「削除」ボタン

すべてのトランザクションに削除機能があるわけではありません。削除は処理によるビジネスへの影響に関連します。一部のトランザクションでは、「削除」が一部のシナリオにありますが、他のシナリオでは使用できません。たとえば、特定のステータス・レベルにあるレコードは削除できません。

注意:

オブジェクトに変更を加えたがその変更をデータベースに保存していない場合は、変更を保存するか、データベース上にあるコンテンツでオブジェクトをリフレッシュするまでそのオブジェクトを削除できません。

オブジェクトを削除する前に、システムでは、そのオブジェクトがシステム内のいずれかで参照されていないことが検証されます。その場合、オブジェクトを削除できません。たとえば、ユーザーを削除しようとすると、そのユーザーがユーザー・グループや作業予定で参照されていないことが確認されます。

使用しているページのタイプに応じて、削除するオプションが異なる場合があります。
  • オプションが使用可能な場合、固定ページのページ処理ツールバーに「削除」ボタンが表示されます。

    ページ処理ツールバーの「削除」ボタン

  • ポータルベースのページに、オブジェクト関連マップの「削除」ボタンが表示されます。

    オブジェクト関連マップの「削除」ボタン

  • リスト形式の固定ページでは、通常、リストのエンティティの隣に「削除」ボタン(ゴミ箱アイコン)が表示されます。

    リスト・ゾーンの「削除」ボタン

どのような場合でも、オブジェクトを削除する前に確認のダイアログが表示されます。

注意: 削除対象のオブジェクトが多くの場所で参照され、かつ大量の本番データが含まれている場合は、システムでそのオブジェクトの使用の検証を試みると、タイムアウトの状況が発生する可能性があります。このタイムアウト状況が発生した場合は、データベース管理グループと協力して問題のオブジェクトを削除する必要があります。