- 型パラメータ:
E
- このセットで保持される要素の型
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Cloneable
,Iterable<E>
,Collection<E>
,NavigableSet<E>
,SequencedCollection<E>
,SequencedSet<E>
,Set<E>
,SortedSet<E>
TreeMap
に基づくNavigableSet
実装です。 要素の順序付けは、自然順序付けを使って行われるか、セット構築時に提供されるComparator
を使って行われます。そのどちらになるかは、使用するコンストラクタによって決まります。
この実装は、基本オペレーション(add
、remove
、およびcontains
)に保証済みのlog(n)時間コストを提供します。
あるセットがSet
インタフェースを正しく実装するには、明示的なコンパレータが提供されているかどうかにかかわらず、そのセットによって維持される順序付けがequalsとの一貫性のあるものでなければいけないことに注意してください。 (equalsとの一貫性の正確な定義については、Comparable
またはComparator
を参照してください。) これはSet
インタフェースがequals
オペレーションに基づいて定義されるためですが、TreeSet
インスタンスはそのcompareTo
メソッドまたはcompare
メソッドを使用してすべての要素比較を実行するので、このメソッドによって等価と見なされる2つの要素は、セットの見地からすれば同じものです。 セットの動作は、その順序付けがequalsと一貫性がない場合でも明確に定義されていますが、Set
インタフェースの一般規約には準拠していません。
この実装はsynchronizedされません。 複数のスレッドが並行してツリー・セットにアクセスし、それらのスレッドの少なくとも1つがセットを変更する場合には、外部で同期をとる必要があります。 これは通常、セットを自然にカプセル化する一部のオブジェクトでsynchronizedすることによって達成されます。 そのようなオブジェクトが存在しない場合は、Collections.synchronizedSortedSet
メソッドを使用してセットを「ラップ」することをお薦めします。 セットが誤ってsynchronizedなしでアクセスされるのを防ぐために、作成時に行うことをお薦めします。
SortedSet s = Collections.synchronizedSortedSet(new TreeSet(...));
このクラスのiterator
メソッドによって返されるイテレータは、フェイルファストです。イテレータの作成後に、イテレータ自体のremove
メソッド以外の方法でセットが変更されると、イテレータはConcurrentModificationException
をスローします。 このように、並行して変更が行われると、イテレータは、将来の予測できない時点において予測できない動作が発生する危険を回避するために、ただちにかつ手際よく例外をスローします。
通常、非同期の並行変更がある場合、確かな保証を行うことは不可能なので、イテレータのフェイルファストの動作を保証することはできません。 フェイルファスト・イテレータは、ベスト・エフォート・ベースでConcurrentModificationException
をスローします。 したがって、正確を期すためにこの例外に依存するプログラムを書くことは誤りです。イテレータのフェイルファストの動作はバグを検出するためにのみ使用すべきです。
このクラスのaddFirst
およびaddLast
メソッドは、UnsupportedOperationException
をスローします。 要素の検索順序は比較メソッドによって決定されるため、明示的な配置はサポートされていません。
このクラスは、Java Collections Frameworkのメンバーです。
- 導入されたバージョン:
- 1.2
- 関連項目:
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ説明TreeSet()
要素の自然順序付けに従ってソートされた、新しい空のツリー・セットを作成します。TreeSet
(Collection<? extends E> c) 指定されたコレクション内の要素を持ち、その要素の自然順序付けに従ってソートされた新しいツリー・セットを作成します。TreeSet
(Comparator<? super E> comparator) 指定されたコンパレータに従ってソートされた、新しい空のツリー・セットを作成します。指定されたソート・セットと同じ要素を持ち、同じ順序付けを使用する新しいツリー・セットを作成します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明boolean
指定された要素がセットの要素として存在しない場合に、その要素をセットに追加します。boolean
addAll
(Collection<? extends E> c) 指定されたコレクション内のすべての要素をセットに追加します。void
UnsupportedOperationException
をスローします。void
UnsupportedOperationException
をスローします。このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも大きい要素の中で最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。void
clear()
すべての要素をセットから削除します。clone()
TreeSet
のインスタンスのシャロー・コピーを返します。Comparator
<? super E> このセットの要素の順序付けに使用されるコンパレータを返します。このセットが要素の「自然順序付け」を使用する場合はnull
を返します。boolean
指定された要素がこのセットに含まれている場合にtrue
を返します。このセットの要素のイテレータを降順で返します。このセットに含まれる要素の逆順のビューを返します。first()
セット内に現在ある最初(下端)の要素を返します。このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも小さい要素の中で最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。このセットの要素がtoElement
より厳密に小さい部分のビューを返します。このセットのtoElement
よりも小さい要素(inclusive
