戦略ツリーの作成

戦略ツリーでは、目標とこれをサポートする子目標、KPIが階層状に表示されます。

戦略ツリーは、次のとおり、スコアカード全体に対しても、特定の目標に対しても作成できます。

  • 編集モードでは、スコアカード全体または特定の目標に対して戦略ツリーを作成し、保存できます。

  • 表示モードでは、特定の目標に対してのみ一時的な読取り専用の戦略ツリーを作成できます。戦略ツリーの保存は行えません。

    編集モードおよび表示モードの詳細は、「スコアカード」エディタでの編集モードと表示モードの使用を参照してください。

戦略ツリーを作成するには:

  1. 必要に応じて、次のことを行います:
    • スコアカード全体または特定の目標に対する戦略ツリーを作成して保存する場合、戦略ツリーを作成するスコアカードを編集します。追加情報は、スコアカードのオープンと編集を参照してください。

    • 特定の目標のみに対して一時的な読取り専用の戦略ツリーを作成するが、保存しない場合、スコアカードを開きます。追加情報は、スコアカードのオープンと編集を参照してください。

  2. 次の戦略ツリーを作成するには:
    • スコアカード全体(ルート目標)の場合、「スコアカードのドキュメント」ペインで「新規オブジェクト」ツールバー・ボタンをクリックし、「戦略ツリーの作成」を選択します。

    • 特定の目標の場合、「戦略」ペインで目標を右クリックし、「戦略ツリーの表示」を選択します。

    「戦略ツリー」タブ: 「図」タブが表示され、目標とそれをサポートする子目標、KPIが図に階層状に表示されます。

  3. 戦略ツリー図で次を実行します。
    • ノードの操作を行うオプションを表示するには、「オプション」ボタン(ノードの右側)をクリックしてノード・オプション・メニューを表示します。

    • ターゲット値や差異などのKPIの他のパフォーマンス・データを表示するには、ノードの下部中央にある下向きの矢印をクリックします。このデータを縮小するには、上向き矢印をクリックします。

    • ノードを展開したり、縮小するには、ノードの下にあるプラス(+)またはマイナス(-)のアイコンをクリックします。

    • 図でズーム・インまたはズーム・アウトを行うには、「スコアカード」エディタ: 「戦略ツリー」タブのツールバー・ボタンを使用します。

    • コメントの操作:

      • ノードの右上隅の「コメント」ボタンにマウス・ポインタを合せ、「ステータス」ウィンドウを表示すると、以前に追加されたコメントを読んだり、別のコメントを追加したり、コメントに返信できます。

      • コメントを追加するノードの右側にある「オプション」ボタンをクリックし、ノード・オプション・メニューから「コメントの追加」を選択します。「新規コメント」ダイアログが表示され、コメントを追加したり、以前に追加されたコメントを読むことができます。

      追加情報は、コメントについておよびコメントの操作を参照してください。

    • 自分がビジネス所有者であるノードのステータスのオーバーライドを操作するには、次のようにします。

      • ノードの赤のアスタリスク(表示されている場合)にマウスを合せ、「ステータス」ウィンドウを表示すると、以前に適用されたオーバーライドを表示したり、別のオーバーライドを適用できます。

      • ステータスのオーバーライドを適用するノードの右側にある「オプション」ボタンをクリックし、ノード・オプション・メニューから「ステータスのオーバーライド」を選択します。「ステータスのオーバーライド」ダイアログが表示され、別のオーバーライドを適用したり、以前に適用されたオーバーライドを表示することができます。

      追加情報は、ステータスのオーバーライドについておよびステータスのオーバーライドの操作を参照してください。

    • 図のタイプを戦略貢献ホイール図に変更するには、ツリーの外側の背景で右クリックし、「ホイール図として表示」を選択するか、または、「スコアカード」エディタ: 「戦略ツリー」タブにあるホイール図タイプ・ツールバー・ボタンをクリックします。

    • KPI貢献ホイール図を表示するには、KPIを右クリックしてコンテキスト・メニューから「KPI貢献ホイールの表示」を選択します(詳細は、KPI貢献ホイール図についてを参照してください)。ノードの右側にある「オプション」ボタンをクリックし、ノード・オプション・メニューから「KPI貢献ホイールの表示」を選択することもできます。

  4. 戦略貢献ホイール図で次を実行します。
    • ノードに固有の情報(親のアセスメント・ルールでノードに割り当てられた加重など)を表示するには、ノードにマウスを合せます。

    • ノードを操作するためのオプションを表示するには、ノードを右クリックしてノード・オプション・メニューを表示します。たとえば、ホイールのフォーカスを変更するには、Nodeにフォーカス およびNodeまでフォーカス・オプションを使用します。

    • ホイールのフォーカスを子孫に変更するには、子孫ノードをダブルクリックします。

    • 図のズーム・インおよびズーム・アウトを行ったり、戦略ツリーのプロパティを設定するには、「スコアカード」エディタ: 「戦略ツリー」タブのツールバー・ボタンを使用します。

    • 次のレベルにドリルしたりレベルを縮小するには、ホイールの外縁の同心円にマウスを合せて、次のレベルへドリルまたはレベルの縮小の三角形をクリックします。

    • 図にスライバとして表示される(つまり大変薄く表示される)ノードまたはノード・グループを展開または縮小するには、その上にカーソルを置くと表示されるセクションの展開の三角形またはセクションの縮小の三角形をクリックします。展開できるスライバは、センターの周囲にある2番目の同心円上およびそれより外側にあるもののみです。

    • コメント(存在する場合)を操作するには、ノードにある「コメント」ボタンをクリックして「ステータス」ウィンドウを表示し、すでに追加されているコメントの表示、別のコメントの追加、またはコメントへの返信を実行できます。追加情報は、コメントについてを参照してください。

    • ステータスのオーバーライド(存在する場合)を操作するには、ノードの縁にある白い点線をクリックして「ステータス」ウィンドウを表示し、すでに適用されているオーバーライドを表示したり、別のオーバーライドを適用できます。追加情報は、ステータスのオーバーライドについてを参照してください。

    • 図のタイプを戦略ツリー図に変更するには、ホイールの外側の背景で右クリックし、「ツリー図として表示」を選択するか、または、「スコアカード」エディタ: 「戦略ツリー」タブにある「ツリー図タイプ」ツールバー・ボタンをクリックします。

    • KPI貢献ホイール図を表示するには、KPIを右クリックしてコンテキスト・メニューから「KPI貢献ホイールの表示」を選択します(詳細は、KPI貢献ホイール図についてを参照してください)。

  5. 図の外観を決定するプロパティを設定するには、「スコアカード」エディタ: 「戦略ツリー」タブの「プロパティ」ツールバー・ボタンをクリックします。

    「戦略ツリー・ビューのプロパティ」ダイアログが表示されます。

  6. 適切な外観になるようにプロパティ設定を指定し、「OK」をクリックします。
  7. 「戦略ツリー」タブ: 「詳細」タブをクリックします。
  8. 必要に応じて、説明を指定し、ビジネス所有者を割り当て、関連ドキュメントを指定します。(デフォルトでは、ビジネス所有者は、スコアカードの作成者です。)
  9. 「保存」をクリックして「名前を付けて保存」ダイアログを表示します。「名前を付けて保存」ダイアログで、デフォルトの名前を使用せず、戦略ツリーの名前を変更できます。