- java.lang.Object
-
- org.omg.CORBA.Any
-
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,IDLEntity
public abstract class Any extends Object implements IDLEntity
IDLで記述できるあらゆるデータのコンテナ、またはIDLのプリミティブ型のコンテナとして機能します。Any
オブジェクトは、NamedValue
オブジェクトのコンポーネントとして使用されます。NamedValueオブジェクトは、要求がとる引数または戻り値についての情報を提供し、またContext
オブジェクトで名前/値ペアを定義するために使用されます。Any
オブジェクトの構成要素は次の2つです。- データ値
Any
オブジェクトに格納されているデータ値の型を記述するTypeCode
オブジェクト。 たとえば配列のTypeCode
オブジェクトは、配列の長さのフィールドおよび配列要素の型のフィールドを持つ。 この場合、TypeCode
オブジェクトの2番目のフィールドはそれ自体がTypeCode
オブジェクトである。
Any
クラスの大部分は、Any
オブジェクトに値を挿入し、Any
オブジェクトから値を抽出するためのメソッドのペアで構成されています。たとえばプリミティブ型Xが指定された場合、メソッドは次のとおりです。
void insert_X(X x)
- このメソッドにより、プリミティブ型
X
のインスタンスx
をAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入できる。 また、insert_X
メソッドは必要に応じてAny
オブジェクトのtype
フィールドをリセットする。 -
X extract_X()
- このメソッドにより、型
X
のインスタンスをAny
オブジェクトから抽出できる。
このメソッドは、次の2つの条件下で例外
BAD_OPERATION
をスローします。-
Any
オブジェクトに含まれる要素の型がX
でない場合 -
Any
オブジェクトのvalue
フィールドが設定される前に、extract_X
メソッドが呼び出される場合
-
各プリミティブIDLデータ型によって、それぞれ別々のメソッドの組があります。たとえば、
insert_long
とextract_long
、insert_string
とextract_string
などです。
Any
クラスには、型コードを取得および設定するためのメソッド、2つのAny
オブジェクトが等しいかどうかをテストするメソッド、ストリームからAny
オブジェクトを読み込むメソッド、ストリームにAnyオブジェクトを書き込むメソッドもあります。- 導入されたバージョン:
- JDK1.2
-
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ コンストラクタ 説明 Any()
-
メソッドのサマリー
すべてのメソッド インスタンス・メソッド 抽象メソッド 具象メソッド 非推奨のメソッド 修飾子と型 メソッド 説明 abstract InputStream
create_input_stream()
このAny
オブジェクトの値を非整列化できる入力ストリームを作成します。abstract OutputStream
create_output_stream()
このAny
オブジェクトの値を整列化できる出力ストリームを作成します。abstract boolean
equal(Any a)
このAny
オブジェクトと指定されたAny
オブジェクトが等しいかどうかを判定します。abstract Any
extract_any()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのAny
オブジェクトを抽出します。abstract boolean
extract_boolean()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのboolean
を抽出します。abstract char
extract_char()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのchar
を抽出します。abstract double
extract_double()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのdouble
を抽出します。BigDecimal
extract_fixed()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのjava.math.BigDecimal
オブジェクトを抽出します。abstract float
extract_float()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのfloat
を抽出します。abstract int
extract_long()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのint
を抽出します。abstract long
extract_longlong()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのlong
を抽出します。abstract Object
extract_Object()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのorg.omg.CORBA.Object
を抽出します。abstract byte
extract_octet()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのbyte
を抽出します。Principal
extract_Principal()
非推奨。CORBA 2.2では非推奨です。abstract short
extract_short()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのshort
を抽出します。Streamable
extract_Streamable()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドからStreamable
を抽出します。abstract String
extract_string()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのString
オブジェクトを抽出します。abstract TypeCode
extract_TypeCode()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのTypeCode
オブジェクトを抽出します。abstract int
extract_ulong()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのint
を抽出します。abstract long
extract_ulonglong()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのlong
を抽出します。abstract short
extract_ushort()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのshort
を抽出します。abstract Serializable
extract_Value()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのjava.io.Serializable
オブジェクトを抽出します。abstract char
extract_wchar()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのchar
を抽出します。abstract String
extract_wstring()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのString
オブジェクトを抽出します。abstract void
insert_any(Any a)
指定されたAny
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_boolean(boolean b)
指定されたboolean
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_char(char c)
指定されたchar
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_double(double d)
指定されたdouble
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。void
insert_fixed(BigDecimal value)
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT
例外をスローします。void
insert_fixed(BigDecimal value, TypeCode type)
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT
例外をスローします。abstract void
insert_float(float f)
指定されたfloat
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_long(int l)
指定されたint
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_longlong(long l)
指定されたlong
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_Object(Object o)
指定されたorg.omg.CORBA.Object
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_Object(Object o, TypeCode t)
指定されたorg.omg.CORBA.Object
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_octet(byte b)
指定されたbyte
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。void
