「分析」エディタとは

「分析」エディタでは、データが表、グラフ、ピボット表などで視覚的に表され、情報の探索ややり取りが可能です。

分析で作成したビューは、ダッシュボードでの表示に含めることができます。

「分析」エディタには、次のタブがあります:

  • 「基準」タブ - 列やフィルタなどの分析の基準を指定できます。結果が返される順序、書式設定(見出し、小数点以下の桁数、フォントや色などのスタイル、条件付き書式など)および列式(ランクやパーセンタイル関数など)を指定できます。また、サブジェクト領域およびサブジェクト領域フォルダのソート順の変更も可能です(詳細は、サブジェクト領域およびサブジェクト領域フォルダのソート順の変更を参照)。

  • 「結果」タブ - グラフ、ティッカ、ピボット表などの様々な分析結果のビューを作成できます。選択ステップの追加や変更も行えます。

  • 「プロンプト」タブ - ユーザーが、ダッシュボードで分析をフィルタする値を選択できるプロンプトを作成できます。プロンプトでは、ユーザーは、分析内のすべてのビューを動的にフィルタする値を選択できます。メンバー選択ステップと資格要件ステップの両方の選択ステップで使用するプロンプトも作成できます。

  • 「詳細設定」タブ - 分析用に生成されたXMLコードの編集や論理SQL文の確認を行えます。既存のSQL文を、新しい分析を作成するベースとして使用できます。

「分析」エディタのタブは、様々なペインや領域に編成されています。作業時、ニーズに合うようこれらのペインを管理することが可能です。「分析」エディタのタブ内のペインの管理を参照してください。

「分析」エディタには、分析の作成(または編集)時にアクセスします。新規分析の作成を参照してください。

注意:

Oracle BI EEをアクセシビリティ・モードで使用し、分析を作成(または編集)した場合、「分析」エディタはBIコンポーザ・ウィザードによって置き換えられます。BIコンポーザの詳細は、BIコンポーザを使用した分析操作を参照してください。アクセシビリティ・モードの詳細は、アクセシビリティ機能を参照してください。

「分析」エディタのタブ内のペインの管理

「分析」エディタの各タブは、多くのペインで構成されます。

たとえば、「結果」タブは、「サブジェクト領域」ペイン、「カタログ」ペイン、「ビュー」ペイン、「複合レイアウト」ペインおよび「選択ステップ」ペインで構成されます。

作業時、実行しているタスクにとって最も効率的な作業領域となるようこれらのペインを管理することが可能です。たとえば、「結果」タブの複合レイアウトに複数のビューを追加する場合、追加するビューの表示領域が最大となるように、「結果」タブの他のペインを非表示にできます。次のことが可能です:

  • 左側と右側の間に表示されている横向きの三角形のボタンをクリックすることによって、「分析」エディタの左側に表示されているペインを表示または非表示にします。

  • ペインのタイトルバーにあるプラスまたはマイナスのボタンをクリックすることによって、各ペインを展開または縮小します。

  • スプリッタのドラッグによって、拡大されたペインのサイズを変更します。たとえば、「カタログ」ペインの上部のスプリッタを上にドラッグし、ペインの高さを増やすことができます。

  • ツールバーでペインの表示/非表示ボタンが使用可能な場合、これをクリックすることによって、ペインを表示または非表示にします。たとえば、ツールバーの「フィルタ・ページの表示/非表示」をクリックして、「基準」タブの「フィルタ」ペインの表示/非表示を切り替えることができます。