Foundation 1.1.2

java.lang
クラス StackTraceElement

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.StackTraceElement
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public final class StackTraceElement
extends Object
implements Serializable

スタックトレース内の要素で、Throwable.getStackTrace() により返される値。各要素は単一のスタックフレームを表します。スタックの先頭にあるスタックフレームを除く、すべてのスタックフレームは、メソッド呼び出しを表します。スタックの先頭のフレームは、スタックトレースが生成された実行ポイントを表します。通常、これは、スタックトレースに対応するスロー可能オブジェクトが作成されたポイントになります。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
直列化された形式

メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          指定されたオブジェクトが、このインスタンスと同じ実行ポイントを表す、別の StackTraceElement インスタンスである場合、true を返します。
 String getClassName()
          このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むクラスの完全指定名を返します。
 String getFileName()
          このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むソースファイルの名前を返します。
 int getLineNumber()
          このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むソースファイルの行番号を返します。
 String getMethodName()
          このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドの名前を返します。
 int hashCode()
          このスタックトレース要素のハッシュコード値を返します。
 boolean isNativeMethod()
          このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドがネイティブメソッドの場合、true を返します。
 String toString()
          このスタックトレース要素の文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

メソッドの詳細

getFileName

public String getFileName()
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むソースファイルの名前を返します。通常、これは、関連する class ファイルの SourceFile 属性を表します (「Java 仮想マシン仕様」のセクション 4.7.7 を参照)。システムによっては、名前が、ファイルではなくソースコード単位を参照する場合もあります (ソースリポジトリ内のエントリなど)。

戻り値:
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むファイルの名前、または null (この情報を使用できない場合)

getLineNumber

public int getLineNumber()
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むソースファイルの行番号を返します。通常、この値は、関連する class ファイルの LineNumberTable 属性から導き出されます (「Java 仮想マシン仕様」のセクション 4.7.8 を参照)。

戻り値:
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むソース行の行番号、または負の数値 (この情報を使用できない場合)

getClassName

public String getClassName()
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むクラスの完全指定名を返します。

戻り値:
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含む Class の完全指定名

getMethodName

public String getMethodName()
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドの名前を返します。実行ポイントがインスタンスまたはクラス初期化子に含まれる場合、このメソッドは適切な「特殊メソッド名」 <init> または <clinit> を返します (「Java 仮想マシン仕様」のセクション 3.9 を参照)。

戻り値:
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドの名前

isNativeMethod

public boolean isNativeMethod()
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドがネイティブメソッドの場合、true を返します。

戻り値:
このスタックトレース要素が表す実行ポイントを含むメソッドがネイティブメソッドの場合、true を返す

toString

public String toString()
このスタックトレース要素の文字列表現を返します。この文字列の書式は実装によって異なります。一般的な例を、次に示します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このオブジェクトの文字列表現
関連項目:
Throwable.printStackTrace()

equals

public boolean equals(Object obj)
指定されたオブジェクトが、このインスタンスと同じ実行ポイントを表す、別の StackTraceElement インスタンスである場合、true を返します。2 つのスタックトレース要素 a および b が等価になるのは、次の場合だけです。
     equals(a.getFileName(), b.getFileName()) &&
     a.getLineNumber() == b.getLineNumber()) &&
     equals(a.getClassName(), b.getClassName()) &&
     equals(a.getMethodName(), b.getMethodName())
 
ここで、equals は次の式によって定義されます。
     static boolean equals(Object a, Object b) {
         return a==b || (a != null && a.equals(b));
     }
 

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - スタックトレース要素と比較されるオブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトが、このインスタンスと同じ実行ポイントを表す別の StackTraceElement である場合、true を返す
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

hashCode

public int hashCode()
このスタックトレース要素のハッシュコード値を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
このオブジェクトのハッシュコード値
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

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