schemagen
ツールおよびコマンドは、Javaクラスで参照されるネームスペースごとにスキーマを生成する場合に使用できます。
形式
schemagen [ options ] java-files
options
コマンド行オプションです。「schemagenツールのオプション」を参照してください。
java-files
処理対象のJavaクラス・ファイルです。
説明
スキーマ・ジェネレータは、Javaクラス内で参照されている名前空間ごとに1つのスキーマ・ファイルを作成します。現時点では、生成されるスキーマ・ファイルの名前を制御できません。
プラットフォームのbin
ディレクトリにある適切なschemagen
シェル・スクリプトを使用して、スキーマ・ジェネレータを起動します。現在のスキーマ・ジェネレータは、Javaソース・ファイルとクラス・ファイルのいずれも処理できます。
schemagen.sh Foo.java Bar.java ... Note: Writing schema1.xsd
Javaファイルが他のクラスを参照している場合は、システムのCLASSPATH
環境変数で、これらのクラスにアクセスできるようにする必要があります。あるいは、クラス・パスのオプションを使用して、これらのクラスをschemagen
コマンド行で指定する必要があります。参照されているファイルにアクセスできない場合やファイルが指定されていない場合は、スキーマを生成するときにエラーが表示されます。
schemagenツールのオプション
-d path
このオプションは、schemagen
コマンドによって、プロセッサで生成されたクラス・ファイルおよびjavac
で生成されたクラス・ファイルが配置される場所を設定します。
-cp path
または-classpath path
このオプションは、schemagen
コマンドによって、ユーザーが指定したクラス・ファイルが配置される場所を設定します。
-encoding encoding
このオプションは、apt
またはjavac
コマンドを呼び出す際に使用されるエンコーディングを指定します。
-episode file
このオプションは、個々のコンパイルごとにエピソード・ファイルを生成します。
-disableXmlSecurity
このオプションは、XML解析APIで使用するためのXMLセキュリティ機能を無効にします。
-version
このオプションは、リリース情報を表示します。
-fullversion
このオプションは、フル・バージョン情報を表示します。
-help
このオプションは、ヘルプ・メッセージを表示します。