がtrueの場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素)を含む部分のビューを返します。このセット内で、指定された要素よりも確実に大きい要素の中で最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。boolean
isEmpty()
このセットに要素が1つも含まれていない場合にtrue
を返します。iterator()
このセットの要素のイテレータを昇順で返します。last()
セット内に現在ある最後(上端)の要素を返します。このセット内で、指定された要素よりも確実に小さい要素の中で最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。最初(下端)の要素を取得して削除します。このセットが空の場合はnull
を返します。pollLast()
最後(上端)の要素を取得して削除します。このセットが空の場合はnull
を返します。boolean
指定された要素がこのセットに存在する場合に、要素をセットから削除します。int
size()
セット内の要素数(そのカーディナリティ)を返します。このセット内の要素に対する遅延バインディングおよびフェイルファストSpliterator
を作成します。このセットのfromElement
-toElement
の要素範囲を持つ部分のビューを返します。このセットの要素の範囲がfromElement
、包含的、排他的、toElement
である部分のビューを返します。要素がfromElement
以上である、このセットの一部のビューを返します。このセットのfromElement
よりも大きい要素(inclusive
がtrueの場合はそれよりも大きいかそれと等しい要素)を含む部分のビューを返します。クラスjava.util.AbstractSetで宣言されたメソッド
equals, hashCode, removeAll
クラスjava.util.AbstractCollectionで宣言されたメソッド
containsAll, retainAll, toArray, toArray, toString
インタフェースjava.util.Collectionで宣言されたメソッド
parallelStream, removeIf, stream, toArray
インタフェースjava.util.NavigableSetで宣言されたメソッド
removeFirst, removeLast, reversed
-
コンストラクタの詳細
-
TreeSet
public TreeSet()要素の自然順序付けに従ってソートされた、新しい空のツリー・セットを作成します。 このセットに挿入される要素はすべてComparable
インタフェースを実装する必要があります。 さらに、各要素は相互に比較可能である必要があります。つまり、e1.compareTo(e2)
は、セット内のe1
とe2
のどの要素に対してもClassCastException
をスローすべきではありません。 たとえば、要素が整数のセットに文字列要素を追加しようとするなど、ユーザーがこの制約に違反する要素をセットに追加しようとすると、add
の呼出しがClassCastException
をスローします。 -
TreeSet
public TreeSet(Comparator<? super E> comparator) 指定されたコンパレータに従ってソートされた、新しい空のツリー・セットを作成します。 セットに挿入されたすべての要素は、指定されたコンパレータによって相互に比較可能である必要があります。つまり、セット内の任意の要素e1
とe2
に対して、comparator.compare(e1, e2)
がClassCastException
をスローしてはいけません。 ユーザーがこの制約に違反する要素をセットに追加しようとすると、add
の呼出しがClassCastException
をスローします。- パラメータ:
comparator
- このセットの順序付けを行うために使用されるコンパレータ。null
の場合、要素の自然順序付けが使用される。
-
TreeSet
public TreeSet(Collection<? extends E> c) 指定されたコレクション内の要素を持ち、その要素の自然順序付けに従ってソートされた新しいツリー・セットを作成します。 このセットに挿入される要素はすべてComparable
インタフェースを実装する必要があります。 さらに、各要素は相互に比較可能である必要があります。つまり、e1.compareTo(e2)
は、セット内のe1
とe2
のどの要素に対してもClassCastException
をスローすべきではありません。- パラメータ:
c
- 新しいセットを構成する要素からなるコレクション- 例外:
ClassCastException
-c
内の要素がComparable
でないか、または相互に比較可能でない場合NullPointerException
- 指定されたコレクションがnullである場合
-
TreeSet
指定されたソート・セットと同じ要素を持ち、同じ順序付けを使用する新しいツリー・セットを作成します。- パラメータ:
s
- 新しいセットを構成する要素からなるソート・セット- 例外:
NullPointerException
- 指定されたソート・セットがnullの場合
-
-
メソッドの詳細
-
iterator
このセットの要素のイテレータを昇順で返します。- 定義:
iterator
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
iterator
、インタフェースIterable<E>
- 定義:
iterator
、インタフェースNavigableSet<E>
- 定義:
iterator
、インタフェースSet<E>
- 定義:
iterator
、クラスAbstractCollection<E>
- 戻り値:
- 昇順の、このセットの要素のイテレータ
-
descendingIterator
このセットの要素のイテレータを降順で返します。- 定義:
descendingIterator
、インタフェースNavigableSet<E>
- 戻り値:
- 降順の、このセットの要素のイテレータ
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
descendingSet
public NavigableSet<E> descendingSet()インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットに含まれる要素の逆順のビューを返します。 降順セットはこのセットに連動しており、このセットでの変更は降順セットに反映され、その逆の場合も同様です。 いずれかのセットの反復処理中にいずれかのセットが変更された場合、反復処理の結果は定義されていません(イテレータ自身のremove
