モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.print

クラスJobSettings


  • public final class JobSettings
    extends Object
    JobSettingsクラスは、印刷ジョブの構成のほとんどをカプセル化します。 アプリケーションでJobSettingsインスタンスのセットを直接作成したり設定したりすることはありません(できません)。 印刷ジョブが作成された時点で、すでにそのジョブに1つインストールされています。

    PrinterJobの説明にあるように、そのジョブにインストールされたJobSettingsは当初、そのジョブに当初関連付けられているプリンタの現在のデフォルト設定を反映しています。

    JobSettingsの委譲はジョブが存在する間変わらず、そのメンバー・プロパティはジョブのPrinterの変更と互換性を持たせるように更新されます。 たとえば、プラットフォームのダイアログを介したユーザー操作の結果として、などです。 設定に互換性がない場合、新しいプリンタの設定は通常、デフォルトに戻ります。

    ダイアログでのユーザー操作によって、設定が暗黙的または明示的に更新された場合、ユーザーが「確定」オプションを使用してダイアログを終了することで設定を承認すると、更新内容がアプリケーションに伝播されて参照可能になります。

    ほとんどの印刷アプリケーションでは、ユーザーが目的のオプションを設定できて、そのオプションがジョブに伝播されれば十分であると考えられます。 これを必要とするアプリケーション用に、個々のオプションに対してsetterおよびgetterメソッド(プロパティとしても使用可能)が用意されており、設定値の変更はこれらのプロパティを介して監視および更新できます。

    すべての設定値がすべてのプリンタで使用できるわけではありません。 たとえば、両面印刷をサポートしていないプリンタもあります。 サポートされる設定の判別方法については、Printerクラスを参照してください。

    導入されたバージョン:
    JavaFX 8.0
    • メソッドの詳細

      • getJobName

        public String getJobName()
        ジョブの名前を取得します。
        戻り値:
        ジョブの名前を表す文字列
      • setJobName

        public void setJobName​(String name)
        ジョブの名前を設定します。
        パラメータ:
        name - ジョブの名前を表す文字列
      • getCopies

        public int getCopies()
        印刷する部数を取得します。
        戻り値:
        印刷部数
      • setCopies

        public final void setCopies​(int nCopies)
        印刷する部数を設定します。
        パラメータ:
        nCopies - 印刷部数
      • pageRangesProperty

        public final ObjectProperty pageRangesProperty()
        印刷するジョブ・ページをPageRangeの配列として表す値を持つObjectProperty null値を指定すると、すべてのページが印刷されます。 それ以外の場合は、ページ番号の昇順に並べられた、PageRangeインスタンスの重複しない配列を指定する必要があります。 ページ番号は1から始まります。 空の配列はnullの配列と同等と見なされます。

        無効な、または(プリンタで)サポートされないページ範囲のセットは無視されます。

        範囲が、印刷時にジョブによってレンダリングされるページ数を超えていても、エラーは発生しません。

        関連項目:
        getPageRanges(), setPageRanges(PageRange[])
      • getPageRanges

        public PageRange[] getPageRanges()
        印刷するページの範囲。nullは常にすべてのページを意味します。 詳細はpageRangesProperty()を参照してください。
        戻り値:
        nullまたは上で指定した配列
      • setPageRanges

        public void setPageRanges​(PageRange... pages)
        PageRangeの配列として表した、印刷するページの範囲。 可変引数を使用すると、よくある単一範囲のオートボクシングが可能になります。 ((PageRange[])null)は常にすべてのページを意味しますが、これはデフォルトであるため、あまり使用されません。 詳細はpageRangesProperty()を参照してください。
        パラメータ:
        pages - nullまたは上で指定した可変引数配列
      • getPrintSides

        public PrintSides getPrintSides()
        プリンタがサポートしている場合は、ジョブをメディア(紙)の両面に印刷できます(両面印刷)。 このメソッドは選択された設定を返します。
        戻り値:
        両面(面)設定。
      • setPrintSides

