベントを収集するシステムです。多くの設備が、単一のヘッドエンド・システム経由でアプリケーションと通信できますが、1つのユーティリティには多数のヘッドエンド・システムがあり、そこを経由して設備と通信できます。
ヘッドエンド・システムでは、計量コンポーネント・タイプに基づいて、設備(およびその関連する計量コンポーネント)に対して作成するIMDのタイプと設備イベントを指定する処理方法を利用します。また、ヘッドエンド・システムでは、スマート・メーター・コマンドがどのように処理されるかを指定する処理方法も利用します。
処理方法の詳細は、「処理方法の理解」を参照してください。
ヘッドエンド・システムがデータのインポートとエクスポートに与える影響
ヘッドエンド・システムは、特定の外部システムがOracle Utilities Meter Data Managementとデータを通信する方法を指定するように構成されます。これには次の内容が含まれます。
- 設備と計量コンポーネントの検索に使用される識別子タイプ。これらは、データのインポートとエクスポートの両方で使用されます。
- 様々なデータ・インポートで使用される日時書式(日時書式にタイム・ゾーン情報が含まれるかどうか)。
これらのフィールドの詳細は、埋込みヘルプを参照してください。
各ヘッドエンド・システムは、そのサービス・プロバイダに送信できるメッセージと各メッセージの送信方法を定義するために使用される外部システムに関連付けることができます。