モジュール java.desktop
パッケージ javax.swing

クラスUIDefaults

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Cloneable, Map<Object,Object>

    public class UIDefaults
    extends Hashtable<Object,Object>
    Swingコンポーネントのデフォルト値のテーブルです。 アプリケーションはUIManagerを使用してデフォルト値を設定または取得できます。

    警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後のSwingリリースとの互換性がなくなる予定です。 現在の直列化のサポートは、短期間の格納や、同じバージョンのSwingを実行するアプリケーション間のRMIに適しています。 1.4以降、すべてのJavaBeans™用の長期間の格納サポートがjava.beansパッケージに追加されています。 XMLEncoderを参照してください。

    導入されたバージョン:
    1.2
    関連項目:
    UIManager, 「直列化されたフォーム」
    • ネストされたクラスのサマリー

      ネストされたクラス 
      修飾子と型 クラス 説明
      static interface  UIDefaults.ActiveValue
      このクラスを使うと、getXXX(key)メソッドで検索されるたびに構築されるデフォルトのテーブルにエントリを格納できます。
      static class  UIDefaults.LazyInputMap
      LazyInputMapは、createValueメソッドでInputMapを作成します。
      static interface  UIDefaults.LazyValue
      このクラスを使うと、getXXX(key)メソッドではじめて検索されるまで構築されないデフォルトのテーブルにエントリを格納できます。
      static class  UIDefaults.ProxyLazyValue
      このクラスは、生成されるインスタンスのClassのロードを遅延させるLazyValueの実装を提供します。
    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      UIDefaults()
      空のデフォルト・テーブルを作成します。
      UIDefaults​(int initialCapacity, float loadFactor)
      指定された初期容量と負荷係数で空のデフォルト・テーブルを作成します。
      UIDefaults​(Object[] keyValueList)
      指定されたキーと値のペアを使用して初期化したデフォルト値のテーブルを作成します。
    • コンストラクタの詳細

      • UIDefaults

        public UIDefaults()
        空のデフォルト・テーブルを作成します。
      • UIDefaults

        public UIDefaults​(int initialCapacity,
                          float loadFactor)
        指定された初期容量と負荷係数で空のデフォルト・テーブルを作成します。
        パラメータ:
        initialCapacity - デフォルト・テーブルの初期容量
        loadFactor - デフォルト・テーブルの負荷係数
        導入されたバージョン:
        1.6
        関連項目:
        Hashtable
      • UIDefaults

        public UIDefaults​(Object[] keyValueList)
        指定されたキーと値のペアを使用して初期化したデフォルト値のテーブルを作成します。 例を示します。
                Object[] uiDefaults = {
                     "Font", new Font("Dialog", Font.BOLD, 12),
                    "Color", Color.red,
                     "five", Integer.valueOf(5)
                }
                UIDefaults myDefaults = new UIDefaults(uiDefaults);
         
        パラメータ:
        keyValueList - キーと値のペアを格納するオブジェクトの配列
    • メソッドの詳細

      • get

        public Object get​(Object key)
        keyの値を返します。 値がUIDefaults.LazyValueの場合、実際の値がLazyValue.createValue()を使用して計算され、表のエントリを置換した後、計算された実際の値が返されます。 値がUIDefaults.ActiveValueの場合、表のエントリは置換されません。値は、get()呼出しごとにActiveValue.createValue()を使用して計算されます。 キーが表で見つからなかった場合、このオブジェクトが保持するリソース・バンドルのリストが検索されます。 リソース・バンドルは、getDefaultLocaleによって返されたロケールを使用して、もっとも新しく追加されたものから順に検索されます。 LazyValuesActiveValuesはリソース・バンドルではサポートされていません。
        定義:
        get、インタフェース: Map<Object,Object>
        オーバーライド:
        get、クラス: Hashtable<Object,Object>
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値
        導入されたバージョン:
        1.4
        関連項目:
        UIDefaults.LazyValue, UIDefaults.ActiveValue, Hashtable.get(java.lang.Object), getDefaultLocale(), addResourceBundle(java.lang.String)
      • get

        public Object get​(Object key,
                          Locale l)
        指定されたロケールに関連付けられたkeyの値を返します。 値がUIDefaults.LazyValueの場合、実際の値がLazyValue.createValue()を使用して計算され、表のエントリを置換した後、計算された実際の値が返されます。 値がUIDefaults.ActiveValueの場合、表のエントリは置換されません。値は、get()呼出しごとにActiveValue.createValue()を使用して計算されます。 キーが表で見つからなかった場合、このオブジェクトが保持するリソース・バンドルのリストが検索されます。 リソース・バンドルは、指定されたロケールを使用して、もっとも新しく追加されたものから順に検索されます。 LazyValuesActiveValuesはリソース・バンドルではサポートされていません。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のlocale
        戻り値:
        keyの値
        導入されたバージョン:
        1.4
        関連項目:
        UIDefaults.LazyValue, UIDefaults.ActiveValue, Hashtable.get(java.lang.Object), addResourceBundle(java.lang.String)
      • put

