設備イベントの概要

設備イベントは、設備に関連して発生した開発です。停電、電力復旧、不正使用アラート、コマンド完了などが含まれます。

設備イベントの定義に使用される属性は次のとおりです。

  • 設備イベント日時: イベントの日時。この日時は、その解釈に柔軟性があります。単一のイベントでは、これはイベントが発生した瞬間です。停電と電力復旧などのペアになったイベントの場合、ペアの1つ目での受信時はイベントの開始を表し、ペアの2つ目での受信時はイベントの終了を表します。設備イベントの終了日時も指定される期間を含むイベントの場合、この日時は開始日時を表します。
  • 設備イベント終了日時: 期間があるイベントの終了日時。これは、「設備イベント日時」も指定される場合にのみ指定されます。
  • また、設備イベントは次のようなイベントを送信するヘッドエンド・システムに固有の詳細も参照します。
  • センダー: イベント送信元のヘッドエンド・システム(Oracle Utilities Smart Grid Gatewayでサービス・プロバイダとして定義済)。
  • 外部センダーID: イベントを送信したヘッドエンド・システムの外部ID。
  • 外部イベント名: イベントのヘッドエンド固有の外部名。この名前はOracle Utilities Smart Grid Gateway内で「標準」イベント名に変換されます。
  • 外部ソース識別子: イベントのソースの識別子。

標準イベント名

システムで設備イベントをロードしている場合、送信元のヘッドエンド・システムが判別されてから、生成元の設備が判別されます。その後、ヘッドエンド・システムから送信された設備イベント名が、イベントに対応する標準イベント名にマップされます。イベントが本質的に同じである場合でも、ヘッドエンド・システムから送信されるイベント名は様々であるため、標準イベント名は有用です。ヘッドエンド・システムで一次停電と呼ばれるものが、別のシステムで停電時の信号送信と呼ばれる場合があります。Power Outage - Deviceなどの標準イベント名を作成すると、Oracle Utilities Network Management Systemなどの外部システムに設備イベントを送信することが容易になります。この方法では、イベントを受信する外部システムは、単一のタイプのイベントについて、すべての考えられる名前を受け入れるように構成する必要がありません。