Loggerオブジェクトを取得するには、getLoggerファクトリ・メソッドのいずれかを呼び出します。 これらは、新しいLoggerを作成するか、既存の適したLoggerを返します。 getLoggerファクトリ・メソッドのいずれかによって返されるLoggerは、Loggerに対する強い参照が保持されなければ、いつでもガベージ・コレクトされる可能性があると理解することが重要です。 
 
ログ・メッセージは登録されたHandlerオブジェクトに転送されます。このオブジェクトは、コンソール、ファイル、OSログなどさまざまな出力先にメッセージを転送できます。
各Loggerは、Loggerの名前空間にある既存の上位クラスにもっとも近い「親」Loggerを追跡します。
 各Loggerには「Level」が関連付けられます。 これは、このロガーの処理対象となる最小のLevelを表します。 Loggerのレベルがnullに設定された場合、その実効レベルはその親から継承されます。そして、その親もまたその親から、再帰的にレベルを取得する可能性があります。同様のことがツリーの上方に向けて繰り返されます。 
 
 ログ・レベルは、LogManagerクラスで説明しているように、ロギング構成ファイルのプロパティに基づいて構成できます。 ただしそれは、Logger.setLevelメソッドを呼び出して動的に変更することもできます。 あるロガーのレベルが変更された場合、その変更はその子のロガーにも影響を与えます。なぜなら、レベルnullを持つ子ロガーはすべて、その親から実効レベルを継承するからです。 
 
ロギング呼出しが行われるたびに、Loggerはまず、そのロガーの実効ログ・レベルに基づく要求レベル(SEVEREやFINEなど)の低コストなチェックを実行します。 要求レベルがログ・レベルよりも低い場合、ロギング呼出しはすぐに復帰します。
この初期テスト(低コストのテスト)にパスすると、Loggerは、LogRecordを割り当ててロギング・メッセージを記述します。 次に、それは、Filterが存在する場合にはそれを呼び出し、そのレコードを発行すべきかどうかについて、より詳しいチェックを行います。 それにパスした場合、それは、そのLogRecordを自身の出力Handlerに発行します。 デフォルトでは、ロガーは親のHandlerにも発行します。これが、ツリーの上方に向けて再帰的に繰り返されます。
 各Loggerには、関連付けられたResourceBundleがある場合があります。 ResourceBundleは、getLogger(java.lang.String, java.lang.String)ファクトリ・メソッドを使用して名前で指定するか、またはsetResourceBundleメソッドを使用して値で指定できます。 このバンドルはロギング・メッセージをローカライズするために使用されます。 Loggerが独自のResourceBundleまたはリソース・バンドル名を持たない場合、ResourceBundleまたはリソース・バンドル名を親から継承し、ツリーの上方に向けて再帰的に繰り返されます。 
 
 ロガーの出力メソッドのほとんどは、「msg」引数を取ります。 このmsg引数には、生の値、ローカリゼーション・キーのいずれかを指定できます。 書式設定時に、ロガーがローカリゼーションResourceBundleを持って(または継承して)おり、そのResourceBundleにメッセージ文字列のマッピングがある場合、メッセージ文字列はローカライズされた値に置き換えられます。 それ以外の場合は、元のmsg文字列が使用されます。 フォーマッタは通常、java.text.MessageFormatスタイルのフォーマットを使ってパラメータを書式設定するため、たとえば、フォーマット文字列「{0} {1}」は、2つのパラメータを文字列として書式設定します。 
 
 一連のメソッドは、「msg」引数の代わりに「msgSupplier」をとります。 これらのメソッドは、Supplier<String>関数をとり、この関数はメッセージが実際に実効ログ・レベルに基づいて、ログに記録されるときにのみ、目的のログ・メッセージを構築するために呼び出されるため、不要なメッセージの構築がなくなります。 たとえば、開発者が、文字列を受け付けるバージョンで、診断用のシステム正常性ステータスをログに記録したい場合、コードは次のようなものになります。 
 
  class DiagnosisMessages {
    static String systemHealthStatus() {
      // collect system health information
      ...
    }
  }
  ...
  logger.log(Level.FINER, DiagnosisMessages.systemHealthStatus());
 
  logger.log(Level.FINER, DiagnosisMessages::systemHealthStatus);
 