オペレーションを除く)。返されるセットの順序付けは、
Collections.reverseOrder
(comparator())
と同等になります。 式s.descendingSet().descendingSet()
から返されるs
のビューは基本的にs
と同等になります。- 定義:
descendingSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- 戻り値:
- このセットの逆順のビュー
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
size
public int size()セット内の要素数(そのカーディナリティ)を返します。 -
isEmpty
public boolean isEmpty()このセットに要素が1つも含まれていない場合にtrue
を返します。- 定義:
isEmpty
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
isEmpty
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
isEmpty
、クラスAbstractCollection<E>
- 戻り値:
- セットに要素がない場合は
true
-
contains
public boolean contains(Object o) 指定された要素がこのセットに含まれている場合にtrue
を返します。 より正式には、このセットにObjects.equals(o, e)
などの要素e
が含まれている場合のみ、true
を返します。- 定義:
contains
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
contains
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
contains
、クラスAbstractCollection<E>
- パラメータ:
o
- このセットに含まれているかどうかがチェックされるオブジェクト- 戻り値:
- 指定された要素がこのセットに含まれている場合は
true
- 例外:
ClassCastException
- 指定されたオブジェクトがセット内に現在ある要素と比較可能でない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合
-
add
public boolean add(E e) 指定された要素がセットの要素として存在しない場合に、その要素をセットに追加します。 より正式には、Objects.equals(e, e2)
などの要素e2
がセットに含まれていない場合に、指定された要素e
をこのセットに追加します。 このセット内にすでにその要素が含まれている場合、この呼出しはセットを変更せずにfalse
を返します。- 定義:
add
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
add
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
add
、クラスAbstractCollection<E>
- パラメータ:
e
- このセットに追加される要素- 戻り値:
- このセット内に、指定された要素がなかった場合は
true
- 例外:
ClassCastException
- 指定されたオブジェクトがこのセット内に現在ある要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合
-
remove
public boolean remove(Object o) 指定された要素がこのセットに存在する場合に、要素をセットから削除します。 さらに正式には、要素e
を削除して、このセットにそのような要素が含まれている場合は、Objects.equals(o, e)
を削除します。 その要素がこのセットに含まれていた場合、つまり、呼出しの結果としてこのセットが変更された場合はtrue
を返します。 呼出しが復帰したあとは、このセットはその要素を持っていません。- 定義:
remove
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
remove
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
remove
、クラスAbstractCollection<E>
- パラメータ:
o
- このセットから削除されるオブジェクト(そのオブジェクトが存在する場合)- 戻り値:
- 指定された要素がこのセットに含まれていた場合は
true
- 例外:
ClassCastException
- 指定されたオブジェクトがこのセット内に現在ある要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合
-
clear
public void clear()すべての要素をセットから削除します。 この呼出しが戻ると、セットは空になります。- 定義:
clear
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
clear
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
clear
、クラスAbstractCollection<E>
-
addAll
public boolean addAll(Collection<? extends E> c) 指定されたコレクション内のすべての要素をセットに追加します。- 定義:
addAll
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
addAll
、インタフェースSet<E>
- オーバーライド:
addAll
、クラスAbstractCollection<E>
- パラメータ:
c
- このセットに追加される要素を含むコレクション- 戻り値:
- 呼出しの結果としてこのセットが変更された場合は
true
- 例外:
ClassCastException
-指定された要素がセット内に現在ある要素と比較可能でない場合NullPointerException
- 指定されたコレクションがnullである場合、またはある任意の要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合- 関連項目:
-
subSet
public NavigableSet<E> subSet(E fromElement, boolean fromInclusive, E toElement, boolean toInclusive) インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットのfromElement
-toElement
の要素範囲を持つ部分のビューを返します。fromElement
とtoElement
が等しい場合、返されるセットは、fromInclusive
とtoInclusive
の両方がtrueでないかぎり、空になります。 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。- 定義:
subSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
fromElement
- 返されるセットの下端点fromInclusive
- 返されるビューに下端点が含まれる場合はtrue
toElement
- 返されるセットの上端点toInclusive
- 返されるビューに上端点が含まれる場合はtrue
- 戻り値:
- このセットの
fromElement
(これを含む) -toElement
(これを含まない)の要素範囲を持つ部分のビュー - 例外:
ClassCastException
- このセットのコンパレータを使用して(このセットがコンパレータを持たない場合は自然順序付けを使用して)、fromElement
とtoElement
を相互に比較できない場合。 実装は、セット内に現在存在している要素とfromElement
またはtoElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-fromElement
またはtoElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
-fromElement
がtoElement
よりも大きい場合、またはこのセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement
またはtoElement
がその範囲から外れている場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
headSet
public NavigableSet<E> headSet(E toElement, boolean inclusive) インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットのtoElement
よりも小さい要素(inclusive
がtrueの場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素)を含む部分のビューを返します。 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。- 定義:
headSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
toElement
- 返されるセットの上端点inclusive
- 返されるビューに上端点が含まれる場合はtrue
- 戻り値:
- このセットの
toElement
よりも小さい要素(inclusive
がtrueの場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素)を含む部分のビュー - 例外:
ClassCastException
-toElement
がこのセットのコンパレータと互換性がない場合(または、そのセットがコンパレータを持たない場合、toElement
がComparable
を実装していない場合)。 実装は、セット内に現在存在している要素とtoElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-toElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
- このセット自体が制限された範囲を持っており、toElement
がその範囲から外れている場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
tailSet
public NavigableSet<E> tailSet(E fromElement, boolean inclusive) インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットのfromElement
よりも大きい要素(inclusive
がtrueの場合はそれよりも大きいかそれと等しい要素)を含む部分のビューを返します。 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。- 定義:
tailSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
fromElement
- 返されるセットの下端点inclusive
- 返されるビューに下端点が含まれる場合はtrue
- 戻り値:
- このセットの
fromElement
に等しいかそれよりも大きい要素を持つ部分のビュー - 例外:
ClassCastException
-fromElement
がこのセットのコンパレータと互換性がない場合(または、そのセットがコンパレータを持たない場合、fromElement
がComparable
を実装していない場合)。 実装は、セット内に現在存在している要素とfromElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-fromElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
- このセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement
がその範囲から外れている場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
subSet
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットの要素の範囲がfromElement
、包含的、排他的、toElement
である部分のビューを返します。 (fromElement
とtoElement
が等しい場合、返されるセットは空です。) 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。subSet(fromElement, true, toElement, false)
と同等です。- 定義:
subSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- 定義:
subSet