        public Object put​(Object key,
                          Object value)
        すべてのロケールについて、keyの値をvalueに設定します。 keyが文字列で新しい値が古い値と等しくない場合は、PropertyChangeEventをトリガーします。 値がnullの場合、キーはテーブルから削除されます。
        定義:
        put、インタフェース: Map<Object,Object>
        オーバーライド:
        put、クラス: Hashtable<Object,Object>
        パラメータ:
        key - 一意のObject。このオブジェクトの値を使って、オブジェクトに関連付けられたデータ値を取得する
        value - キーの下のデータとして格納される新規Object
        戻り値:
        直前のObject値、またはnull
        関連項目:
        putDefaults(java.lang.Object[]), Hashtable.put(K, V)
      • putDefaults

        public void putDefaults​(Object[] keyValueList)
        キーと値のペアをすべてデータベースに格納し、無条件にPropertyChangeEventを1つ生成します。 oldValueイベントとnewValueイベントはnullになり、propertyNameは「UIDefaults」になります。 すべてのロケールについて、キーと値のペアが追加されます。
        パラメータ:
        keyValueList - キーと値のペアの配列
        関連項目:
        put(java.lang.Object, java.lang.Object), Hashtable.put(K, V)
      • getFont

        public Font getFont​(Object key)
        keyの値がFontである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がFontの場合、Fontオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getFont

        public Font getFont​(Object key,
                            Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がFontである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がFontの場合、Fontオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getColor

        public Color getColor​(Object key)
        keyの値がColorである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がColorの場合、Colorオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getColor

        public Color getColor​(Object key,
                              Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がColorである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がColorの場合、Colorオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getIcon

        public Icon getIcon​(Object key)
        keyの値がIconである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がIconの場合はIconオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getIcon

        public Icon getIcon​(Object key,
                            Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がIconである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がIconの場合はIconオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getBorder

        public Border getBorder​(Object key)
        keyの値がBorderである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がBorderの場合、Borderオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getBorder

        public Border getBorder​(Object key,
                                Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がBorderである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がBorderの場合、Borderオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getString

        public String getString​(Object key)
        keyの値がStringである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がStringの場合、Stringオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getString

        public String getString​(Object key,
                                Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がStringである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のLocale
        戻り値:
        指定のLocalekeyの値がStringの場合はStringオブジェクト、そうでない場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getInt

        public int getInt​(Object key)
        keyの値がIntegerの場合はその整数値を返し、それ以外の場合は0を返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がIntegerの場合はその値、そうでない場合は0を返す
      • getInt

        public int getInt​(Object key,
                          Locale l)
        指定のLocalekeyの値がIntegerの場合はその整数値を返し、それ以外の場合は0を返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がIntegerの場合はその値、そうでない場合は0を返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getBoolean

        public boolean getBoolean​(Object key)
        keyの値がbooleanの場合はそのboolean値を返し、それ以外の場合はfalseを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のboolean値のキーを指定するObject
        戻り値:
        keyの値がbooleanの場合はそのboolean値を返し、それ以外の場合はfalseを返します。
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getBoolean

        public boolean getBoolean​(Object key,
                                  Locale l)
        指定のLocalekeyの値がbooleanの場合はそのboolean値を返し、それ以外の場合はfalseを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のboolean値のキーを指定するObject
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がbooleanの場合はそのboolean値、そうでない場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getInsets

        public Insets getInsets​(Object key)
        keyの値がInsetsである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がInsetsの場合はInsetsオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getInsets

        public Insets getInsets​(Object key,
                                Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がInsetsである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がInsetsの場合はInsetsオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getDimension

        public Dimension getDimension​(Object key)
        keyの値がDimensionである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        戻り値:
        keyの値がDimensionの場合、Dimensionオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
      • getDimension

        public Dimension getDimension​(Object key,
                                      Locale l)
        指定されたLocalekeyの値がDimensionである場合はそれを返し、それ以外の場合はnullを返します。
        パラメータ:
        key - 目的のキー
        l - 目的のロケール
        戻り値:
        keyLocaleの値がDimensionの場合、Dimensionオブジェクトを返す。それ以外の場合はnullを返す
        導入されたバージョン:
        1.4
      • getUIClass

        public Class<? extends ComponentUI> getUIClass​(String uiClassID,
                                                       ClassLoader uiClassLoader)
        get(uidClassID)の値は、対応するComponentUIクラスを実装するクラスのString名でなければいけません。 クラスがそれ以前にロードされていない場合、null以外のクラス・ローダーが提供されていればこのメソッドはクラスをuiClassLoader.loadClass()でルックアップし、そうでなければclassForName()でルックアップします。