 ロガーがResourceBundleを検索する場合、まずバンドルがsetResourceBundleを使用して指定されているかどうか、次に、getLoggerファクトリ・メソッドによって、リソースバンドル名が指定されているかどうかのみを調べます。 ResourceBundleまたはリソース・バンドル名が見つからない場合は、親ツリーから継承したもっとも近いResourceBundleまたはリソース・バンドル名を使用します。 ResourceBundleが継承されているか、setResourceBundleメソッドによって指定されている場合、そのResourceBundleが使われます。 そうでない場合に、ロガーがリソース・バンドル名のみを持つか、継承している場合は、ロギング時に、デフォルトのロケールを使用して、そのリソース・バンドル名をResourceBundleオブジェクトにマッピングします。 
リソース・バンドル名をResourceBundleオブジェクトにマッピングする際に、ロガーはまずスレッドのコンテキスト・クラス・ローダーを使用して、指定されたリソース・バンドル名をResourceBundleにマッピングします。 スレッド・コンテキスト・クラス・ローダーがnullの場合、代わりにシステム・クラス・ローダーを試します。 ResourceBundleがまだ見つからない場合、getLoggerファクトリ・メソッドの最初の呼出し元のクラス・ローダーを使用します。 
 
ローカリゼーションを含むフォーマット処理は、通常Formatterを呼び出す出力Handlerを担当します。
フォーマット処理は同期的に行う必要がないことに注意してください。 それは、LogRecordが外部シンクに実際に書き込まれるまで遅延できます。
ロギング・メソッドは、次の5つの主なカテゴリに分類されます。
- ログ・レベル、メッセージ文字列、およびそのメッセージ文字列への任意のパラメータを取得するlogメソッドのセット 
- logメソッドに類似するが、明示的なソース・クラス名とメソッド名も取得するlogpメソッドのセット(logpは「log precise」の略) 
- logpメソッドに類似するが、ログ・メッセージのローカライズに使用するための明示的なリソース・バンドル・オブジェクトもとるlogrbメソッドのセット(logrbは「log with resource bundle」の略)があります。 
- メソッドのエントリ(enteringメソッド)、メソッドの復帰(exitingメソッド)、および例外のスロー(throwingメソッド)を追跡するための簡易メソッド 
- 最後に、開発者がただ単純な文字列を特定のログ・レベルでロギングする、といった非常に単純な場合に使用するための、一連の簡易メソッドが存在する。 これらのメソッドは、「severe」、「warning」、「info」など、標準のLevel名にちなんだ名前を持ち、メッセージ文字列を単一の引数として取る。 
明示的なソース名とメソッド名を取らないメソッドの場合、Loggingフレームワークは「最善の努力」を払って、どのクラスとメソッドがそのロギング・メソッドを呼び出したのかを判定します。 ただし、自動的に推測されたこの情報は概略に過ぎない(それどころか完全な間違いである可能性さえある)ことを理解しておく必要があります。 仮想マシンは、JIT処理の際に大規模な最適化を行うことが許されており、スタック・フレームをすべて削除する可能性があるため、呼出しクラスとメソッドを確実に検出することは不可能となっています。
Loggerのすべてのメソッドは、マルチスレッド・セーフです。
サブクラス化に関する情報: LogManagerクラスが名前付きLoggerの独自実装を名前空間内の任意の位置に提供する可能性があることに注意してください。 したがって、Loggerのすべてのサブクラスは、(それらが別の新しいLogManagerクラスとともに実装されたのでないかぎり)、忘れずにLogManagerクラスからLoggerインスタンスを取得し、そのインスタンスに「isLoggable」や「log(LogRecord)」などのオペレーションを委譲すべきです。 すべてのロギング出力を横取りするためにサブクラスが行う必要があるのは、log(LogRecord)メソッドのオーバーライドだけであることに注意してください。 ほかのロギング・メソッドはすべて、このlog(LogRecord)メソッドへの呼び出しとして実装されています。
- 導入されたバージョン:
- 1.4
- 
フィールドのサマリーフィールド
- 
コンストラクタのサマリーコンストラクタ
- 
メソッドのサマリー修飾子と型メソッド説明voidaddHandler(Handler handler) ログHandlerを追加してログ・メッセージを受け取ります。voidCONFIGメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、CONFIGメッセージのログを記録します。voidメソッド・エントリのログをとります。void1つのパラメータを持つメソッド・エントリのログをとります。voidパラメータの配列を持つメソッド・エントリのログをとります。voidメソッド復帰のログをとります。void結果オブジェクトを持つメソッド復帰のログをとります。voidFINEメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINEメッセージのログを記録します。voidFINERメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINERメッセージのログを記録します。voidFINESTメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINESTメッセージのログを記録します。static Logger匿名Loggerを作成します。static LoggergetAnonymousLogger(String resourceBundleName) 匿名Loggerを作成します。このLoggerの現在のフィルタを返します。static final LoggerLogger.GLOBAL_LOGGER_NAMEという名前でグローバル・ロガー・オブジェクトを返します。