、インタフェースSortedSet<E>
- パラメータ:
fromElement
- 返されるセットの下端点(これを含む)toElement
- 返されるセットの上端点(これを含まない)- 戻り値:
- このセットの
fromElement
(これを含む) -toElement
(これを含まない)の要素範囲を持つ部分のビュー - 例外:
ClassCastException
- このセットのコンパレータを使用して(このセットがコンパレータを持たない場合は自然順序付けを使用して)、fromElement
とtoElement
を相互に比較できない場合。 実装は、セット内に現在存在している要素とfromElement
またはtoElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-fromElement
またはtoElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
-fromElement
がtoElement
よりも大きい場合、またはこのセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement
またはtoElement
がその範囲から外れている場合
-
headSet
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセットの要素がtoElement
より厳密に小さい部分のビューを返します。 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。headSet(toElement, false)
と同等です。- 定義:
headSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- 定義:
headSet
、インタフェースSortedSet<E>
- パラメータ:
toElement
- 返されるセットの上端点(これを含まない)- 戻り値:
- このセットの要素が厳密に
toElement
より小さい部分のビュー - 例外:
ClassCastException
-toElement
がこのセットのコンパレータと互換性がない場合(または、そのセットがコンパレータを持たない場合、toElement
がComparable
を実装していない場合)。 実装は、セット内に現在存在している要素とtoElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-toElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
- このセット自体が制限された範囲を持っており、toElement
がその範囲から外れている場合
-
tailSet
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
要素がfromElement
以上である、このセットの一部のビューを返します。 返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。 返されるセットは、このセットがサポートする任意のセット・オペレーションをすべてサポートします。返されるセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、
IllegalArgumentException
をスローします。tailSet(fromElement, true)
と同等です。- 定義:
tailSet
、インタフェースNavigableSet<E>
- 定義:
tailSet
、インタフェースSortedSet<E>
- パラメータ:
fromElement
- 返されるセットの下端点(これを含む)- 戻り値:
- このセットの
fromElement
に等しいかそれよりも大きい要素を持つ部分のビュー - 例外:
ClassCastException
-fromElement
がこのセットのコンパレータと互換性がない場合(または、そのセットがコンパレータを持たない場合、fromElement
がComparable
を実装していない場合)。 実装は、セット内に現在存在している要素とfromElement
とを比較できない場合にこの例外をスローできる。ただし、必須ではない。NullPointerException
-fromElement
がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合IllegalArgumentException
- このセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement
がその範囲から外れている場合
-
comparator
public Comparator<? super E> comparator()インタフェースからコピーされた説明:SortedSet
このセットの要素の順序付けに使用されるコンパレータを返します。このセットが要素の「自然順序付け」を使用する場合はnull
を返します。- 定義:
comparator
、インタフェースSortedSet<E>
- 戻り値:
- このセットの要素の順序付けに使用されるコンパレータ。このセットで要素の自然順序付けを使用する場合は
null
-
first
public E first()インタフェースからコピーされた説明:SortedSet
セット内に現在ある最初(下端)の要素を返します。- 定義:
first
、インタフェースSortedSet<E>
- 戻り値:
- セット内に現在ある最初(下端)の要素
- 例外:
NoSuchElementException
- このセットが空の場合
-
last
public E last()インタフェースからコピーされた説明:SortedSet
セット内に現在ある最後(上端)の要素を返します。- 定義:
last
、インタフェースSortedSet<E>
- 戻り値:
- セット内に現在ある最後(上端)の要素
- 例外:
NoSuchElementException
- このセットが空の場合
-
lower
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセット内で、指定された要素よりも確実に小さい要素の中で最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。- 定義:
lower
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
e
- 照合する値- 戻り値:
e
よりも小さい要素の中で最大のもの。そのような要素が存在しない場合はnull
- 例外:
ClassCastException
