列プロンプトは最も一般的で、柔軟性の高いプロンプト・タイプです。
列プロンプトを使用すると、ダッシュボードまたは分析に固有の値プロンプトをスタンドアロンで作成したり、既存のダッシュボードと分析フィルタの展開または調整を行うことができます。列プロンプトは、階層列、メジャー列および属性列に対して分析レベルまたはダッシュボード・レベルで作成できます。
ユーザーが、ビジネス上の重要な決定を行うために必要なデータを簡単かつ正確に見つけることができるよう、ユーザーのビジネス・ニーズと役割に特化したインテリジェント・プロンプトを作成できます。
Oracle BI Enterprise Editionでは、コンテンツ設計者は、通貨プロンプト、イメージ・プロンプトおよび変数プロンプトも作成できます。これらのプロンプト・タイプの詳細は、他のプロンプト・タイプを参照してください。
列プロンプトと選択ステップの相互作用
選択ステップを使用すると、ユーザーは、属性列およびメジャー列からのデータの指定や精選を行ったり、ある種のフィルタを階層列に設定できます。選択ステップは、データの集計後に適用されることに注意してください。列に対して選択ステップを作成する際、選択の1ステップをダッシュボードまたは分析の列プロンプトでオーバーライドするオプションがあります。オーバーライド・ステップの前後の選択ステップはすべて指定されたとおりに処理され、オーバーライド・ステップは、列プロンプトによって収集されたユーザー指定のデータ値を使用して処理されます。階層列に対して作成される列プロンプトには、「選択リスト」入力オプションのみ含めることができます。
選択ステップの詳細は、フィルタおよび選択ステップとはおよびデータの選択の使用を参照してください。選択を使用するプロンプトの作成の詳細は、列プロンプトによる選択ステップのオーバーライドを参照してください。