ブロック・ボリューム・レプリカのアクティブ化
ボリューム・レプリカから新しいボリュームを作成するには、レプリカをアクティブ化する必要があります。アクティブ化プロセスでは、レプリカをクローニングして新しいボリュームが作成されます。
ノート
レプリケーション用に構成されたボリューム・グループ内のボリュームについては、すべてのレプリカが調整された同じ同期ポイントからアクティブ化されるようにするために、個々のボリュームのレプリカではなくボリューム・グループ・レプリカを有効にしてください。
制限事項と考慮事項およびボリューム・グループ・レプリカのアクティブ化を参照してください。
- 「ブロック・ボリューム・レプリカ」リスト・ページで、操作するブロック・ボリューム・レプリカを見つけます。リスト・ページまたはブート・ボリュームの検索に関するヘルプが必要な場合は、ブロック・ボリュームのレプリカのリストを参照してください。
- から、「アクティブ化」、「確認」の順に選択します。
- 「レプリカのアクティブ化」パネルで、次の情報を入力します。
- 名前: レプリカ名。
- コンパートメントに作成: レプリカを作成するコンパートメント。
- クラスタ配置グループ: (オプション)レプリカのクラスタ配置グループを選択します。ノート
このオプションは、テナンシに対してクラスタ配置グループが有効化されており、ボリューム・リソースに対して機能が追加されたクラスタ配置グループを作成してアクティブ化した場合に表示されます。ブロック・ボリュームのクラスタ配置グループを参照してください。 - ボリューム・サイズとパフォーマンス: デフォルトまたはカスタムを選択します。
- クロス広告/リージョン・レプリケーションの有効化: (オプション)オンにすると、クロスリージョン・レプリケーションが有効になります。
- レプリカのターゲット・リージョンを選択します。
- レプリカのアベイラビリティ・ドメインを選択します。
- レプリカの名前を入力します。
- 「確認」を選択します。
- ボリュームの暗号化: (オプション)独自の暗号化キーを使用して、このボリューム内のデータを暗号化します。詳細は、リージョン間操作用の顧客管理暗号化キーを参照してください。
- 「顧客管理キーを使用した暗号化」を選択します。
- 使用するマスター暗号化キーを含むボールト・コンパートメントおよびボールトを選択します。
- マスター暗号化キー・コンパートメントおよびマスター暗号化キーを選択します。 ノート
このサービスでは、Rivest-Shamir-Adleman (RSA)アルゴリズムを使用して暗号化されたキーを使用したボリュームの暗号化はサポートされていません。独自のキーを使用する場合は、Advanced Encryption Standard (AES)アルゴリズムを使用して暗号化されたキーを使用する必要があります。この制限は、ブロック・ボリュームおよびブート・ボリュームに適用されます。
- タグ付け: (オプション)「タグ付けオプションの表示」を選択して、ボリュームにタグを追加します。リソースを作成する権限を持つ場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する許可が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。後でタグを適用できます。
- 「アクティブ化」を選択します。
新しいボリュームがプロビジョニング状態でリストに表示されます。
oci bv volume create
コマンドを使用して、source-volume-replica-id
、--compartment-id
およびavailability-domain
パラメータを指定し、ブロック・ボリューム・レプリカをアクティブ化します。oci bv volume create --source-volume-replica-id <volume_ID> --compartment-id <compartment_ID> --availability-domain <availability_domain>
例:
oci bv volume create --source-volume-replica-id ocid1.blockvolumereplica.oc1.phx.<unique_ID> --compartment-id ocid1.compartment.oc1.phx.<unique_ID> --availability-domain ABbv:PHX-AD-1
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
CreateVolume
操作を実行し、VolumeSourceDetails
リソースのtype
属性にblockVolumeReplica
を指定して、ブロック・ボリューム・レプリカをアクティブ化します。