- java.lang.Object
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- java.util.AbstractCollection<E>
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- java.util.AbstractQueue<E>
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- java.util.concurrent.DelayQueue<E>
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- 型パラメータ:
E- このキューに保持されている要素の型
- すべての実装されたインタフェース:
Iterable<E>,Collection<E>,BlockingQueue<E>,Queue<E>
public class DelayQueue<E extends Delayed> extends AbstractQueue<E> implements BlockingQueue<E>
Delayed要素の制限なしのブロッキング・キューで、遅延時間が経過後にのみ、要素を取得できます。 キューの先頭は、遅延の期限がもっとも前に切れたDelayed要素です。 遅延の期限が切れていない場合は、先頭が存在せず、pollはnullを返します。 期限切れは、要素のgetDelay(TimeUnit.NANOSECONDS)メソッドがゼロ以下の値を返した場合に発生します。takeやpollを使用して有効期限内の要素を削除できない場合でも、それらは通常の要素として扱われます。 たとえば、sizeメソッドは、期限切れの要素と有効期限内の要素の両方のカウントを返します。 このキューでは、null要素は許可されません。このクラスとそのイテレータは、
CollectionおよびIteratorインタフェースのオプション・メソッドすべてを実装します。iterator()メソッド内で提供されるIteratorでは、特定の順序でDelayQueueの要素をトラバースすることは保証されません。このクラスは、Java Collections Frameworkのメンバーです。
- 導入されたバージョン:
- 1.5
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コンストラクタのサマリー
コンストラクタ コンストラクタ 説明 DelayQueue()新しいDelayQueueを作成します。これは、最初は空です。DelayQueue(Collection<? extends E> c)DelayQueueを作成します。これは、初期状態でDelayedインスタンスの指定されたコレクションの要素を含みます。
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メソッドのサマリー
すべてのメソッド インスタンス・メソッド 具象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 booleanadd(E e)指定された要素をこの遅延キューに挿入します。voidclear()すべての要素をこの遅延キューから原子的に削除します。intdrainTo(Collection<? super E> c)このキューから利用可能なすべての要素を削除し、それらを指定されたコレクションに追加します。intdrainTo(Collection<? super E> c, int maxElements)指定された数以内の利用可能な要素をこのキューから削除し、指定されたコレクションに追加します。Iterator<E>iterator()このキュー内のすべての要素(期限切れと有効期限内の両方)についてのイテレータを返します。booleanoffer(E e)指定された要素をこの遅延キューに挿入します。booleanoffer(E e, long timeout, TimeUnit unit)指定された要素をこの遅延キューに挿入します。Epeek()このキューの先頭を取得しますが、削除しません。キューが空の場合はnullを返します。Epoll()このキューの先頭を取得および削除します。このキューに期限切れの遅延がある要素が存在しない場合はnullを返します。Epoll(long timeout, TimeUnit unit)このキューの先頭を取得および削除します。必要に応じて、期限切れの遅延がある要素がこのキューで利用可能になるまで、または指定された有効期限が切れるまで待機します。voidput(E e)指定された要素をこの遅延キューに挿入します。intremainingCapacity()DelayQueueは容量制限がないため、常にInteger.MAX_VALUEを返します。booleanremove(Object o)指定された要素の単一のインスタンスがこのキューに存在する場合は、期限切れかどうかにかかわらず、キューから削除します。Etake()このキューの先頭を取得および削除します。必要に応じて、期限切れの遅延がある要素がこのキューで利用可能になるまで待機します。Object[]toArray()このキューの要素がすべて含まれている配列を返します。<T> T[]toArray(T[] a)このキュー内のすべての要素を含む配列を返します。返される配列の実行時の型は、指定された配列の型です。-
クラス java.util.AbstractCollectionで宣言されたメソッド
contains, containsAll, isEmpty, removeAll, retainAll, toString
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クラス java.util.AbstractQueueで宣言されたメソッド
addAll, element, remove
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インタフェース java.util.concurrent.BlockingQueueで宣言されたメソッド
contains
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インタフェース java.util.Collectionで宣言されたメソッド
addAll, containsAll, equals, hashCode, isEmpty, parallelStream, removeAll, removeIf, retainAll, size, spliterator, stream
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コンストラクタの詳細
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DelayQueue
public DelayQueue()
新しいDelayQueueを作成します。これは、最初は空です。
