Java 2 Platform SE 1.3: パッケージ javax.naming.spi

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Java^TM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

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フレームあり フレームなし

パッケージ javax.naming.spi

javax.naming および関連パッケージによって、ネーミングサービスおよびディレクトリサービスへのアクセスを動的にプラグインする手段を提供します。

参照:
説明

インタフェースの概要

DirObjectFactory このインタフェースは、そのオブジェクトに関するオブジェクトと属性を指定されたオブジェクトを生成するファクトリを表します。

DirStateFactory このインタフェースは、オブジェクトと該当属性とのバインディングの状態を取得するファクトリを表します。

InitialContextFactory このインタフェースは、初期コンテキストを生成するファクトリを表します。

InitialContextFactoryBuilder このインタフェースは、初期コンテキストファクトリを生成するビルダを表します。

ObjectFactory このインタフェースは、オブジェクトを生成するファクトリを表します。

ObjectFactoryBuilder このインタフェースは、オブジェクトファクトリを生成するビルダを表します。

Resolver 名前解決の「中間コンテキスト」を表すインタフェースです。

StateFactory このインタフェースは、オブジェクトのバインディングの状態を取得するファクトリを表します。

クラスの概要

DirectoryManager このクラスは、DirContext 実装をサポートするメソッドを格納します。

DirStateFactory.Result DirStateFactory.getStateToBind() の結果を返す、オブジェクトと属性のペアです。

NamingManager コンテキストオブジェクト、およびネーミングサービスまたはディレクトリサービスの位置情報の参照先オブジェクトを生成するメソッドを格納するクラスです。

ResolveResult このクラスは名前解決の結果を表します。

パッケージ javax.naming.spi の説明

このパッケージは、Java Naming and Directory Interface^TM (JNDI) のサービスプロバイダインタフェース (SPI) を定義します。JNDI は、Java プログラミング言語で作成されたアプリケーションにネーミング機能およびディレクトリ機能を提供します。JNDI は、特定のネーミングまたはディレクトリサービス実装とは独立して設計されています。このため、新しいサービスおよびすでに展開されている様々なサービスに、共通の方法でアクセスできます。

JNDI SPI が JNDI サービスプロバイダ生成の手段を提供し、その JNDI サービスプロバイダを使ってアプリケーションが複数のネーミングサービスおよびディレクトリサービスにアクセスします。

プラグインアーキテクチャ

サービスプロバイダパッケージにより、複数の実装に動的にプラグインすることができます。これら複数の実装には、initial context の実装や、初期コンテキストから到達できるコンテキストの実装が含まれます。

Java オブジェクトサポート

サービスプロバイダパッケージは、Java プログラマにとって自然で直感的な Java オブジェクトを javax.naming.Context.lookup() メソッドおよび関連メソッドの実装者に返します。たとえば、ディレクトリからプリンタ名を検索する場合には、操作するプリンタオブジェクトは返されるものと考えられます。

複数のネーミングシステム (連合)

JNDI オペレーションでは、アプリケーションは複数のネーミングシステムにまたがる名前を指定できます。このため、オペレーションを完了するプロセスで、たとえば次のネーミングシステムで継続するオペレーションを渡すために、あるサービスプロバイダが別のサービスプロバイダと相互に協力することが必要な場合があります。サービスプロバイダパッケージは、複数のプロバイダが協力して JNDI オペレーションを完了するサポートを提供します。

パッケージの仕様

「Java technology web site」では次のドキュメントを参照できます。

インタフェースの概要
*DirObjectFactory*	このインタフェースは、そのオブジェクトに関するオブジェクトと属性を指定されたオブジェクトを生成するファクトリを表します。
*DirStateFactory*	このインタフェースは、オブジェクトと該当属性とのバインディングの状態を取得するファクトリを表します。
*InitialContextFactory*	このインタフェースは、初期コンテキストを生成するファクトリを表します。
*InitialContextFactoryBuilder*	このインタフェースは、初期コンテキストファクトリを生成するビルダを表します。
*ObjectFactory*	このインタフェースは、オブジェクトを生成するファクトリを表します。
*ObjectFactoryBuilder*	このインタフェースは、オブジェクトファクトリを生成するビルダを表します。
*Resolver*	名前解決の「中間コンテキスト」を表すインタフェースです。
*StateFactory*	このインタフェースは、オブジェクトのバインディングの状態を取得するファクトリを表します。

クラスの概要
DirectoryManager	このクラスは、`DirContext` 実装をサポートするメソッドを格納します。
DirStateFactory.Result	DirStateFactory.getStateToBind() の結果を返す、オブジェクトと属性のペアです。
NamingManager	コンテキストオブジェクト、およびネーミングサービスまたはディレクトリサービスの位置情報の参照先オブジェクトを生成するメソッドを格納するクラスです。
ResolveResult	このクラスは名前解決の結果を表します。