モジュール javafx.base

パッケージ javafx.beans.binding

クラスSetBinding<E>

java.lang.Object

javafx.beans.binding.SetExpression<E>

javafx.beans.binding.SetBinding<E>

型パラメータ:

E - Set要素の型

すべての実装されたインタフェース:

Iterable<E>, Collection<E>, Set<E>, Binding<ObservableSet<E>>, Observable, ObservableObjectValue<ObservableSet<E>>, ObservableSetValue<E>, ObservableValue<ObservableSet<E>>, ObservableSet<E>

public abstract class SetBinding<E>
extends SetExpression<E>
implements Binding<ObservableSet<E>>

ObservableSetのBindingを実装するために必要なほとんどの機能を提供するベース・クラス。

SetBindingは、簡単な無効性スキームを提供します。 拡張クラスは、bind(Observable...)を呼び出して依存性を登録できます。 登録された依存性のいずれかが無効になる場合、このSetBindingは無効とマークされます。 unbind(Observable...)を使用すると、依存性のリスニングを停止できます。

このクラスの具体的な実装を提供するには、依存性の現在の状態に基づいてこのバインディングの値を計算するためにメソッドcomputeValue()を実装する必要があります。 get()が無効なバインディングに対して呼び出される場合に呼び出されます。

このベース・クラスの拡張方法の例は、DoubleBindingを参照してください。

導入されたバージョン:

JavaFX 2.1

関連項目:

Binding、SetExpression

プロパティのサマリー

プロパティ

Type	プロパティ	説明
ReadOnlyBooleanProperty	empty	セットが空である場合にtrueであるブール型プロパティ。
ReadOnlyIntegerProperty	size	セットのサイズを表す整数プロパティ。

クラス javafx.beans.binding.SetExpressionで宣言されたプロパティ

empty, size

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタ	説明
SetBinding()

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
protected void	bind(Observable... dependencies)	変更の依存性の監視を開始します。
protected abstract ObservableSet<E>	computeValue()	このバインディングの現在の値を計算します。
void	dispose()	空であるdispose()のデフォルトの実装。
ObservableSet<E>	get()	computeValue()の結果を返します。
ObservableList<?>	getDependencies()	空のObservableListを返すgetDependencies()のデフォルトの実装。
protected void	onInvalidating()	このバインディングが無効になる場合、反応するクラスを拡張して、メソッドonInvalidating()をオーバーライドできます。
String	toString()	このSetBindingオブジェクトの文字列表現を返します。
protected void	unbind(Observable... dependencies)	変更の依存性の監視を停止します。

インタフェース javafx.beans.binding.Bindingで宣言されたメソッド

invalidate, isValid

インタフェース java.util.Collectionで宣言されたメソッド

parallelStream, removeIf, stream

インタフェース java.lang.Iterableで宣言されたメソッド

forEach

クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

clone、equals、finalize、getClass、hashCode、notify、notifyAll、wait、wait、wait

インタフェース javafx.beans.Observableで宣言されたメソッド

addListener、removeListener

インタフェース javafx.collections.ObservableSetで宣言されたメソッド

addListener、removeListener

インタフェース javafx.beans.value.ObservableValueで宣言されたメソッド

addListener、getValue、removeListener

インタフェース java.util.Setで宣言されたメソッド

add, addAll, clear, contains, containsAll, equals, hashCode, isEmpty, iterator, remove, removeAll, retainAll, size, spliterator, toArray, toArray

クラス javafx.beans.binding.SetExpressionで宣言されたメソッド

asString, emptyProperty, getSize, isEqualTo, isNotEqualTo, isNotNull, isNull, setExpression, sizeProperty

プロパティ詳細

size

public ReadOnlyIntegerProperty sizeProperty

定義:

クラスSetExpression<E>のsizeProperty

関連項目:

SetExpression.getSize()

empty

public ReadOnlyBooleanProperty emptyProperty

定義:

クラスSetExpression<E>のemptyProperty

関連項目:

Set.isEmpty()

コンストラクタの詳細

SetBinding

public SetBinding()

メソッドの詳細

bind

protected final void bind(Observable... dependencies)

変更の依存性の監視を開始します。 依存性のいずれかの値が変更される場合、バインディングは無効とマークされます。

パラメータ:

dependencies - 監視する依存性

unbind

protected final void unbind(Observable... dependencies)

変更の依存性の監視を停止します。

パラメータ:

dependencies - 監視を停止する依存性

dispose

public void dispose()

空であるdispose()のデフォルトの実装。

定義:

インタフェースBinding<E>内のdispose

getDependencies

public ObservableList<?> getDependencies()

空のObservableListを返すgetDependencies()のデフォルトの実装。

定義:

インタフェースBinding<E>内のgetDependencies

戻り値:

空のObservableList

get

public final ObservableSet<E> get()

computeValue()の結果を返します。 バインディングが無効である場合、メソッドcomputeValue()のみ呼び出されます。 get()の最後の呼出しからバインディングが無効でなくなった場合、結果がキャッシュされて返されます。

定義:

インタフェースObservableObjectValue<E>内のget

戻り値:

現行値

onInvalidating

protected void onInvalidating()

このバインディングが無効になる場合、反応するクラスを拡張して、メソッドonInvalidating()をオーバーライドできます。 デフォルトの実装は空です。

computeValue

protected abstract ObservableSet<E> computeValue()

このバインディングの現在の値を計算します。

SetBindingを拡張するクラスは、computeValueの実装を提供する必要があります。

戻り値:

現行値

toString

public String toString()

このSetBindingオブジェクトの文字列表現を返します。

オーバーライド:

toString 、クラス: Object

戻り値:

このSetBindingオブジェクトの文字列表現。