5 Microsoft WindowsプラットフォームでのJDKのインストール
このトピックには次の項が含まれます:
64ビットWindowsプラットフォームにJDKをインストールする場合のシステム要件
サポートされているプロセッサおよびブラウザの詳細は、Oracle JDKの動作保証済システム構成を参照してください。
WindowsでのJDKのインストール手順の表記
このドキュメントの次の表記を含むテキストに対しては、かわりに適切な更新バージョン番号を使用する必要があります。
interim.update.patch
たとえば、64ビット・システム用の更新18、一時0、更新0、パッチ0のJDKインストーラをダウンロードする場合、ファイル名jdk-18.interim.update.patch_windows-x64_bin.exe
は、jdk-18_windows-x64_bin.exe
になります。
WindowsでのJDKのインストール手順
自己インストールの実行可能ファイルを実行して、WindowsコンピュータでJDKを解凍およびインストールします。
次の項の手順を実行して、JDKをWindowsコンピュータにインストールします。
JDKインストーラのダウンロード
Java SEダウンロード・ページにアクセスし、「ライセンス契約に同意する」をクリックします。ダウンロード・メニューで、使用するWindowsのバージョンの.exe
に対応するダウンロード・リンクをクリックします。
ファイルjdk-18.interim.update.patch_windows-x64_bin.exe
をダウンロードします。
ノート:
ファイルが正常にダウンロードされたことを確認するため、ダウンロード・ページとローカル・ドライブ上のファイル・サイズを比較します。または、ダウンロード済ファイルのチェックサムがJava SEダウンロード・ページのファイルと一致することを確認します。JDK.exeインストーラからのJDKのインストール
- ダウンロード先の場所でインストーラのアイコンまたはファイル名をダブルクリックし、JDK 18インストーラを起動します。
- インストーラに示された指示に従います。
- インストールの完了後、ダウンロードしたファイルを削除して、ディスク領域を回復できます。
ノート:
インストール時に、次のファイルが前述の場所にコピーされます:"C:\Program Files\Common Files\Oracle\Java\javapath\java.exe"
"C:\Program Files\Common Files\Oracle\Java\javapath\javaw.exe"
"C:\Program Files\Common Files\Oracle\Java\javapath\javac.exe"
"C:\Program Files\Common Files\Oracle\Java\javapath\jshell.exe"
または、これらの実行可能ファイルをJDKのbin
ディレクトリから直接実行することもできます。
MSI EnterpriseインストーラからのJDKのインストール
JDK MSI Enterpriseインストーラは.msi
インストーラとしてパッケージ化され、最小限のダイアログで実行されます。JDKのサイレント・インストールをサポートし、コマンドライン・パラメータを使用してカスタマイズできます。
JDK 18をインストールするには、管理権限が必要です。
jdk-18_windows-x64_bin.msi
をダウンロードします。.msi
ファイルをダブル・クリックしてインストーラを実行します。
JDKの使用の開始
参照ドキュメント関連の情報にアクセスするには、Windowsの「スタート」メニューにある「Java Development Kit」を使用します。
JDKのインストール中、Javaメニュー項目がWindowsの「スタート」メニューに追加されるため、参照ドキュメント(オンライン・ドキュメントのWebページ)に簡単にアクセスできるようになります。
JDKのインストールおよびアンインストールのプロセス中に、システム上のJDKの最新バージョンに関連付けるために適切なスタート・メニュー項目が更新されます。
ノート:
Windows 10には「スタート」メニューがありますが、Windows 8およびWindows 8.1にはこのメニューがありません。Windows 8およびWindows 8.1の場合、JDKおよびJava情報は次のStartディレクトリから確認できます:%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
WindowsでのJDKのアンインストール
サイレント・モードでのJDKのアンインストール
コマンド行を使用して、JDKをアンインストールできます。
MsiExec.exe/X{<UninstallString>}
たとえば、JDK 18をアンインストールするには、次のコマンドを実行します:
MsiExec.exe /X{B1405ADC-C0CA-5E63-B1E0-51F5A9A2627C}
UninstallStringを検索するには、「JDKレジストリ・キーおよびUninstallString値の検索」を参照してください。
ノート:
- このコマンドはどこからでも実行できます。
msiexec.exe
実行可能ファイルはWindowsのシステム・ディレクトリにあります。- 再起動が必要になるのは、アンインストール中に一部のファイルが使用されている場合のみです。必ず必要なわけではありません。ただし、アンインストール中に再起動を手動で抑制するには、コマンドに
REBOOT=R
オプションを追加します。 - アンインストールのステータスを記録するログ・ファイルを作成する場合は、コマンドに
/l “C:\<path>setup.log”
オプションを追加します。
確認を求める「Windows インストーラ」ダイアログが表示されます。「はい」をクリックしてJDKをアンインストールします。
JDKレジストリ・キーおよびUninstallString値の検索
JDKインストールのトラブルシューティング
このトピックでは、JDKのインストール中の問題を解決するためのヒントを提供します。
解凍中のシステム・エラー
system error during decompression
というエラー・メッセージが表示される場合、TEMP
ディレクトリが含まれるディスクに十分な領域がない可能性があります。
DOSモードで実行できないプログラム
This program cannot be run in DOS mode
というエラー・メッセージが表示される場合、次を実行します。
-
MS-DOSシェルまたは「コマンド プロンプト」ウィンドウを開きます。
-
タイトル・バーを右クリックします。
-
「プロパティ」を選択します。
-
「プログラム」タブを選択します。
-
「詳細」をクリックします。
-
項目「MS-DOS プログラムに Windows を検出させない」が選択されていないことを確認します。
-
「OK」をクリックします。
-
「OK」を再度選択します。
-
MS-DOSシェルを終了します。
-
コンピュータを再起動します。
システム・コード・ページに含まれていない文字
関連付けられているバグ番号は4895647です。
JDKのアンインストールに失敗した後のレジストリのクリーンアップ
Windowsの追加/削除プログラムを使用してJDKをアンインストールしようとしても、レジストリ内に完全に削除されないJavaエントリが残る場合があります。レジストリ・エントリが残っていると、新しいバージョンのJavaをインストールする際に問題の原因となることがあります。レジストリ・エントリをクリーンアップする方法は次のとおりです:
- プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティング・ツール(推奨の方法)
- レジストリの手動編集
プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティング・ツール(推奨の方法)
破損したレジストリ・キーが、プログラムの完全なアンインストール、または新規インストールや更新を妨げる場合は、プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティング・ツールを実行して修復します。
レジストリの手動編集(この方法はFix Itユーティリティが機能しない場合にのみ使用します)
レジストリを誤って編集すると、ご使用のシステムで重大な障害が発生する可能性があります。レジストリに変更を加える前に、コンピュータの貴重なデータをバックアップしてください。
削除する前にレジストリ・キーを保存するには、メニュー・バーで「ファイル」、「エクスポート」の順に選択します。違うレジストリ・キーを削除した場合は、メニュー・バーから「ファイル」、「インポート」の順に選択して、保存したバックアップ・ファイルからレジストリをリストアできます。
レジストリ・キーを削除するには:
-
正しいレジストリ・キーを確認します。「JDKレジストリ・キーおよびUninstallString値の検索」を参照してください。
-
キーを強調表示して右クリックし、「削除」を選択します。
-
削除の確認を求めるメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
JDKがアンインストールされます。