コマンドラインを使用したメッセージ・パック・サブスクリプションの変更
Oracle Cloud Infrastructureコマンドライン(OCI CLI)を使用して、サブスクライブするメッセージ・パックの数を変更できます。インスタンスで想定されるメッセージの使用量を処理する適切な数のメッセージ・パックを選択します。
OCI CLIはクラウド・シェルの一部です。クラウド・シェルは、事前認証済のOCI CLIを使用して、インストール済のLinuxシェルへのアクセスを提供します。クラウド・シェルを参照してください。
メッセージ・パック・オプションは、選択したOracle Integrationライセンスのタイプに基づきます。
- Oracle Integrationの場合:
クラウドで新しいOracle Integrationライセンスを作成した場合:
- 各メッセージ・パックには、1時間当たり5,000件の請求メッセージが含まれています。
- 最大100個のメッセージ・パックをサブスクライブできます。
既存のOracle Fusion Middlewareライセンスをクラウドに持ち込んだ場合(BYOL):- 各メッセージ・パックには、1時間当たり20,000件の請求メッセージが含まれています。
- 最大100個のメッセージ・パックをサブスクライブできます。
- SaaSのOracle Integrationの場合:
- 各メッセージ・パックには、1か月あたり100万件の請求メッセージが含まれています。使用量は時間単位ではなく月単位で追跡されるため、予測不可能な時間単位のボリュームがある場合でもコストを予測できます。
- 最大43個のメッセージ・パックをサブスクライブできます。
警告:
- 選択したメッセージ・パック数に基づいて請求を行います。インスタンスのアクティビティを適切に処理するのに十分なメッセージ・パックを選択します。従量制テナンシのメッセージ・パック使用の見積りを参照してください。
- 非本番インスタンス(開発またはQAのインスタンスなど)では、通常は1つのメッセージ・パックのみが必要です。
- サブスクライブするメッセージ・パックの数は、同期リクエストの処理時間にも影響します。メッセージ・パックの使用状況および同期/非同期リクエストを参照してください。
- 様々な機能に対する請求メッセージ使用量の計算方法については、「機能による請求メッセージへの影響」を参照してください。
次のステップでは、インスタンスのメッセージ・パックの数を増やす方法の例を示します。クラウド・シェルは、様々な機能、ツールおよびユーティリティをサポートしています。また、クラウド・シェルへのアクセスを必要とするユーザーに特定のOracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management (IAM)ポリシーを付与する必要があります。クラウド・シェルを参照してください。