Handler[]このロガーに関連したHandlerを返します。getLevel()このLoggerに指定されたログLevelを取得します。static Logger指定されたサブシステムのロガーを検出または作成します。static Logger指定されたサブシステムのロガーを検出または作成します。getName()このロガーの名前を返します。このロガーの親を返します。このロガーのローカリゼーション・リソース・バンドルを取得します。このロガーのローカリゼーション・リソース・バンドルの名前を取得します。booleanこのロガーが出力をその親ロガーに送信しているかどうかを検出します。voidINFOメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、INFOメッセージのログを記録します。booleanisLoggable(Level level) 指定されたレベルのメッセージがこのロガーによって実際にロギングされるかどうかをチェックします。void引数のないメッセージのログをとります。void1つのオブジェクトのパラメータを持つメッセージのログをとります。voidオブジェクトの引数の配列を持つメッセージのログをとります。void関連するThrowable情報を持つメッセージのログをとります。void関連するThrowable情報を含む、遅延構築されたメッセージのログを記録します。voidメッセージが実際に記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、メッセージのログを記録します。voidLogRecordのログをとります。voidソース・クラスとメソッドを指定する、引数のないメッセージのログをとります。voidソース・クラスとメソッドを指定し、ログ・メッセージに対して単一のオブジェクト・パラメータを持つメッセージのログをとります。voidソース・クラスとメソッドを指定する、オブジェクトの引数の配列を持つメッセージのログをとります。voidソース・クラスとメソッドを指定し、関連するThrowable情報を持つメッセージのログをとります。voidlogp(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, Throwable thrown, Supplier<String> msgSupplier) ソース・クラスとメソッドを指定し、関連するThrowable情報を含む遅延構築されたメッセージのログを記録します。voidソース・クラスとメソッドを指定する、引数のない遅延構築されたメッセージのログを記録します。voidvoidlogrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Object param1) voidlogrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Object[] params) voidlogrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Throwable thrown) voidlogrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, ResourceBundle bundle, String msg, Object... params) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、メッセージ・パラメータのオプションのリストを含むメッセージのログを記録します。voidlogrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, ResourceBundle bundle, String msg, Throwable thrown) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、関連するThrowable情報を含むメッセージのログを記録します。voidlogrb(Level level, ResourceBundle bundle, String msg, Object... params) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、メッセージ・パラメータのオプションのリストを含むメッセージのログを記録します。voidlogrb(Level level, ResourceBundle bundle, String msg, Throwable thrown) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、関連するThrowable情報を含むメッセージのログを記録します。voidremoveHandler(Handler handler) ログHandlerを削除します。voidフィルタを設定してこのLoggerの出力を制御します。voidこのロガーがどのメッセージ・レベルをロギングするかを指定するログ・レベルを設定します。voidこのロガーの親を設定します。voidsetResourceBundle(ResourceBundle bundle) このロガーのリソース・バンドルを設定します。voidsetUseParentHandlers(boolean useParentHandlers) このロガーが出力をその親ロガーに送信すべきかどうかを指定します。voidSEVEREメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、SEVEREメッセージのログを記録します。void例外をスローするログをとります。voidWARNINGメッセージのログをとります。voidメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、WARNINGメッセージのログを記録します。
- 
フィールド詳細- 
GLOBAL_LOGGER_NAMEpublic static final String GLOBAL_LOGGER_NAMEGLOBAL_LOGGER_NAMEは、グローバル・ロガーの名前です。- 導入されたバージョン:
- 1.6
- 関連項目:
 