insert_Principal(Principal p)
非推奨。CORBA 2.2では非推奨です。abstract void
insert_short(short s)
指定されたshort
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。void
insert_Streamable(Streamable s)
指定されたStreamable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_string(String s)
指定されたString
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_TypeCode(TypeCode t)
指定されたTypeCode
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_ulong(int l)
指定されたint
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_ulonglong(long l)
指定されたlong
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_ushort(short s)
指定されたshort
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_Value(Serializable v)
指定されたjava.io.Serializable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_Value(Serializable v, TypeCode t)
指定されたjava.io.Serializable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_wchar(char c)
指定されたchar
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
insert_wstring(String s)
指定されたString
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。abstract void
read_value(InputStream is, TypeCode t)
指定された型コードを使用して、指定された入力ストリームからAny
オブジェクトの値を読み込み(非整列化し)ます。abstract TypeCode
type()
このAny
オブジェクトに格納されている要素の型情報を返します。abstract void
type(TypeCode t)
このAny
オブジェクトのtype
フィールドを、指定されたTypeCode
オブジェクトに設定し、その値をクリアします。abstract void
write_value(OutputStream os)
このAny
オブジェクトの値を指定された出力ストリームに書き込みます。
-
-
-
メソッドの詳細
-
equal
public abstract boolean equal(Any a)
このAny
オブジェクトと指定されたAny
オブジェクトが等しいかどうかを判定します。 2つのAny
オブジェクトは、値と型コードの両方が同じ場合に等しくなります。- パラメータ:
a
- 等しいかどうかが判定されるAny
オブジェクト- 戻り値:
Any
オブジェクトが等しい場合はtrue
、そうでない場合はfalse
- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
type
public abstract TypeCode type()
このAny
オブジェクトに格納されている要素の型情報を返します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されている値の型情報を格納するTypeCode
オブジェクト
-
type
public abstract void type(TypeCode t)
このAny
オブジェクトのtype
フィールドを、指定されたTypeCode
オブジェクトに設定し、その値をクリアします。このメソッドを使用して型コードを設定すると、値がある場合にその値が消されてしまうことに注意してください。 このメソッドは、主にIDLの
out
パラメータに対して型を正しく設定できるように提供されます。 通常、型の設定はinsert_X
メソッドによって行われます。insert_Xメソッドは、型がまだXに設定されていない場合にその型をXに設定します。- パラメータ:
t
- このAny
オブジェクトにある値の情報を提供するTypeCode
オブジェクト
-
read_value
public abstract void read_value(InputStream is, TypeCode t) throws MARSHAL
指定された型コードを使用して、指定された入力ストリームからAny
オブジェクトの値を読み込み(非整列化し)ます。- パラメータ:
is
- このAny
オブジェクトに格納されている値を読み込むorg.omg.CORBA.portable.InputStream
オブジェクトt
- 読み出される値の型情報を格納するTypeCode
オブジェクト- 例外:
MARSHAL
- 指定されたTypeCode
オブジェクトが入力ストリームに格納されていた値と一貫性がない場合
-
write_value
public abstract void write_value(OutputStream os)
このAny
オブジェクトの値を指定された出力ストリームに書き込みます。typecode
とvalue
の両方を書き込む必要がある場合は、create_output_stream()
を使用してOutputStream
を作成し、次にOutputStream
でwrite_any
を使用します。値が
value
フィールドに挿入されていないAny
オブジェクトからこのメソッドが呼び出された場合、このメソッドは例外java.lang.NullPointerException
をスローします。- パラメータ:
os
- このAny
オブジェクトの値を整列化するorg.omg.CORBA.portable.OutputStream
オブジェクト
-
create_output_stream
public abstract OutputStream create_output_stream()
このAny
オブジェクトの値を整列化できる出力ストリームを作成します。- 戻り値:
- 新しく生成された
OutputStream
-
create_input_stream
public abstract InputStream create_input_stream()
このAny
オブジェクトの値を非整列化できる入力ストリームを作成します。- 戻り値:
- 新しく生成された
InputStream
-
extract_short
public abstract short extract_short() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのshort
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたshort
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにshort
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_short
public abstract void insert_short(short s)
指定されたshort
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
s
- このAny
オブジェクトに挿入するshort
-
extract_long
public abstract int extract_long() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのint
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたint
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにint
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_long
public abstract void insert_long(int l)
指定されたint
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
l
- このAny
オブジェクトに挿入するint
-
extract_longlong
public abstract long extract_longlong() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのlong
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたlong
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにlong
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_longlong
public abstract void insert_longlong(long l)
指定されたlong
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
l
- このAny
オブジェクトに挿入するlong
-
extract_ushort
public abstract short extract_ushort() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのshort
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたshort
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにshort
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_ushort
public abstract void insert_ushort(short s)
指定されたshort
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