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DelayQueue
public DelayQueue(Collection<? extends E> c)
DelayQueueを作成します。これは、初期状態でDelayedインスタンスの指定されたコレクションの要素を含みます。- パラメータ:
c- 初期状態で含む要素のコレクション- 例外:
NullPointerException- 指定されたコレクションまたはそのいずれかの要素がnullである場合
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メソッドの詳細
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add
public boolean add(E e)
指定された要素をこの遅延キューに挿入します。- 定義:
add、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- 定義:
add、インタフェース:Collection<E extends Delayed>- 定義:
add、インタフェース:Queue<E extends Delayed>- オーバーライド:
add、クラス:AbstractQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
e- 追加する要素- 戻り値:
true(Collection.add(E)で指定されているとおり)- 例外:
NullPointerException- 指定された要素がnullである場合
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offer
public boolean offer(E e)
指定された要素をこの遅延キューに挿入します。- 定義:
offer、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- 定義:
offer、インタフェース:Queue<E extends Delayed>- パラメータ:
e- 追加する要素- 戻り値:
true- 例外:
NullPointerException- 指定された要素がnullである場合
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put
public void put(E e)
指定された要素をこの遅延キューに挿入します。 キューがアンバウンド形式であるため、このメソッドはブロックを実行しません。- 定義:
put、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
e- 追加する要素- 例外:
NullPointerException- 指定された要素がnullである場合
-
offer
public boolean offer(E e, long timeout, TimeUnit unit)
指定された要素をこの遅延キューに挿入します。 キューがアンバウンド形式であるため、このメソッドはブロックを実行しません。- 定義:
offer、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
e- 追加する要素timeout- メソッドがブロックを実行することはないため、このパラメータは無視されるunit- メソッドがブロックを実行することはないため、このパラメータは無視される- 戻り値:
true- 例外:
NullPointerException- 指定された要素がnullである場合
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poll
public E poll()
このキューの先頭を取得および削除します。このキューに期限切れの遅延がある要素が存在しない場合はnullを返します。
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take
public E take() throws InterruptedException
このキューの先頭を取得および削除します。必要に応じて、期限切れの遅延がある要素がこのキューで利用可能になるまで待機します。- 定義:
take、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- 戻り値:
- キューの先頭
- 例外:
InterruptedException- 待機中に割込みが発生した場合
-
poll
public E poll(long timeout, TimeUnit unit) throws InterruptedException
このキューの先頭を取得および削除します。必要に応じて、期限切れの遅延がある要素がこのキューで利用可能になるまで、または指定された有効期限が切れるまで待機します。- 定義:
poll、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
timeout- 処理を中止するまでの待機時間。単位はunitunit-timeoutパラメータの解釈方法を決定するTimeUnit- 戻り値:
- このキューの先頭。遅延の期限が切れている要素が使用可能になる前に、指定された待機時間が経過した場合は
null - 例外:
InterruptedException- 待機中に割込みが発生した場合
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peek
public E peek()
このキューの先頭を取得しますが、削除しません。キューが空の場合はnullを返します。pollとは異なり、キュー内に期限切れの要素が存在しない場合、このメソッドは次に期限が切れる要素を返します(存在する場合)。
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drainTo
public int drainTo(Collection<? super E> c)
インタフェースからコピーされた説明:BlockingQueueこのキューから利用可能なすべての要素を削除し、それらを指定されたコレクションに追加します。 このオペレーションは、このキューを繰返しポーリングする場合よりも効率的な場合があります。 コレクションcに要素を追加しようとしたときに障害が発生すると、関連する例外のスロー時に、要素がこのキューとコレクションのいずれにも存在しない場合と、一方または両方に存在する場合があります。 キューをそれ自体に排出しようとすると、IllegalArgumentExceptionがスローされます。 また、オペレーションの進行中に指定されたコレクションが変更された場合の、このオペレーションの動作は定義されていません。- 定義:
drainTo、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
c- 要素の転送先のコレクション- 戻り値:
- 転送された要素の数
