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Java Platform, Standard Edition Installation Guide
Release 10
E91100-01
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4 Oracle SolarisでのServer JRE 10のインストール

このトピックでは、Oracle SolarisにおけるServer JRE 10のシステム要件およびインストール手順について説明します。

このトピックには、次の項があります。

Oracle SolarisにServer JRE 10をインストールする場合のシステム要件

Server JRE 10は、Oracle Solaris SPARC (64-bit)、バージョン11またはそれ以降でサポートされています。サポートされているプロセッサおよびブラウザの詳細は、Oracle JDKの動作保証済システム構成を参照してください。

Oracle SolarisでのServer JRE 10のインストール手順の表記

Server JRE 10のインストール手順にはinterim.update.patchという表記が含まれています。この表記によりServer JRE更新のバージョン番号を表します。

表記interim.update.patchを含む手順では、かわりに適切なServer JRE更新バージョン番号を使用します。たとえば、Server JRE 10一時0、更新2、パッチ1をインストールする場合、このバンドルの名前は次の文字列で表現されます。

serverjre-10.interim.update.patch_solaris-sparcv9_bin.tar.gz

この文字列は次のようになります。

serverjre-10.0.2.1_solaris-sparcv9_bin.tar.gz

Oracle SolarisでのServer JRE 10のインストール

書込み可能な任意の場所にJREアーカイブ・バイナリをインストールできます。Oracle Solaris OSによって提供されるシステム・バージョンのJavaプラットフォームはこれに置き換えられません。

Oracle SolarisにServer JREをインストールする手順は、次のとおりです。
  1. バンドルをダウンロードします:
    • ダウンロード・ファイル: serverjre-10.interim.update.patch_solaris-sparcv9_bin.tar.gz

    • アーキテクチャ: 64-bit SPARC

    • インストールを実行できるユーザー: すべてのユーザー

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。

    .tar.gzアーカイブ・ファイル(tarボールとも呼ばれる)は、1ステップで同時に解凍し展開できるファイルです。

  2. Server JRE 10をインストールする場所にディレクトリを変更し、.tar.gzアーカイブ・バイナリを現在のディレクトリに移動します。
  3. tarボールを解凍し、SPARCプロセッサにServer JREをインストールします。
    $ gzip -dc serverjre-10.interim.update.patch_solaris-sparcv9_bin.tar.gz | tar xf -

    Server JREは、現在のディレクトリのjdk-10.interim.update.patchと呼ばれるディレクトリにインストールされます。

  4. ディスク領域を節約する場合は、.tar.gzファイルを削除します。