マルチクラウドOracle Databaseバックアップのサポート

リカバリ・サービスは、Oracle Multicloudデータベースをサポートし、マルチクラウド・データベースが存在するのと同じクラウドの場所にバックアップを格納する柔軟性も提供します。

リカバリ・サービスは、次のOracle Multicloudデータベース・サービスをサポートしています。
  • Oracle Database@Azure
  • Oracle Database@Google Cloud
  • Oracle Database@AWS
バックアップのOracle Multicloudデータベースでリカバリ・サービスを使用するために必要な権限を確認します。
ノート

既存のOCIテナンシの場合、Oracle Database@AWSでリカバリ・サービスを使用するために必要な権限を割り当てる必要があります。新しいOCIテナンシの場合、同じ権限がデフォルトで割り当てられます。

リカバリ・サービスは、デフォルトで保護されたデータベースおよび関連バックアップをOracle Cloudに作成します。オプションで、Oracle Multicloudデータベースのこのデフォルトの動作をオーバーライドできます。

保護ポリシーに対して「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納」オプションを有効にすると、ポリシー・リンク保護されたデータベースおよびバックアップは、Oracle Databaseがプロビジョニングされているのと同じクラウドの場所に格納されます。たとえば、Oracle Database@Azureの場合は、保護ポリシーでデータベースと同一のクラウド・プロバイダへのバックアップを格納するを選択してあると、リカバリ・サービスにより、関連付けられている保護されたデータベースのバックアップがAzureに格納されます。

保護ポリシーに対して「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納」を選択しない場合、Oracle Databaseが別のクラウドの場所にプロビジョニングされている場合でも、ポリシー・リンク保護されたデータベースおよびバックアップはOracle Cloudに格納されます。