メッセージ・センダー
メッセージ・センダーでは、設備コマンド要求を含むメッセージなどのメッセージが外部システムに送信される方法の詳細が定義されます。各コマンドのメッセージ・センダーを構成する必要があります。
システムで、次のメッセージ・センダーが構成されている必要があります。構成にこれらが存在しない場合は、追加します。メッセージ・センダーの作成の詳細は、Oracle Utilities Application Frameworkのドキュメントを参照してください。
メッセージ・センダー |
摘要 |
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D8-ITRON_IBG |
Itronグループでの問合せ |
D8-COMM |
Itronコミッション |
D8-DCOMM |
Itronデコミッション |
D8-DLSV |
Itron負荷側電圧の検出 |
D8-IPBE |
ItronエンドポイントによるPing |
D8-RCONN |
Itronリモート接続 |
D8-RDCONN |
Itronリモート切断 |
D8-RDSS |
Itron検針切断状態 |
注意: 前述のすべてのメッセージ・センダーに、次の設定が適用されます。
「メイン」タブ:
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起動タイプ: リアルタイム
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メッセージ・クラス: RTHTTPSNDR (センダーは、HTTP経由でリアルタイムにメッセージを送信します)
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メッセージ・エンコーディング: UTF-8メッセージ・エンコーディング
「コンテキスト」タブ:
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HTTPヘッダー: SOAPAction:http://xmlns.oracle.com/ouaf/Itron/<OPERATION>
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HTTPログイン・ユーザー: <USER_ID>
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HTTPログイン・パスワード: <PASSWORD>
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HTTPメソッド: POST
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HTTP URL 1: http://<EM_SERVER>:<EM_SERVER_PORT>/soa-infra/services/Itron/<SERVICE>
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各項目の意味は、次のとおりです。
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<OPERATION>: メッセージ・センダーによって実行された操作(上の表の「操作」列を参照)
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<USER_ID>: WebLogic Enterprise Managerへのログインに使用されるユーザーID
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<PASSWORD>: WebLogic Enterprise Managerへのログインに使用されるパスワード
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<EM_SERVER>: WebLogic Enterprise Managerがインストールされているサーバーのマシン名またはIPアドレス
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<EM_SERVER_PORT>: WebLogic Enterprise Managerがインストールされているポート
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<SERVICE>: メッセージ・センダーによって呼び出されたサービス(上の表の「サービス」列を参照)
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Enterprise Managerを使用してメッセージ・センダーのURLを見つける方法
次の手順に従って、メッセージ・センダーに関連付けられたコマンドの正しいURLを見つけます。
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Enterprise Managerを開き、ナビゲーション・ペインを使用して、メッセージ・センダーによって使用されるサービスのダッシュボードを開きます。
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ダッシュボードの上部のバーには、複数のボタンとアイコンが含まれています。その中にパズルのピースが表示された世界アイコンがあります。このアイコンをクリックすると、サービスのWSDLおよびエンドポイントURIのリストが表示されます。
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サービスのWSDL URLリンクをクリックしてブラウザにWSDLを表示するか、右クリックしてマシンに保存します。