依存関係ビュー

依存関係ビューには、階層エッジ・バンドルを使用したイベントの集計が表示されます。たとえば、パッケージ間の依存関係を視覚化するのに役立ちます。

JMCで依存関係ビューを有効にするには、メニュー項目「ウィンドウ」「ビューの表示」「その他」「Mission Control」依存関係表示の順に移動します。「開く」をクリックします。

データ表現には、次の2つのモードがあります:

コード図

コード図では、パッケージが円の周りに放射状に配置されて表示され、円弧によりデータ・ポイントが結ばれて依存関係が示されます。

図4-2 コード図

依存関係を表すコード図

エッジ・バンドル

エッジ・バンドル・ビジュアライゼーションで、パッケージの上にカーソルを置くと、特定の色で強調表示された依存関係が表示されます:

  • 緑: パッケージの上にカーソルを置くと、そのパッケージ内のメソッドにより、リンクされたパッケージ内のメソッドがコールされます。
  • 黄: リンクされたパッケージ内のメソッドにより、マウスが置かれたパッケージ内のメソッドがコールされます。
  • 赤: リンクされたパッケージ内のメソッドおよびマウスが置かれたパッケージ内のメソッドにより相互にコールされます。

図4-3 エッジ・バンドル

エッジ・バンドル

パッケージの深さ

グラフのサイズを制御するには、特定のレベルでパッケージ階層の深さを選択できます。これにより精度は低下しますが、視覚的な検査が容易になります。

たとえば、パッケージの深さを3に設定すると、パッケージはjava.util.zipと表示されます。ただし、パッケージの深さを2に設定すると、パッケージはjava.utilと表示されます。階層の深さは、選択した値に従って設定されます。デフォルトでは、パッケージの深さの値は2に設定されます。