モジュール java.base
パッケージ java.lang

クラスProcessBuilder.Redirect

  • 含まれているクラス:
    ProcessBuilder

    public abstract static class ProcessBuilder.Redirect
    extends Object
    サブプロセスの入力元またはサブプロセスの出力先を表します。 Redirectインスタンスは次のいずれかになります。

    上のカテゴリにはそれぞれ一意のTypeが関連付けられています。

    導入されたバージョン:
    1.7
    • フィールドの詳細

      • PIPE

        public static final ProcessBuilder.Redirect PIPE
        サブプロセスの入出力から現在のJavaプロセスへの接続がパイプ経由で行われることを示します。 これが、サブプロセス標準入出力のデフォルトの処理になります。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.PIPE.file() == null &&
         Redirect.PIPE.type() == Redirect.Type.PIPE
         

      • INHERIT

        public static final ProcessBuilder.Redirect INHERIT
        サブプロセスの入力元または出力先が現在のプロセスと同じになることを示します。 これが、ほとんどのオペレーティング・システム・コマンド・インタプリタ(シェル)の通常の動作になります。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.INHERIT.file() == null &&
         Redirect.INHERIT.type() == Redirect.Type.INHERIT
         

      • DISCARD

        public static final ProcessBuilder.Redirect DISCARD
        サブプロセスの出力が破棄されることを示します。 典型的な実装は、オペレーティング・システム固有の"ヌル・ファイル"に書き込むことによって出力を破棄します。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.DISCARD.file() is the filename appropriate for the operating system
         and may be null &&
         Redirect.DISCARD.type() == Redirect.Type.WRITE
         

        導入されたバージョン:
        9
    • メソッドの詳細

      • type

        public abstract ProcessBuilder.Redirect.Type type()
        このRedirectのタイプを返します。
        戻り値:
        このRedirectのタイプ
      • file

        public File file()
        このリダイレクトに関連付けられた入力元または出力先となるFileを返し、そのようなファイルが存在しない場合はnullを返します。
        戻り値:
        このリダイレクトに関連付けられたファイル。そのようなファイルが存在しない場合はnull
      • from

        public static ProcessBuilder.Redirect from​(File file)
        指定されたファイルから読み取るリダイレクトを返します。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.from(file).file() == file &&
         Redirect.from(file).type() == Redirect.Type.READ
         

        パラメータ:
        file - Redirect用のFile
        戻り値:
        指定されたファイルから読み取るリダイレクト
      • to

        public static ProcessBuilder.Redirect to​(File file)
        指定されたファイルに書き込むリダイレクトを返します。 サブプロセスの起動時に指定されたファイルが存在していた場合、その以前の内容は破棄されます。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.to(file).file() == file &&
         Redirect.to(file).type() == Redirect.Type.WRITE
         

        パラメータ:
        file - Redirect用のFile
        戻り値:
        指定されたファイルに書き込むリダイレクト
      • appendTo

        public static ProcessBuilder.Redirect appendTo​(File file)
        指定されたファイルの末尾に追加するリダイレクトを返します。 各書込み操作では、まず位置がファイルの末尾まで進められ、次に要求されたデータが書き込まれます。 このような位置の移動とデータの書込みは、不可分な単一の操作として行われます。この操作は、システムに依存しているため未指定です。

        次のことが常に成り立ちます

         
         Redirect.appendTo(file).file() == file &&
         Redirect.appendTo(file).type() == Redirect.Type.APPEND
         

        パラメータ:
        file - Redirect用のFile
        戻り値:
        指定されたファイルの末尾に追加するリダイレクト
      • equals

        public boolean equals​(Object obj)
        指定されたオブジェクトがこのRedirectと同じかどうかを比較します。 trueが返されるのは、2つのオブジェクトが同一である場合と、どちらのオブジェクトも同じタイプのRedirectインスタンスであり、かつどちらにもnullでない同じFileインスタンスが関連付けられている場合だけです。
        オーバーライド:
        equals、クラスObject
        パラメータ:
        obj - 比較対象の参照オブジェクト。
        戻り値:
        このオブジェクトがobj引数と同じである場合はtrue、それ以外の場合はfalse
        関連項目:
        Object.hashCode()HashMap