暗号化およびマスキング

「暗号化」とは、暗号化キーを使用してデータベースに格納されているデータを暗号化することを指します。次の各項では、異なる2つのタイプの暗号化について説明します。システム暗号化は、暗号化を使用するために製品によって識別されたシステム内の列を参照します。アプリケーション暗号化とは、データベース内で暗号化する必要があるフィールドおよび要素を実装で構成する機能を指します。

「マスキング」とは、暗号化されていないフィールド値のすべてまたは一部をマスキング文字で上書きすることを指します。たとえば、納税者ID番号では、最後の4桁のみが表示され、その他の桁はアスタリスクに変更されます。システムでは、データベースにプレーン・テキストとして格納される、ユーザー・インタフェース上のフィールドのマスキングがサポートされています。また、暗号化されたフィールドが、暗号化された値ではなくマスキングされた値を使用してユーザー・インタフェースに表示される場合もあります。

次の各項では、各機能に関する詳細情報を示します。