既存のリソースからのコピーによるアプリケーションの作成

データ統合でアプリケーションを作成するには、同じワークスペース、別のワークスペースまたは別のコンパートメント内の既存のアプリケーションのコピーを作成します。

既存のアプリケーション(ソース)から新しいアプリケーション(ターゲット)にコピーされるのは、タスクとリソース依存関係(データ・アセット、接続およびスキーマ)のみです。

新しいアプリケーション(ターゲット)が既存のアプリケーション(ソース)とは異なるテナンシにある場合は、クロステナンシ・ポリシーを設定する必要があります。クロステナンシ・アクセスを設定するためのポリシーの例を参照してください。

新しいアプリケーション(ターゲット)の作成後、参照をマップしてタスクを実行できます。マップできる参照は、公開済タスクに関連付けられているデータ・アセット、接続、スキーマ、およびアプリケーションでパイプラインに関連付けられているタスクです。タスクを非公開にすることはできません。また、他のタスクをターゲット・アプリケーションに公開することもできません。ただし、ターゲット・アプリケーションをソース・アプリケーションの変更と同期することはできます。

    1. 既存のアプリケーションからコピーして新しいアプリケーションを作成するワークスペースに移動します。
    2. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション」をクリックします。
    3. アプリケーション・ページで、アプリケーションを作成するコンパートメントを選択し、アプリケーションの作成をクリックします。
    4. メインの「アプリケーションの作成」ページで、「既存アプリケーションからコピー」をクリックします。
    5. 名前と説明(オプション)を入力します。

      識別子は、名前に基づいてシステムによって生成される値です。この値は変更できませんが、アプリケーションを作成して保存した後は識別子を更新できません。

    6. アプリケーションを作成するコンパートメントを確認または変更します。
    7. データ統合で、アプリケーションで処理されるデータ・エンティティの系統メタデータを生成する場合は、「データ系統の生成」チェック・ボックスを選択します。生成された系統情報は、データ・カタログ・サービスで使用可能になります。
    8. 「リソースのコピー元のアプリケーションの選択」で、ソース・アプリケーションの詳細を指定します:
      1. 「テナントOCID」に、ソース・アプリケーションが置かれているテナンシのOCIDを入力します。

        デフォルトでは、現在のテナンシOCIDが指定されます。

      2. 既存のアプリケーションのコンパートメントとワークスペースを選択します。
      3. コピーするアプリケーションを選択します。
    9. (オプション)「タグ」セクションで、テナンシ内のデータ統合リソースの検索に役立つタグを追加します。
    10. 「作成」をクリックします。

      アプリケーション(ターゲット)の「パッチ」ページへのリンクを含む通知メッセージが表示されます。データ統合では、アプリケーションが別のアプリケーションのコピーとして作成されると、同期パッチが作成されます。パッチの詳細は、「パッチの理解」を参照してください。

      しばらくすると、データ統合にアプリケーション(ターゲット)の「タスク」ページが表示されます。

    新しいアプリケーションでは、公開済タスクに関連付けられたデータ・アセットおよび接続を再マップできます。また、アプリケーションで、接続中のスキーマおよび公開済みパイプラインに関連付けられているタスクを再マップすることもできます。参照の使用を参照してください。

    タスクを自動的に実行してスケジュールするには、「公開済タスクの実行」および「公開済タスクの実行スケジュール」を参照してください。

  • oci data-integration dis-application createコマンドと必要なパラメータを使用して、データ統合でアプリケーションを作成します:

    oci data-integration dis-application create [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateDisApplication操作を実行して、データ統合でアプリケーションを作成します。