- 
global@Deprecated public static final Logger global非推奨。このフィールドの初期化時にデッドロックが発生する可能性があります。 このフィールドはLoggerクラス初期化によって初期化されますが、それにより、LogManagerクラス初期化との間でデッドロックが発生する可能性があります。 そのような場合、2つのクラス初期化は他方が完了するまで待機します。 グローバル・ロガー・オブジェクトを取得するための推奨の方法は、Logger.getGlobal()を呼び出すことです。Logger.getGlobal()を使用できない古いJDKバージョンとの互換性のため、Logger.getLogger(Logger.GLOBAL_LOGGER_NAME)またはLogger.getLogger("global")の呼出しを使用してください。「global」Loggerオブジェクトは、ロギング・パッケージを時々使用する開発者の便宜を図るために提供されています。 製品などでロギング・パッケージを本格的に使用する開発者は、適切な名前を持つ独自のLoggerオブジェクトを作成し、それを使用すべきです。そうすれば、適切なLogger単位の粒度でロギングを制御することができます。 また、開発者は、Loggerオブジェクトがガベージ・コレクトされないようにするため、Loggerオブジェクトへの強い参照を保持しておく必要があります。
 
- 
- 
コンストラクタの詳細- 
Logger名前付きサブシステムのロガーを構築するprotectedメソッドです。当初、ロガーはLevelがnull、useParentHandlersがtrueで構成されます。 - パラメータ:
- name- ロガーの名前。 これはドットで区切られた名前にすべきであり、通常はjava.netやjavax.swingなど、サブシステムのパッケージ名またはクラス名に基づいた名前にすべきである。 匿名Loggerの場合はnullも可能
- resourceBundleName- このロガーのメッセージのローカライズに使用されるResourceBundleの名前。 ローカリゼーションを必要とするメッセージが存在しない場合はnullも可能
- 例外:
- MissingResourceException- resourceBundleNameがnull以外であり、それに対応するリソースが見つからない場合。
 
 
- 
- 
メソッドの詳細- 
getGlobalpublic static final Logger getGlobal()Logger.GLOBAL_LOGGER_NAMEという名前でグローバル・ロガー・オブジェクトを返します。- 戻り値:
- グローバル・ロガー・オブジェクト
- 導入されたバージョン:
- 1.7
 
- 
getLogger指定されたサブシステムのロガーを検出または作成します。 指定された名前のロガーがすでに作成されていた場合はそれが返されます。 それ以外の場合は新しいロガーが作成されます。新しいロガーが作成されると、LogManagerの構成に基づいてログ・レベルが構成され、ロギング出力も親のHandlerに送信されるように構成されます。 これはLogManagerのグローバル名前空間に登録されます。 ノート: LogManagerは新しく作成されたロガーへの弱参照しか保持できません。 指定した名前で以前に作成されたロガーは、ロガーへの強い参照がない場合に、いつでもガベージ・コレクトされる可能性があることを理解することが重要です。 特に、このことは、 getLogger("MyLogger").log(...)などの2つの連続した呼出しで、プログラムのどこにも「MyLogger」という名前のロガーへの強い参照がない場合、「MyLogger」という名前の別のロガー・オブジェクトが使われる可能性があることを意味します。- パラメータ:
- name- ロガーの名前。 これはドットで区切られた名前にすべきであり、通常はjava.netやjavax.swingなど、サブシステムのパッケージ名またはクラス名に基づいた名前にすべきである
- 戻り値:
- 適切なLogger
- 例外:
- NullPointerException- 名前がnullの場合。
 
- 
getLogger指定されたサブシステムのロガーを検出または作成します。 指定された名前のロガーがすでに作成されていた場合はそれが返されます。 それ以外の場合は新しいロガーが作成されます。新しいロガーが作成されると、そのログ・レベルはLogManagerに基づいて構成され、ロギング出力も親ハンドラに送信するように構成されます。 これはLogManagerのグローバル名前空間に登録されます。 ノート: LogManagerは新しく作成されたロガーへの弱参照しか保持できません。 指定した名前で以前に作成されたロガーは、ロガーへの強い参照がない場合に、いつでもガベージ・コレクトされる可能性があることを理解することが重要です。 特に、このことは、 getLogger("MyLogger", ...).log(...)などの2つの連続した呼出しで、プログラムのどこにも「MyLogger」という名前のロガーへの強い参照がない場合、「MyLogger」という名前の別のロガー・オブジェクトが使われる可能性があることを意味します。指定されたLoggerがすでに存在しており、それがローカリゼーション・リソース・バンドルをまだ持っていない場合は、指定されたリソース・バンドル名が使用されます。 指定されたLoggerがすでに存在しており、それが異なるリソース・バンドル名を持っている場合は、IllegalArgumentExceptionがスローされます。 - パラメータ:
- name- ロガーの名前。 これはドットで区切られた名前にすべきであり、通常はjava.netやjavax.swingなど、サブシステムのパッケージ名またはクラス名に基づいた名前にすべきである
- resourceBundleName- このロガーのメッセージのローカライズに使用されるResourceBundleの名前。 ローカリゼーションを必要とするメッセージが存在しない場合は- nullも可能。
- 戻り値:
- 適切なLogger
- 例外:
- MissingResourceException- resourceBundleNameがnull以外であり、それに対応するリソースが見つからない場合。
- IllegalArgumentException- Loggerがすでに存在しており、異なるリソース・バンドル名を使用している場合。または、- resourceBundleNameが- nullだが、名前付きロガーにリソース・バンドルが設定されている場合。
- NullPointerException- 名前がnullの場合。
 
- 
getAnonymousLoggerpublic static Logger getAnonymousLogger()匿名Loggerを作成します。 新しく作成されたLoggerは、LogManagerの名前空間に登録されません。 ロガー更新時のアクセス・チェックは行われません。このファクトリ・メソッドの主な目的は、アプレットからの使用です。 結果として得られるLoggerは匿名であるため、作成元のクラスによって非公開の状態に保たれます。 これにより、通常のセキュリティ・チェックを行う必要がなくなり、信頼できないアプレット・コードがLoggerの制御状態を更新できるようになります。 たとえば、アプレットは、匿名のLogger上でsetLevelやaddHandlerを実行できます。 新しいロガーは、匿名ではありますが、ルート・ロガー("")を親に持つように構成されます。 これは、そのロガーがデフォルトで、実効レベルとハンドラをルート・ロガーから継承することを意味します。 setParentメソッドによってその親を変更するには、そのメソッドによって指定されているセキュリティ・アクセス権も必要です。- 戻り値:
- 新しく作成されたprivate Logger
 