s
- このAny
オブジェクトに挿入するshort
-
extract_ulong
public abstract int extract_ulong() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのint
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたint
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにint
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_ulong
public abstract void insert_ulong(int l)
指定されたint
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
l
- このAny
オブジェクトに挿入するint
-
extract_ulonglong
public abstract long extract_ulonglong() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのlong
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたlong
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにlong
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_ulonglong
public abstract void insert_ulonglong(long l)
指定されたlong
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
l
- このAny
オブジェクトに挿入するlong
-
extract_float
public abstract float extract_float() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのfloat
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたfloat
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにfloat
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_float
public abstract void insert_float(float f)
指定されたfloat
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
f
- このAny
オブジェクトに挿入するfloat
-
extract_double
public abstract double extract_double() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのdouble
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたdouble
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにdouble
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_double
public abstract void insert_double(double d)
指定されたdouble
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
d
- このAny
オブジェクトに挿入するdouble
-
extract_boolean
public abstract boolean extract_boolean() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのboolean
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたboolean
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにboolean
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_boolean
public abstract void insert_boolean(boolean b)
指定されたboolean
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
b
- このAny
オブジェクトに挿入するboolean
-
extract_char
public abstract char extract_char() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのchar
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたchar
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにchar
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_char
public abstract void insert_char(char c) throws DATA_CONVERSION
指定されたchar
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
c
- このAny
オブジェクトに挿入するchar
- 例外:
DATA_CONVERSION
- データ変換エラーがある場合
-
extract_wchar
public abstract char extract_wchar() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのchar
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたchar
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにchar
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_wchar
public abstract void insert_wchar(char c)
指定されたchar
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
c
- このAny
オブジェクトに挿入するchar
-
extract_octet
public abstract byte extract_octet() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのbyte
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたbyte
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにbyte
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_octet
public abstract void insert_octet(byte b)
指定されたbyte
をこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
b
- このAny
オブジェクトに挿入するbyte
-
extract_any
public abstract Any extract_any() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのAny
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたAny
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにAny
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_any
public abstract void insert_any(Any a)
指定されたAny
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
a
- このAny
オブジェクトに挿入するAny
オブジェクト
-
extract_Object
public abstract Object extract_Object() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのorg.omg.CORBA.Object
を抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたorg.omg.CORBA.Object
- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにorg.omg.CORBA.Object
型の値以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_Object
public abstract void insert_Object(Object o)
指定されたorg.omg.CORBA.Object
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
o
- このAny
オブジェクトに挿入するorg.omg.CORBA.Object
オブジェクト
-
extract_Value
public abstract Serializable extract_Value() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのjava.io.Serializable
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたjava.io.Serializable
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにjava.io.Serializable
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_Value
