プロビジョニングタスクの実行方法

この作業には、Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを使用してプロビジョニングタスクまたは復旧タスクを実行する手順が含まれます。メインタブのほかに、次のタブが表示されます。

Release Notes。このタブには、現行バージョンの Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションに関する最新情報が示されます。「Release Notes」タブは常に利用可能です。
About HIA。このタブには、Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションの概要が示されます。「About HIA」を選択できるのは、オープニング画面上だけです。
Help。このタブには、画面固有のヘルプ情報が示されます。

Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを起動します。「アプリケーションの起動とプロビジョニングタスクの実行」を参照してください。
アプリケーションが起動し、「Select Your Keyboard Language」画面が表示されます。
「Next」をクリックします。
「Remote Update」画面には、Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションソフトウェアをアップデートするためのオプションが示されます。
「Remote Update」画面で「Release Notes」タブをクリックします。
「Release Notes」画面が表示されます。「Release Notes」画面には、現行バージョンの Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションに関する重要情報が示されます。
確認したら、「Remote Update」タブをクリックします。
「Remote Update」画面が表示されます。
アプリケーションをアップデートするには、「Yes 」ラジオボタンを選択し、「Next」をクリックします。Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションをアップデートしない場合は、手順 8 に進んでください。
「Network Configuration」画面が表示されます。
Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションのアップデートを行うには、次の手順を実行します。
1. サーバー上のアクティブなネットワークインタフェース (eth0 など) を選択します。
  この操作で、アプリケーションがアップデートイメージのアクセスに使用するネットワークインタフェースが有効になります。サーバーに複数のネットワークカードが装着されている場合は、アップデートイメージファイルが存在するホストにアクセスできる、ネットワークに接続されたインタフェースを使用するように注意してください (Oracle Hardware Installation Assistant アップデートサイトを使用するにはインターネットアクセスが必要です)。
2. ネットワーク IP 割り当て (DHCP または静的 IP) を選択します。
3. DHCP を選択した場合は、手順 7e に進みます。
4. 静的 IP を選択した場合は、対応するフィールドに次の情報を入力します。
  - IP アドレス
  - ネットマスク
  - ゲートウェイ
  - ネームサーバー
  - ドメイン
5. インターネットアクセスに HTTP プロキシが必要な場合は、プロキシホストおよびプロキシポートの情報を入力します。
  たとえば、次のように表示されます。
  Proxy Host: webproxy.mycompany.com
  Proxy Port: 8088
6. Oracle Hardware Installation Assistant のアップデートサイトへの接続を確立するには、「Next」をクリックします。
  プロセスによって、コンポーネントがアップデートされているかどうかが確認されます。アップデートが利用可能な場合、アップデートできるコンポーネントがリスト内に表示されます。
7. アップデートを行うには、「Next」をクリックします。
  アップデートが完了すると、「System Information」画面が表示されます。
  
  ヒント - 個々の情報リストを展開するには、トグルをクリックします。
「System Information」画面の内容を確認し、「Next」をクリックします。
「Select a Task」画面が表示されます。

注 - OS インストール以外に追加のプロビジョニングタスクがサーバーでサポートされている場合のみ、「Select a Task」画面が表示されます。そのようなタスクがサポートされていない場合は、OS のインストール画面が表示されます。
「Select a Task」画面で、次のタスクのいずれかを選択し、「Next」をクリックします。

次の手順

タスクに関連した情報については、次の該当するセクションを参照してください。

サーバーに LSI ディスクコントローラが含まれており、OS ブートディスクを RAID 構成の一部として含める場合は、「RAID の設定」を参照してください。
サーバーにサポートされる OS をインストールするには、「Windows のインストール」または「Linux のインストール」を参照してください。
システムまたはコンポーネントのファームウェア (BIOS/Oracle ILOM、HBA、またはディスクエクスパンダ) をアップデートするには、「システムおよびコンポーネントのファームウェアのアップデート」を参照してください。
破損している、またはアクセスできないサービスプロセッサ (SP) を回復するには、「サービスプロセッサの回復」を参照してください。
Oracle ILOM ユーザーを管理するには、「サービスプロセッサの設定の構成」を参照してください。
ブートデバイスの優先順位を設定するには、「BIOS ブートデバイスの設定の構成」を参照してください。

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