Java仮想マシン*のどのインスタンスにも、通常は基盤となるオペレーティング・システムで使用されるロケールと文字セットに依存する、仮想マシンの起動中に決定されるデフォルトの文字エンコーディングが割り当てられます。分散環境の2つのJVMが、同じデフォルトのエンコーディングを共有しないことがあります。つまり、ホスト・プラットフォームがエンコードしたテキスト・データを、クライアントがJava印刷サービスのインスタンスにストリーム配信するときは、デフォルトのエンコーディングに依存せず、文字セットを明示的に宣言する必要があります。
これらの理由により、テキスト・データをストリーム配信するアプリケーションは、常にMIMEタイプで文字セットを指定するべきです。MIMEタイプを指定するには、アプリケーションはホスト・プラットフォームのエンコーディングを判定する必要があります。これは、DocFlavor.hostEncodingメソッドを呼び出すことによって実行されます。このメソッドから返されたMIMEタイプは、必ず現在のJVMによって認識されます。
Javaプラットフォーム上でサポートされる文字エンコーディングの詳細は、「文字エンコーディング」を参照してください。