- 
getAnonymousLogger匿名Loggerを作成します。 新しく作成されたLoggerは、LogManagerの名前空間に登録されません。 ロガー更新時のアクセス・チェックは行われません。このファクトリ・メソッドの主な目的は、アプレットからの使用です。 結果として得られるLoggerは匿名であるため、作成元のクラスによって非公開の状態に保たれます。 これにより、通常のセキュリティ・チェックを行う必要がなくなり、信頼できないアプレット・コードがLoggerの制御状態を更新できるようになります。 たとえば、アプレットは、匿名のLogger上でsetLevelやaddHandlerを実行できます。 新しいロガーは、匿名ではありますが、ルート・ロガー("")を親に持つように構成されます。 これは、そのロガーがデフォルトで、実効レベルとハンドラをルート・ロガーから継承することを意味します。 setParentメソッドによってその親を変更するには、そのメソッドによって指定されているセキュリティ・アクセス権も必要です。- パラメータ:
- resourceBundleName- このロガーのメッセージのローカライズに使用されるResourceBundleの名前。 ローカリゼーションを必要とするメッセージが存在しない場合はnullも可能
- 戻り値:
- 新しく作成されたprivate Logger
- 例外:
- MissingResourceException- resourceBundleNameがnull以外であり、それに対応するリソースが見つからない場合。
 
- 
getResourceBundlepublic ResourceBundle getResourceBundle()このロガーのローカリゼーション・リソース・バンドルを取得します。 このメソッドは、setResourceBundleメソッドによって設定されたか、現在のデフォルトのロケールでgetLoggerファクトリ・メソッドによって設定されたリソース・バンドル名からマッピングされたResourceBundleを返します。
 結果がnullの場合、Loggerは親から継承したリソース・バンドルまたはリソース・バンドル名を使用することに注意してください。- 戻り値:
- ローカリゼーション・バンドル(nullの場合がある)
 
- 
getResourceBundleNamepublic String getResourceBundleName()このロガーのローカリゼーション・リソース・バンドルの名前を取得します。 これは、getLoggerファクトリ・メソッドによって指定された名前か、またはsetResourceBundleメソッドによって設定されたResourceBundleの基底名のいずれかです。
 結果がnullの場合、Loggerは親から継承したリソース・バンドルまたはリソース・バンドル名を使用することに注意してください。- 戻り値:
- ローカリゼーション・バンドルの名前(nullの場合がある)
 
- 
setFilterpublic void setFilter(Filter newFilter) throws SecurityException フィルタを設定してこのLoggerの出力を制御します。初期の「レベル」検査に合格すると、LoggerはこのFilterを呼び出してログ・レコードが実際に通知されるかどうかを調べます。 - パラメータ:
- newFilter- フィルタ・オブジェクト(nullの場合がある)
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
- 
getFilterpublic Filter getFilter()このLoggerの現在のフィルタを返します。- 戻り値:
- フィルタ・オブジェクト(nullの場合がある)
 
- 
logpublic void log(LogRecord record) LogRecordのログをとります。このクラス内のその他のロギング・メソッドはすべて、このメソッドを呼び出すことで、実際のあらゆるロギングを実行します。 サブクラスは、このメソッドをオーバーライドするだけで、すべてのログ活動を捕捉できます。 - パラメータ:
- record- 通知されるLogRecord
 
- 
log引数のないメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
logメッセージが実際に記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、メッセージのログを記録します。指定されたメッセージ・レベルでロガーが現在使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されているすべての出力ハンドラ・オブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
log1つのオブジェクトのパラメータを持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- param1- メッセージのパラメータ
 
- 
logオブジェクトの引数の配列を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- params- メッセージのパラメータの配列
 
- 
log関連するThrowable情報を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定された引数が、登録されたすべての出力ハンドラに転送されたLogRecordに格納されます。 thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
 
- 
log関連するThrowable情報を含む、遅延構築されたメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ・レベルでロガーが現在使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築されます。 次に、メッセージと指定された ThrowableがLogRecordに格納され、これが登録されているすべての出力ハンドラに転送されます。thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
logpソース・クラスとメソッドを指定する、引数のないメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
logppublic void logp(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, Supplier<String> msgSupplier) ソース・クラスとメソッドを指定する、引数のない遅延構築されたメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ・レベルでロガーが現在使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されているすべての出力ハンドラ・オブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
logpソース・クラスとメソッドを指定し、ログ・メッセージに対して単一のオブジェクト・パラメータを持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- param1- ログ・メッセージのパラメータ。
 
