戦略ツリーでは、目標とこれをサポートする子目標、KPIが階層状に表示されます。
戦略ツリーには、ビジネス所有者と関連ドキュメントなどの目標をサポートする情報も示されます。
戦略ツリーでは探索やナビゲートが行えます:
ABC社などのスコアカード全体(ルート目標)に対する戦略
サポート所要時間の削減などの個々の目標に対する戦略
戦略ツリーには、次の2つのタイプの図があります:
戦略ツリー図。追加情報は、戦略ツリー図の理解を参照してください。
戦略貢献ホイール図。追加情報は、戦略貢献ホイール図の理解を参照してください。
戦略ツリーの作成の詳細は、戦略ツリーの作成を参照してください。
戦略ツリー図を使用して、目標、その目標をサポートする子目標、およびKPIの階層をツリー図に表示します。
戦略ツリー図には次のコンポーネントが含まれます:
ツリー図 - 目標、その目標をサポートする目標およびKPIを表すノードで構成されます。各ノードには、アイコンおよびアセスメント範囲を表す色が表示され、目標またはKPIのステータスを示します。KPIノードには、KPIの実際の値およびターゲットとの差分率も表示されます。
鳥瞰図 - ツリー図を上からみた様子が表示されます。
この図は、戦略ツリー図の例を示します。
戦略貢献ホイール図を使用して、目標、その目標をサポートする子目標、およびKPIを、戦略貢献ホイール図と呼ばれる循環図に階層的に表示します。
戦略貢献ホイール図では、親目標に対する特定の目標またはKPIの貢献度(または影響)を簡単に確認できます。次のコンポーネントが含まれます。
戦略貢献ホイール - 図の開始目標を表す1つの中央の円(フォーカス・ノード)で構成されます。セクターに分かれた同心円で囲まれています。各セクターは子目標またはKPIを表すノードです。
セクターのサイズは、親の重み付けアセスメント・ルールの、セクターが表している目標やKPIに割り当てられた重み付けによって判断されます。重みの割当ての詳細は、子の目標、イニシアチブおよびKPIへの重みの割当てを参照してください。親に重み付けアセスメント・ルールがない場合、その親の子セクターはすべて同じサイズになります。
情報ペイン - 現在のノードに関する次の情報が表示されます。
ステータス・アイコンと、スコア(目標の場合)または実際の値と差異率(KPIの場合)
子のステータス
親の重み付けアセスメント・ルールで割り当てられた重み付け
フォーカス軌跡 - 戦略貢献ホイールの中央にあるノード、および図に表示されているその祖先を表す一群の小さい円で構成されます。各円には、対応するノードのステータス色が表示されます。
図に、Improve Financial Results目標の戦略貢献ホイール図の例を示します。Reduce Costサブ目標が強調表示されます。