キューブ・ビューの作成

多くの実装では、視覚化が容易で、ビジネスまたは組織の意思決定をサポートするように、複雑なデータ・セットを抽出して分析する機能が必要です。このタイプの分析を実行するための一般的なモデルは複数ディメンションの配列であり、これは多くの場合データ・キューブと呼ばれます。キューブ・ビューでは、ユーザーに複数の視点で結果が示されるように、データを表現できます。

キューブと呼ばれますが、キューブ・ビューのディメンション数は、2つにも、3つにも、それ以上にもできます。各ディメンションはデータベースのなんらかの属性を表し、データ・キューブのセルは測定または値を表します。たとえば、セルには、データベースで属性の組合せが発生する回数、あるいはその属性に関連するデータの最小値、最大値、合計値または平均値を含めることができます。情報を取得するために、キューブに対して問合せが実行されます。

フレームワークには、データ・キューブの定義をサポートするオブジェクトと、それらを表示する柔軟な手段が用意されています。この項のトピックでは、キューブ・ビューを実装するために役立つフレームワークで指定する内容を示します。使用している製品によっては、関連するユース・ケースに対する設定不要で使用可能なサポートが提供される場合もあります。詳細は、製品ドキュメントを参照してください。