        uiClassIDのマッピングが存在する場合や、指定されたクラスが見つからない場合は、nullを返します。

        このメソッドはgetUIによって使用されます。通常は、このメソッドを直接呼び出す必要はありません。

        パラメータ:
        uiClassID - クラスIDが格納されている文字列
        uiClassLoader - クラスをロードするオブジェクト
        戻り値:
        Class.forName(get(uidClassID))の値
        関連項目:
        getUI(javax.swing.JComponent)
      • getUIClass

        public Class<? extends ComponentUI> getUIClass​(String uiClassID)
        このコンポーネントを描画するL&Fクラスを返します。
        パラメータ:
        uiClassID - クラスIDが格納されている文字列
        戻り値:
        getUIClass(uiClassID, null)によって返されるClassオブジェクト
      • getUIError

        protected void getUIError​(String msg)
        getUI()がなんらかの理由で失敗した場合、nullを返す前にこのメソッドを呼び出します。 サブクラスによって、処理を追加したり省略したりできます。
        パラメータ:
        msg - 出力するメッセージ文字列
        関連項目:
        getUI(javax.swing.JComponent)
      • getUI

        public ComponentUI getUI​(JComponent target)
        指定されたコンポーネントのComponentUIの実装を作成します。 つまり、targetのLook & Feelの特定の委譲オブジェクトを作成します。 これは、次の2つの手順で実行されます。
        • target.getUIClassID()によって返される値からComponentUIの実装クラスの名前をルックアップする。
        • 実装クラスstaticメソッドcreateUI()を使って、Look & Feelの委譲を構築する。
        パラメータ:
        target - UIを必要とするJComponent
        戻り値:
        ComponentUIオブジェクト
      • addPropertyChangeListener

        public void addPropertyChangeListener​(PropertyChangeListener listener)
        リスナー・リストにPropertyChangeListenerを追加します。 リスナーは、すべてのプロパティに対して登録されます。

        PropertyChangeEventは、デフォルトが変更されるたびにトリガーされます。

        パラメータ:
        listener - 追加されるPropertyChangeListener
        関連項目:
        PropertyChangeSupport
      • removePropertyChangeListener

        public void removePropertyChangeListener​(PropertyChangeListener listener)
        PropertyChangeListenerをリスナー・リストから削除します。 すべてのプロパティに登録されたPropertyChangeListenerを削除します。
        パラメータ:
        listener - 削除するPropertyChangeListener
        関連項目:
        PropertyChangeSupport
      • getPropertyChangeListeners

        public PropertyChangeListener[] getPropertyChangeListeners()
        addPropertyChangeListener()を使用してこのUIDefaultsに追加されたすべてのPropertyChangeListenerの配列を返します。
        戻り値:
        追加されたすべてのPropertyChangeListener。リスナーが追加されていない場合は空の配列
        導入されたバージョン:
        1.4
      • firePropertyChange

        protected void firePropertyChange​(String propertyName,
                                          Object oldValue,
                                          Object newValue)
        バウンド・プロパティの変更の報告をサポートします。 oldValueとnewValueが等しくなく、PropertyChangeEventリスナー・リストが空でない場合、各リスナーに対してPropertyChangeイベントをトリガーします。
        パラメータ:
        propertyName - 変更されたプロパティのプログラム名
        oldValue - プロパティの古い値
        newValue - プロパティの新しい値
        関連項目:
        PropertyChangeSupport
      • removeResourceBundle

        public void removeResourceBundle​(String bundleName)
        ローカライズされたデフォルトを検索するためのリソース・バンドルのリストから、リソース・バンドルを削除します。
        パラメータ:
        bundleName - 削除するリソース・バンドルのベース名
        導入されたバージョン:
        1.4
        関連項目:
        ResourceBundle, addResourceBundle(java.lang.String)
      • setDefaultLocale

        public void setDefaultLocale​(Locale l)
        デフォルトのロケールを設定します。 getメソッドはロケール引数を使用しないため、getメソッドによってローカライズされた値を取得するときには、デフォルトのロケールが使用されます。 リリース1.4以降、Swing UIオブジェクトは、デフォルトのロケールではなくコンポーネントのロケールを使用して、ローカライズされた値を取得します。 デフォルトのロケールは、1.4よりも前のリリースとの互換性を提供するものです。
        パラメータ:
        l - 新しいデフォルトのロケール
        導入されたバージョン:
        1.4
        関連項目:
        getDefaultLocale(), get(Object), get(Object,Locale)
      • getDefaultLocale

        public Locale getDefaultLocale()
        デフォルトのロケールを返します。 getメソッドはロケール引数を使用しないため、getメソッドによってローカライズされた値を取得するときには、デフォルトのロケールが使用されます。 リリース1.4以降、Swing UIオブジェクトは、デフォルトのロケールではなくコンポーネントのロケールを使用して、ローカライズされた値を取得します。 デフォルトのロケールは、1.4よりも前のリリースとの互換性を提供するものです。
        戻り値:
        デフォルトのロケール
        導入されたバージョン:
        1.4
        関連項目:
        setDefaultLocale(java.util.Locale), get(Object), get(Object,Locale)