- 例外:
UnsupportedOperationException- 指定されたコレクションで追加の要素がサポートされていない場合ClassCastException- このキューの要素のクラスが原因で、その要素を指定されたコレクションに追加できない場合NullPointerException- 指定されたコレクションがnullである場合IllegalArgumentException- 指定されたコレクションがこのキューである場合、またはこのキューの要素のあるプロパティが原因で指定されたコレクションに追加できない場合
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drainTo
public int drainTo(Collection<? super E> c, int maxElements)
インタフェースからコピーされた説明:BlockingQueue指定された数以内の利用可能な要素をこのキューから削除し、指定されたコレクションに追加します。 コレクションcに要素を追加しようとしたときに障害が発生すると、関連する例外のスロー時に、要素がこのキューとコレクションのいずれにも存在しない場合と、一方または両方に存在する場合があります。 キューをそれ自体に排出しようとすると、IllegalArgumentExceptionがスローされます。 また、オペレーションの進行中に指定されたコレクションが変更された場合の、このオペレーションの動作は定義されていません。- 定義:
drainTo、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- パラメータ:
c- 要素の転送先のコレクションmaxElements- 転送する要素の最大数- 戻り値:
- 転送された要素の数
- 例外:
UnsupportedOperationException- 指定されたコレクションで追加の要素がサポートされていない場合ClassCastException- このキューの要素のクラスが原因で、その要素を指定されたコレクションに追加できない場合NullPointerException- 指定されたコレクションがnullである場合IllegalArgumentException- 指定されたコレクションがこのキューである場合、またはこのキューの要素のあるプロパティが原因で指定されたコレクションに追加できない場合
-
clear
public void clear()
すべての要素をこの遅延キューから原子的に削除します。 この呼出しが戻ると、キューは空になります。 有効期限内の遅延を持つ要素は待機せず、単にキューから破棄されます。- 定義:
clear、インタフェース:Collection<E extends Delayed>- オーバーライド:
clear、クラス:AbstractQueue<E extends Delayed>
-
remainingCapacity
public int remainingCapacity()
DelayQueueは容量制限がないため、常にInteger.MAX_VALUEを返します。- 定義:
remainingCapacity、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- 戻り値:
Integer.MAX_VALUE
-
toArray
public Object[] toArray()
このキューの要素がすべて含まれている配列を返します。 返される配列の要素に特定の順序はありません。返される配列は、それへの参照がこのキューで保持されない場合に、安全になります。 (つまり、このメソッドは新しい配列を割り当てる)。 このため、呼出し側は、返された配列を自由に変更できます。
このメソッドは、配列ベースのAPIとコレクションベースのAPIの間の橋渡し役として機能します。
- 定義:
toArray、インタフェース:Collection<E extends Delayed>- オーバーライド:
toArray、クラス:AbstractCollection<E extends Delayed>- 戻り値:
- このキューのすべての要素が含まれている配列
-
toArray
public <T> T[] toArray(T[] a)
このキュー内のすべての要素を含む配列を返します。返される配列の実行時の型は、指定された配列の型です。 返される配列の要素に特定の順序はありません。 キューが指定された配列に収まる場合は、その中に返されます。 そうでない場合は、指定された配列の実行時の型とキューのサイズを持つ新しい配列が割り当てられます。このキューが指定された配列に収まり、その配列にさらに余裕がある場合(つまり、配列がキューより多くの要素を持つ場合)、その配列内でキューの終端よりあとの要素は
nullに設定されます。toArray()メソッドと同じように、このメソッドは、配列ベースのAPIとコレクションベースのAPIの間の橋渡し役として機能します。 さらに、このメソッドでは出力配列の実行時の型を正確に制御できるため、環境によっては割当ての手間を抑えるために使用できます。次のコードを使用すると、新しく割り当てられた
Delayedの配列に遅延キューをダンプできます。Delayed[] a = q.toArray(new Delayed[0]);toArray(new Object[0])は、機能の点でtoArray()と同一です。- 定義:
toArray、インタフェース:Collection<E extends Delayed>- オーバーライド:
toArray、クラス:AbstractCollection<E extends Delayed>- 型パラメータ:
T- コレクションを格納する配列のコンポーネント型- パラメータ:
a- 配列が十分な大きさを持つ場合は、キューの要素が格納される配列。そうでない場合は、要素を格納するために同じ実行時の型の新しい配列が割り当てられる- 戻り値:
- このキューのすべての要素が含まれている配列
- 例外:
ArrayStoreException- 指定された配列の実行時の型が、キュー内の各要素の実行時の型のスーパー・タイプでない場合NullPointerException- 指定された配列がnullである場合
-
remove
public boolean remove(Object o)
指定された要素の単一のインスタンスがこのキューに存在する場合は、期限切れかどうかにかかわらず、キューから削除します。- 定義:
remove、インタフェース:BlockingQueue<E extends Delayed>- 定義:
remove、インタフェース:Collection<E extends Delayed>- オーバーライド:
remove、クラス:AbstractCollection<E extends Delayed>- パラメータ:
o- このコレクションから削除される要素(その要素が存在する場合)- 戻り値:
- この呼出しの結果として要素が削除された場合は
true
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