        public void setPrintSides​(PrintSides sides)
        両面印刷を制御するPrintSidesプロパティを設定します。 null値は無視されます。
        パラメータ:
        sides - 面数の新しい設定。
      • getCollation

        public Collation getCollation()
        Collationは、ドキュメントを複数部印刷する際の用紙のソート方法を決定します。 そのため、用紙2枚以上のドキュメントを2部以上印刷する場合にのみ意味を持ちます。 用紙は物理メディアであるため、2ページのドキュメントでも、1ページにまとめて印刷したり、両面印刷したりすると、用紙は1枚のみになります。 丁合いありの印刷ジョブでは、用紙を順番にソートした状態のドキュメントが生成されます。 丁合いなしのジョブでは、同じ用紙が複数枚まとめられます。 uncollated (false)が標準のデフォルト値です。
        戻り値:
        照合
      • setCollation

        public void setCollation​(Collation collation)
        Collationプロパティを設定します。 null値は無視されます。
        パラメータ:
        collation - 丁合いの新しい設定
      • getPrintColor

        public PrintColor getPrintColor()
        プロパティprintColorの値を取得します。
        プロパティの説明:
        PrintColorのインスタンスを表すプロパティ。
      • setPrintColor

        public void setPrintColor​(PrintColor color)
        PrintColorプロパティを設定します。 null値は無視されます。
        パラメータ:
        color - 印刷色の新しい設定。
      • getPrintQuality

        public PrintQuality getPrintQuality()
        プロパティprintQualityの値を取得します。
        プロパティの説明:
        PrintQualityのインスタンスを表すプロパティ。
      • setPrintQuality

        public void setPrintQuality​(PrintQuality quality)
        PrintQualityプロパティを設定します。 null値は無視されます。

        品質と解像度は重複する概念です。 そのため、プリンタによっては、両方ではなくいずれか一方のみをサポートしている場合もあります。 これらをプログラム的に設定するアプリケーションでは、両方のプロパティを問い合せて、サポートされる値から適宜選択してください。 プリンタが非標準の値をサポートしている場合、それらの値のプリンタによる解釈をコードが判別できない可能性があるため、常に要件に合致する標準値から選択するのが最も安全です。

        パラメータ:
        quality - 印刷品質の新しい設定。
      • getPrintResolution

        public PrintResolution getPrintResolution()
        戻り値:
        印刷解像度
      • setPrintResolution

        public void setPrintResolution​(PrintResolution resolution)
        PrintResolutionプロパティを設定します。 null値は無視されます。

        品質と解像度は重複する概念です。 そのため、プリンタによっては、両方ではなくいずれか一方のみをサポートしている場合もあります。 これらをプログラム的に設定するアプリケーションでは、両方のプロパティを問い合せて、サポートされる値から適宜選択してください。 プリンタが非標準の値をサポートしている場合、それらの値のプリンタによる解釈をコードが判別できない可能性があるため、常に要件に合致する標準値から選択するのが最も安全です。

        パラメータ:
        resolution - 印刷解像度の新しい設定。
      • getPaperSource

        public PaperSource getPaperSource()
        プロパティpaperSourceの値を取得します。
        プロパティの説明:
        PaperSourceのインスタンスを表すプロパティ。
      • setPaperSource

        public void setPaperSource​(PaperSource value)
        プロパティpaperSourceの値を設定します。
        プロパティの説明:
        PaperSourceのインスタンスを表すプロパティ。
      • getPageLayout

        public PageLayout getPageLayout()
        このジョブの現在のページ・レイアウトを取得します。
        戻り値:
        ジョブに使用するページ・レイアウト。
      • setPageLayout

        public void setPageLayout​(PageLayout pageLayout)
        使用するPageLayoutを設定します。
        パラメータ:
        pageLayout - 使用するページ・レイアウト。