- 
logpソース・クラスとメソッドを指定する、オブジェクトの引数の配列を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- params- メッセージのパラメータの配列
 
- 
logppublic void logp(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String msg, Throwable thrown) ソース・クラスとメソッドを指定し、関連するThrowable情報を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定された引数が、登録されたすべての出力ハンドラに転送されたLogRecordに格納されます。 thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
 
- 
logppublic void logp(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, Throwable thrown, Supplier<String> msgSupplier) ソース・クラスとメソッドを指定し、関連するThrowable情報を含む遅延構築されたメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ・レベルでロガーが現在使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築されます。 次に、メッセージと指定された ThrowableがLogRecordに格納され、これが登録されているすべての出力ハンドラに転送されます。thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
logrb@Deprecated public void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg) 非推奨。ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドル名を指定し、引数のないメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドル名がnull、空のStringのいずれかであるか無効である場合、msg文字列はローカライズされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- bundleName- msgをローカライズするためのリソース・バンドル名。nullも可能
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
logrb@Deprecated public void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Object param1) 非推奨。ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドル名を指定し、ログ・メッセージに対して単一のオブジェクト・パラメータを持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドル名がnull、空のStringのいずれかであるか無効である場合、msg文字列はローカライズされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- bundleName- msgをローカライズするためのリソース・バンドル名。nullも可能
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- param1- ログ・メッセージのパラメータ。
 
- 
logrb@Deprecated public void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Object[] params) 非推奨。ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドル名を指定し、オブジェクトの引数の配列を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドル名がnull、空のStringのいずれかであるか無効である場合、msg文字列はローカライズされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- bundleName- msgをローカライズするためのリソース・バンドル名。nullも可能。
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- params- メッセージのパラメータの配列
 
- 
logrbpublic void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, ResourceBundle bundle, String msg, Object... params) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、メッセージ・パラメータのオプションのリストを含むメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ levelに対してロガーが現在有効になっている場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドルがnullの場合、msg文字列はローカライズされません。- パラメータ:
- level- メッセージレベル識別子の1つ、たとえば、- SEVERE
- sourceClass- ロギング要求を発行したクラスの名前
- sourceMethod- ロギング要求を発行したメソッドの名前
- bundle-- msgをローカライズするためのリソース・バンドル、- nullも可能。
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- params- メッセージのパラメータ(オプション、なしの場合もある)。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
logrbpublic void logrb(Level level, ResourceBundle bundle, String msg, Object... params) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、メッセージ・パラメータのオプションのリストを含むメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ levelに対してロガーが現在有効になっている場合、対応するLogRecordが作成され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドルがnullの場合、msg文字列はローカライズされません。- パラメータ:
- level- メッセージレベル識別子の1つ、たとえば、- SEVERE
- bundle-- msgをローカライズするリソース・バンドル。- nullにすることができます。
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- params- メッセージのパラメータ(オプション、なしの場合もある)。
- 導入されたバージョン:
- 9
 
- 
logrb@Deprecated public void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, String bundleName, String msg, Throwable thrown) 非推奨。ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドル名を指定し、関連するThrowable情報を持つメッセージのログをとります。指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定された引数が、登録されたすべての出力ハンドラに転送されたLogRecordに格納されます。 msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドル名がnull、空のStringのいずれかであるか無効である場合、msg文字列はローカライズされません。 thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- level- メッセージ・レベル識別子の1つ。たとえば、SEVERE
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- ロギングの要求を発行したメソッド名
- bundleName- msgをローカライズするためのリソース・バンドル名。nullも可能
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
 
- 
logrbpublic void logrb(Level level, String sourceClass, String sourceMethod, ResourceBundle bundle, String msg, Throwable thrown) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、関連するThrowable情報を含むメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ levelに対してロガーが現在有効になっている場合、指定された引数は登録されたすべての出力ハンドラに転送されるLogRecordに格納されます。msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドルがnullの場合、msg文字列はローカライズされません。thrown引数は、LogRecordparametersプロパティではなく、LogRecordthrownプロパティに格納されています。 したがって、出力Formatterオブジェクトによって特別に処理され、LogRecordmessageプロパティのフォーマット・パラメータとして扱われません。- パラメータ:
- level- メッセージレベル識別子の1つ、たとえば、- SEVERE
- sourceClass- ロギング要求を発行したクラスの名前
- sourceMethod- ロギング要求を発行したメソッドの名前
- bundle-- msgをローカライズするためのリソース・バンドル、- nullも可能
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
logrbpublic void logrb(Level level, ResourceBundle bundle, String msg, Throwable thrown) ソース・クラス、メソッド、およびリソース・バンドルを指定し、関連するThrowable情報を含むメッセージのログを記録します。指定されたメッセージ levelに対してロガーが現在有効になっている場合、指定された引数は登録されたすべての出力ハンドラに転送されるLogRecordに格納されます。msg文字列は、指定されたリソース・バンドルを使ってローカライズされます。 リソース・バンドルがnullの場合、msg文字列はローカライズされません。thrown引数は、LogRecordparametersプロパティではなく、LogRecordthrownプロパティに格納されています。 したがって、出力Formatterオブジェクトによって特別に処理され、LogRecordmessageプロパティのフォーマット・パラメータとして扱われません。- パラメータ:
- level- メッセージレベル識別子の1つ、たとえば、- SEVERE
- bundle-- msgをローカライズするリソース・バンドル。- nullにすることができます。
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
- thrown- ログ・メッセージに関連したThrowable。
- 導入されたバージョン:
- 9
 