- 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
floor
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも小さい要素の中で最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。- 定義:
floor
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
e
- 照合する値- 戻り値:
e
と等しいか、それよりも小さい要素の中で最大のもの。そのような要素が存在しない場合はnull
- 例外:
ClassCastException
- 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
ceiling
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも大きい要素の中で最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。- 定義:
ceiling
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
e
- 照合する値- 戻り値:
e
と等しいか、それよりも大きい要素の中で最小のもの。そのような要素が存在しない場合はnull
- 例外:
ClassCastException
- 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
higher
インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
このセット内で、指定された要素よりも確実に大きい要素の中で最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合はnull
を返します。- 定義:
higher
、インタフェースNavigableSet<E>
- パラメータ:
e
- 照合する値- 戻り値:
e
よりも大きい要素の中で最小のもの。そのような要素が存在しない場合はnull
- 例外:
ClassCastException
- 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合NullPointerException
- 指定された要素がnullであり、このセットが自然順序付けを使用しているかそのコンパレータがnull要素を許可しない場合- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
pollFirst
public E pollFirst()インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
最初(下端)の要素を取得して削除します。このセットが空の場合はnull
を返します。- 定義:
pollFirst
、インタフェースNavigableSet<E>
- 戻り値:
- 最初の要素。このセットが空の場合は
null
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
pollLast
public E pollLast()インタフェースからコピーされた説明:NavigableSet
最後(上端)の要素を取得して削除します。このセットが空の場合はnull
を返します。- 定義:
pollLast
、インタフェースNavigableSet<E>
- 戻り値:
- 最後の要素。このセットが空の場合は
null
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
addFirst
public void addFirst(E e) UnsupportedOperationException
をスローします。 このセットの比較メソッドによって誘起される出現順序によって要素の位置が決定されるため、明示的な位置決めはサポートされていません。- 定義:
- インタフェース
SequencedCollection<E>
内のaddFirst
- 定義:
- インタフェース
SortedSet<E>
内のaddFirst
- パラメータ:
e
- 追加する要素- 例外:
UnsupportedOperationException
- 常時- 導入されたバージョン:
- 21
-
addLast
public void addLast(E e) UnsupportedOperationException
をスローします。 このセットの比較メソッドによって誘起される出現順序によって要素の位置が決定されるため、明示的な位置決めはサポートされていません。- 定義:
- インタフェース
SequencedCollection<E>
内のaddLast
- 定義:
- インタフェース
SortedSet<E>
内のaddLast
- パラメータ:
e
- 追加する要素。- 例外:
UnsupportedOperationException
- 常時- 導入されたバージョン:
- 21
-
clone
public Object clone()TreeSet
のインスタンスのシャロー・コピーを返します。 (要素自体は複製されません。) -
spliterator
public Spliterator<E> spliterator()このセット内の要素に対する遅延バインディングおよびフェイルファストSpliterator
を作成します。Spliterator
は、Spliterator.SIZED
、Spliterator.DISTINCT
、Spliterator.SORTED
およびSpliterator.ORDERED
を報告します。 オーバーライドする実装は、追加の特性値の報告をドキュメント化する必要があります。ツリー・セットのコンパレータ(
comparator()
を参照)がnull
である場合、スプリッテレータのコンパレータ(Spliterator.getComparator()
を参照)はnull
です。 それ以外の場合、スプリッテレータのコンパレータはツリー・セットのコンパレータと同じであるか、同じ全体順序付けを義務付けます。- 定義:
spliterator
、インタフェースCollection<E>
- 定義:
spliterator
、インタフェースIterable<E>
- 定義:
spliterator
、インタフェースSet<E>
- 定義:
spliterator
、インタフェースSortedSet<E>
- 戻り値:
- このセット内の要素に対する
Spliterator
- 導入されたバージョン:
- 1.8
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