モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.scene.input

インタフェースInputMethodRequests


  • public interface InputMethodRequests
    InputMethodRequestsは、入力メソッドを扱うためにテキスト編集ノードで処理する必要がある要求を定義します。 ノードはこのインタフェース自体を実装することも、そのインタフェースを実装する独立したオブジェクトを使用することもできます。 このインタフェースを実装するオブジェクトは、ノードのgetInputMethodRequestsメソッドから返される必要があります。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • メソッドのサマリー

      すべてのメソッド インスタンス・メソッド 抽象メソッド 
      修飾子と型 メソッド 説明
      void cancelLatestCommittedText()
      テキスト編集ノードから最新の確定テキストを取得して、ノードのテキスト本体からそのテキストを削除します。
      int getLocationOffset​(int x, int y)
      指定された画面上の絶対座標xとyとに対応する変換テキスト内のオフセットを取得します。
      String getSelectedText()
      現在選択されているテキストをテキスト編集ノードから取得します。
      Point2D getTextLocation​(int offset)
      現在の変換テキスト内の指定されたオフセットの場所、または確定テキスト内の選択部分の場所を取得します。
    • メソッドの詳細

      • getTextLocation

        Point2D getTextLocation​(int offset)
        現在の変換テキスト内の指定されたオフセットの場所、または確定テキスト内の選択部分の場所を取得します。 この情報は、たとえば、変換テキストの近くに候補ウィンドウを配置したり、確定テキストの挿入先の位置の近くに変換ウィンドウを配置するために使用されます。
        パラメータ:
        offset - 変換テキストがある場合は変換テキスト内での座標、そうでない場合はnull
        戻り値:
        オフセットの画面位置を表す点
      • getLocationOffset

        int getLocationOffset​(int x,
                              int y)
        指定された画面上の絶対座標xとyとに対応する変換テキスト内のオフセットを取得します。 この情報は、たとえば、マウス・クリックおよびマウス・カーソルを処理するために使用されます。 オフセットは変換テキストに対する相対位置で、オフセット0は変換テキストの先頭を示します。
        パラメータ:
        x - 画面上での絶対x座標
        y - 画面上での絶対y座標
        戻り値:
        変換テキスト内のオフセット。
      • cancelLatestCommittedText

        void cancelLatestCommittedText()
        テキスト編集ノードから最新の確定テキストを取得して、ノードのテキスト本体からそのテキストを削除します。 これは、確定テキストを以前の変換状態に戻す、一部のインプット・メソッドの「確定取消し」機能で使用されます。 変換テキストは、InputMethodEventを使用してノードに送られます。
      • getSelectedText

        String getSelectedText()
        現在選択されているテキストをテキスト編集ノードから取得します。 これは、さまざまな目的で使用されます。 1つの例として一部のインプット・メソッドの「再変換」機能があります。 この場合、インプット・メソッドはインプット・メソッド・イベントを送って、選択されているテキストを変換テキストに置き換えます。 インプット・メソッドの機能に応じて、これは選択テキストに対応する元の変換テキスト、テキスト内に最後に入力された変換テキスト、または選択テキストを元に戻したテキストになることもあります。
        戻り値:
        最新の確定テキスト、またはnull (「確定取消し」機能がサポートされていない場合)