- 
enteringメソッド・エントリのログをとります。これは、メソッドへのエントリのロギングに使用可能な簡易メソッドです。 メッセージ「ENTRY」、ログ・レベルFINER、および指定されたsourceMethodとsourceClassを含むLogRecordが、ロギングされます。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- エントリしているメソッド名
 
- 
entering1つのパラメータを持つメソッド・エントリのログをとります。これは、メソッドへのエントリのロギングに使用可能な簡易メソッドです。 メッセージ「ENTRY {0}」、ログ・レベルFINER、および指定されたsourceMethod、sourceClass、パラメータを含むLogRecordが、ロギングされます。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- エントリしているメソッド名
- param1- エントリしているメソッドのパラメータ
 
- 
enteringパラメータの配列を持つメソッド・エントリのログをとります。これは、メソッドへのエントリのロギングに使用可能な簡易メソッドです。 メッセージ「ENTRY」(パラメータ配列内のエントリごとにフォーマット{N}インジケータが1つずつ続く)、ログ・レベルFINER、および指定されたsourceMethod、sourceClass、パラメータを含むLogRecordが、ロギングされます。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- エントリしているメソッド名
- params- エントリしているメソッドのパラメータの配列
 
- 
exitingメソッド復帰のログをとります。これは、メソッドからの復帰のロギングに使用可能な簡易メソッドです。 メッセージ「RETURN」、ログ・レベルFINER、および指定されたsourceMethodとsourceClassを含むLogRecordが、ロギングされます。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- メソッドの名前
 
- 
exiting結果オブジェクトを持つメソッド復帰のログをとります。これは、メソッドからの復帰のロギングに使用可能な簡易メソッドです。 メッセージ「RETURN {0}」、ログ・レベルFINER、および指定されたsourceMethod、sourceClass、結果オブジェクトを含むLogRecordが、ロギングされます。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- メソッドの名前
- result- 返されたオブジェクト
 
- 
throwing例外をスローするログをとります。これは、あるメソッドが例外をスローして終了したことをロギングするための簡易メソッドです。 このロギングはFINERレベルを使って行われます。 指定されたメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定された引数が、登録されたすべての出力ハンドラに転送されたLogRecordに格納されます。 LogRecordのmessageが「THROW」に設定されます。 thrown引数は、LogRecordのparametersプロパティにではなく、LogRecordのthrownプロパティに格納されることに注意してください。 このため、それは出力Formatterによって特別な方法で処理され、LogRecordのmessageプロパティに対するフォーマット処理パラメータとはみなされません。 - パラメータ:
- sourceClass- ロギングの要求を発行したクラス名
- sourceMethod- メソッドの名前。
- thrown- スローされたThrowable。
 
- 
severepublic void severe(String msg) SEVEREメッセージのログをとります。SEVEREメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力ハンドラに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
warningpublic void warning(String msg) WARNINGメッセージのログをとります。WARNINGメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
infopublic void info(String msg) INFOメッセージのログをとります。INFOメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
configpublic void config(String msg) CONFIGメッセージのログをとります。CONFIGメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
finepublic void fine(String msg) FINEメッセージのログをとります。FINEメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
finerpublic void finer(String msg) FINERメッセージのログをとります。FINERメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
finestpublic void finest(String msg) FINESTメッセージのログをとります。FINESTメッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、指定されたメッセージは登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msg- 文字列メッセージ、またはメッセージ・カタログのキー
 
