モジュール java.base
パッケージ java.time.format

列挙型ResolverStyle

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Comparable<ResolverStyle>

    public enum ResolverStyle
    extends Enum<ResolverStyle>
    日付と時間の様々な解決方法の列挙。

    テキスト文字列の解析は2段階で行われます。 フェーズ1は、ビルダーに追加されたフィールドに従って行われる基本的なテキスト解析です。 フェーズ2では、解析されたフィールドと値のペアが、日付または時間オブジェクト、あるいはその両方に解決されます。 このスタイルは、フェーズ2 (解決)をどのように行うかを制御するために使用されます。

    実装要件:
    これは不変でスレッドセーフな列挙型です。
    導入されたバージョン:
    1.8
    • 列挙型定数の詳細

      • STRICT

        public static final ResolverStyle STRICT
        日付と時間を厳密に解決するスタイル。

        厳密な解決を使用すると、解析された値はすべて、フィールドの有効値の外側の範囲に必ず入ります。 厳密性のために、個々のフィールドがさらに処理される場合もあります。

        たとえば、ISO暦体系の年-月および「月の日」を厳密モードで解決すると、無効な値は拒否され、「月の日」は年-月に対して必ず有効になります。

      • SMART

        public static final ResolverStyle SMART
        日付と時間をスマートな(賢い)方法で解決するスタイル。

        スマート解決を使用すると、各フィールドに対して適切なデフォルトが実行されます。これは、厳密と同じ動作、非厳密と同じ動作、または別の動作です。 この解釈はフィールドごとに異なります。

        たとえば、ISO暦体系の年-月および「月の日」をスマート・モードで解決すると、「月の日」は必ず1から31までになります。有効な最後の「月の日」を超える値はすべて、有効な最後の「月の日」に変換されます。

      • LENIENT

        public static final ResolverStyle LENIENT
        日付と時間を厳密でない方法で解決するスタイル。

        厳密でない解決を使用すると、厳密でない適切な方法で値が解決されます。 この解釈はフィールドごとに異なります。

        たとえば、非厳密モードでは、ISO暦体系の月が1から12までの範囲外にあってもかまいません。 たとえば、15月は12月の3か月後として処理されます。

    • メソッドの詳細

      • values

        public static ResolverStyle[] values()
        この列挙型の定数を含む配列を、宣言されている順序で返します。 このメソッドは、次のようにして定数を反復するために使用できます。
        for (ResolverStyle c : ResolverStyle.values())
            System.out.println(c);
        
        戻り値:
        この列挙型の定数を含む配列(宣言されている順序)
      • valueOf

        public static ResolverStyle valueOf​(String name)
        指定された名前を持つ、この型の列挙型定数を返します。 文字列は、この型の列挙型定数を宣言するのに使用した識別子と厳密に一致している必要があります。 (不適切な空白文字は許可されません。)
        パラメータ:
        name - 返される列挙型定数の名前。
        戻り値:
        指定された名前を持つ列挙型定数
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された名前を持つ定数をこの列挙型が持っていない場合
        NullPointerException - 引数がnullの場合