public abstract void insert_Value(Serializable v)
指定されたjava.io.Serializable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
v
- このAny
オブジェクトに挿入するjava.io.Serializable
オブジェクト
-
insert_Value
public abstract void insert_Value(Serializable v, TypeCode t) throws MARSHAL
指定されたjava.io.Serializable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
v
- このAny
オブジェクトに挿入するjava.io.Serializable
オブジェクトt
- このAny
オブジェクトのtype
フィールドに挿入され、挿入されるjava.io.Serializable
オブジェクトを説明するTypeCode
オブジェクト- 例外:
MARSHAL
- ORBにパラメータの整列化または非整列化の問題がある場合
-
insert_Object
public abstract void insert_Object(Object o, TypeCode t) throws BAD_PARAM
指定されたorg.omg.CORBA.Object
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
o
- このAny
オブジェクトに挿入するorg.omg.CORBA.Object
インスタンスt
- このAny
オブジェクトに挿入され、挿入されるObject
を説明するTypeCode
オブジェクト- 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトに対してこのメソッドが無効な場合BAD_PARAM
-
extract_string
public abstract String extract_string() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのString
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたString
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにString
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_string
public abstract void insert_string(String s) throws DATA_CONVERSION, MARSHAL
指定されたString
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
s
- このAny
オブジェクトに挿入するString
オブジェクト- 例外:
DATA_CONVERSION
- データ変換エラーがある場合MARSHAL
- ORBにパラメータの整列化または非整列化の問題がある場合
-
extract_wstring
public abstract String extract_wstring() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのString
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたString
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにString
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_wstring
public abstract void insert_wstring(String s) throws MARSHAL
指定されたString
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
s
- このAny
オブジェクトに挿入するString
オブジェクト- 例外:
MARSHAL
- ORBにパラメータの整列化または非整列化の問題がある場合
-
extract_TypeCode
public abstract TypeCode extract_TypeCode() throws BAD_OPERATION
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのTypeCode
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたTypeCode
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにTypeCode
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合
-
insert_TypeCode
public abstract void insert_TypeCode(TypeCode t)
指定されたTypeCode
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
t
- このAny
オブジェクトに挿入するTypeCode
オブジェクト
-
extract_Principal
@Deprecated public Principal extract_Principal() throws BAD_OPERATION
非推奨。CORBA 2.2では非推奨です。このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのPrincipal
オブジェクトを抽出します。Principal
クラスは非推奨であることに注意してください。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたPrincipal
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにPrincipal
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
insert_Principal
@Deprecated public void insert_Principal(Principal p)
非推奨。CORBA 2.2では非推奨です。指定されたPrincipal
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。Principal
クラスは非推奨であることに注意してください。- パラメータ:
p
- このAny
オブジェクトに挿入するPrincipal
オブジェクト- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
extract_Streamable
public Streamable extract_Streamable() throws BAD_INV_ORDER
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドからStreamable
を抽出します。 このメソッドにより、非プリミティブIDL型の抽出が可能になります。- 戻り値:
Any
オブジェクトに格納されたStreamable
。- 例外:
BAD_INV_ORDER
- 呼出し側が間違った順序で処理を呼び出した場合- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
insert_Streamable
public void insert_Streamable(Streamable s)
指定されたStreamable
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。 このメソッドにより、非プリミティブIDL型の挿入が可能になります。- パラメータ:
s
- このAny
オブジェクトに挿入するStreamable
オブジェクト。非プリミティブIDL型も可能- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
extract_fixed
public BigDecimal extract_fixed()
このAny
オブジェクトのvalue
フィールドのjava.math.BigDecimal
オブジェクトを抽出します。- 戻り値:
- この
Any
オブジェクトに格納されたjava.math.BigDecimal
オブジェクト - 例外:
BAD_OPERATION
- このAny
オブジェクトにjava.math.BigDecimal
オブジェクト以外のものが格納されている場合、またはvalue
フィールドがまだ設定されていない場合- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
insert_fixed
public void insert_fixed(BigDecimal value)
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT
例外をスローします。指定された
java.math.BigDecimal
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
value
- このAny
オブジェクトに挿入するjava.math.BigDecimal
オブジェクト- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
insert_fixed
public void insert_fixed(BigDecimal value, TypeCode type) throws BAD_INV_ORDER
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT
例外をスローします。指定された
java.math.BigDecimal
オブジェクトをこのAny
オブジェクトのvalue
フィールドに挿入します。- パラメータ:
value
- このAny
オブジェクトに挿入するjava.math.BigDecimal
オブジェクトtype
- このAny
オブジェクトのtype
フィールドに挿入され、挿入されるjava.math.BigDecimal
オブジェクトを説明するTypeCode
オブジェクト- 例外:
BAD_INV_ORDER
- このメソッドの呼出しが適正でない場合- 関連項目:
CORBA
パッケージに実装されていない機能についてのコメント
-
-