- 
severeメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、SEVEREメッセージのログを記録します。SEVERE メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
warningメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、WARNINGメッセージのログを記録します。WARNING メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
infoメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、INFOメッセージのログを記録します。INFO メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
configメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、CONFIGメッセージのログを記録します。CONFIG メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
fineメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINEメッセージのログを記録します。FINE メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
finerメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINERメッセージのログを記録します。FINER メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
finestメッセージが実際にログに記録されるロギング・レベルである場合にのみ構築される、FINESTメッセージのログを記録します。FINEST メッセージ・レベルで現在ロガーが使用可能な場合、メッセージが指定されたサプライヤ関数を呼び出して構築され、登録されたすべての出力Handlerオブジェクトに転送されます。 - パラメータ:
- msgSupplier- 呼び出されると、目的のログ・メッセージを生成する関数
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
setLevelpublic void setLevel(Level newLevel) throws SecurityException このロガーがどのメッセージ・レベルをロギングするかを指定するログ・レベルを設定します。 この値より小さいメッセージ・レベルは破棄されます。 レベル値Level.OFFを使えば、ロギングをオフにできます。新しいレベルがnullの場合、このノードがnull以外の特定のレベル値を持つもっとも近い上位ノードから、そのレベルを継承することを意味します。 - パラメータ:
- newLevel- ログ・レベルの新しい値(nullの場合がある)
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
- 
getLevelpublic Level getLevel()このLoggerに指定されたログLevelを取得します。 結果はnullになる場合もありますが、それは、このロガーの実効レベルが親から継承されることを意味します。- 戻り値:
- このLoggerのレベル
 
- 
isLoggablepublic boolean isLoggable(Level level) 指定されたレベルのメッセージがこのロガーによって実際にロギングされるかどうかをチェックします。 このチェックは、親から継承される可能性のあるLoggerの実効レベルに基づいて行われます。- パラメータ:
- level- メッセージのログをとるレベル
- 戻り値:
- 指定されたメッセージ・レベルで現在ログがとられている場合はtrue
 
- 
getNamepublic String getName()このロガーの名前を返します。- 戻り値:
- ロガーの名前。 匿名Loggerの場合はnull
 
- 
addHandlerpublic void addHandler(Handler handler) throws SecurityException ログHandlerを追加してログ・メッセージを受け取ります。デフォルトでは、ロガーは自分の親ロガーにも出力を送信します。 ルートLoggerは通常、基本的にすべてのロガーのデフォルト・ハンドラとして機能する一連のHandlerを持つように構成されます。 - パラメータ:
- handler- ログHandler
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
- 
removeHandlerpublic void removeHandler(Handler handler) throws SecurityException ログHandlerを削除します。指定されたHandlerが見つからないかnullの場合は何も行わずに復帰します。 - パラメータ:
- handler- ログHandler
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
- 
getHandlerspublic Handler[] getHandlers()このロガーに関連したHandlerを返します。- 戻り値:
- すべての登録されたHandlerの配列
 
- 
setUseParentHandlerspublic void setUseParentHandlers(boolean useParentHandlers) このロガーが出力をその親ロガーに送信すべきかどうかを指定します。 つまり、すべてのLogRecordがその親のHandlerにも書き込まれ、場合によってはそのまた親のHandlerにも書き込まれます。これが、名前空間の上方に向けて繰り返されます。- パラメータ:
- useParentHandlers- 出力がロガーの親に送信される場合はtrue。
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
- 
getUseParentHandlerspublic boolean getUseParentHandlers()このロガーが出力をその親ロガーに送信しているかどうかを検出します。- 戻り値:
- 出力がロガーの親に送信される場合はtrue
 
- 
setResourceBundlepublic void setResourceBundle(ResourceBundle bundle) このロガーのリソース・バンドルを設定します。 その特定のロケールの指定されたリソース・バンドルを使用して、すべてのメッセージがログに記録されます。- パラメータ:
- bundle- このロガーが使用するリソース・バンドル。
- 例外:
- NullPointerException- 指定されたバンドルが- nullの場合。
- IllegalArgumentException- 指定されたバンドルに基底名がない場合、またはこのロガーにすでにリソース・バンドルが設定されているが、指定されたバンドルの基底名が異なる場合。
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在し、このロガーが匿名でなく、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
 
- 
getParentpublic Logger getParent()このロガーの親を返します。このメソッドは名前空間でもっとも近い現存する親を返します。 したがって、Loggerが「a.b.c.d」と呼ばれ、「a.b」と呼ばれるLoggerが作成されて、ロガー「a.b.c」が存在しない場合、Logger「a.b.c.d」のgetParentの呼出しはLogger「a.b」を返します。 名前空間のルートLoggerを呼び出す場合、結果はnullになります。 - 戻り値:
- もっとも近い既存の親Logger
 
- 
setParentpublic void setParent(Logger parent) このロガーの親を設定します。 このメソッドは、名前空間の変更時にLoggerを更新するために、LogManagerによって使用されます。これはアプリケーション・コードから呼び出してはいけません。 - パラメータ:
- parent- 新しい親ロガー
- 例外:
- SecurityException- セキュリティ・マネージャが存在する場合で、呼出し元がLoggingPermission("control")を持っていない場合。
 
 
-