この章では、コンテンツの管理や改訂を行う方法、セキュリティ・メタデータおよびコンテンツ・メタデータの使用方法、コンテンツの検索方法、フォルダおよびフォリオへのコンテンツの編成方法、ワークフローの使用方法、イメージやビデオの使用方法など、Oracle WebCenter Contentサーバーの概要について説明します。
次の項では、これらや他のトピックへのリンクを示します。
この章では、コンテンツ管理の概念およびシステム機能の概要について説明します。内容は次のとおりです。
1.1項「概要」(この項)
注意: このユーザー・ガイドでは、コンテンツ・サーバーにあらかじめ用意されている標準のWebページや手順について説明します。コンテンツ・サーバーはシステム管理者がカスタマイズできるため、実際のコンテンツ・サーバーWebページは、このガイドのページとは外観が異なることがあります。 |
Oracle WebCenter Contentサーバーは、Webサイトを共通のアクセス・ポイントとして使用して、ビジネス情報を共有、管理および配布するための自動化されたシステムです。あらゆる標準Webブラウザから最新の情報に迅速かつセキュアにアクセスできます。手紙、レポート、製品図面、スプレッドシート、マニュアル、販促資料などのほとんどあらゆるタイプのコンテンツを1つの強力なコンテンツ管理システムで管理できます。
コンテンツ・サーバーにはWebページ・インタフェースに加え、かわりとなるデスクトップ・インタフェースやWebDAVインタフェースが用意されており、ユーザーはコンテンツ・アイテムを表すフォルダやファイルを使用してデスクトップから主なコンテンツ管理操作を実行できます。詳細は、1.15項「フォルダおよびWebDAVを使用したコンテンツの管理」を参照してください。
ファイルをチェックインすると、コンテンツ・サーバーによって元のファイル(ネイティブ・ファイル)がネイティブ・ファイル用の中央リポジトリに保存されます。システムに変換機能がインストールされ、その機能が有効になっている場合は、ファイルのWeb表示可能バージョン(PDFなど)が作成され、Web表示可能ファイル用の特別なリポジトリに保存されます。変換を使用していない場合または変換できないファイル・タイプがある場合は、ネイティブ・ファイルのコピーがWeb表示可能ファイル用のリポジトリに配置されます。
コンテンツ・サーバーにチェックインしたファイルはコンテンツ・アイテムと呼ばれます。適切なセキュリティ権限があるユーザーは、コンテンツ・アイテムのWeb表示可能バージョンを表示したり、ネイティブ・ファイルのリポジトリから元のファイルのコピーを取得できます。特定のコンテンツ・アイテムを表示、改訂および削除できるユーザーは、セキュリティ権限によって規定されます。詳細は、1.7項「セキュリティ・グループおよびアカウント」を参照してください。
ネイティブ・ファイルやコンテンツ・アイテムに関連付けられたWeb表示可能ファイルはレンディションと呼ばれます。たとえば、コンテンツ・アイテムのPDF版は、そのコンテンツ・アイテムのレンディションです。HTMLバージョンやXMLバージョンも同様です。
コンテンツ・サーバーにチェックインされたファイルを変更するには、コンテンツ・アイテムをファイル・リポジトリからチェックアウトする必要があります。コンテンツ・アイテムをチェックアウトできるのは1回に1人のユーザーのみですが、他のユーザーもファイルのリリースされたバージョンを表示することはできます。
変更したファイルをコンテンツ・サーバーに再度チェックインすると、ファイルはコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとして自動的に保存されます。以前のリビジョンも表示またはコピーできますが、最新のリビジョンがデフォルトでコンテンツ・サーバーに表示されます。
リポジトリ内のWeb表示可能ファイルのすべてのコンテンツ・アイテムに、バージョンが変更されても変わらない永続URLがあります。ブラウザでコンテンツ・アイテムのURLを指定すると、常に最新のバージョンが表示されます。
メタデータは、タイトル、作成者、リリース日など、コンテンツ・アイテムに関する情報です。図書館で著者名や書名を使用して本を探すのと同様、メタデータを使用してコンテンツ・サーバーに含まれるコンテンツ・アイテムを検索できます。コンテンツ・アイテムをチェックインする場合は、いくつかのメタデータ値を割り当てますが、一部のメタデータはコンテンツ・サーバーによって自動的に割り当てられます。メタデータはコンテンツ・サーバーと連動するデータベースに格納されます。
メタデータの入力と選択を簡略化するために、システム管理者は、コンテンツ情報のチェックイン、検索または表示時に表示されるメタデータ値を指定するプロファイルを作成できます。使用するプロファイルは、ツールバーの「検索」または「新規チェックイン」メニューから選択できます。詳細は、第3章「コンテンツ・アイテムの検索」を参照してください。
重要: 所属組織で使用されているメタデータ・フィールドに関してよく理解し、常にメタデータを慎重に割り当てることが重要です。適切なメタデータを使用するとコンテンツ・アイテムが見つけやすくなる以外に、適切な権限を持つユーザーのみがコンテンツ・アイテムにアクセスできるようにできます。 |
コンテンツ・サーバーでは、次の2タイプのユーザーが定義されます。
コンシューマ: コンテンツ・リポジトリからファイルを検索、表示および印刷するユーザー。ファイルを作成、変更または削除する権限はありません。
コントリビュータ: コンテンツ・リポジトリ内にファイルを作成および改訂するユーザー。ファイルを検索、表示および印刷する権限もあります。
多くのOracle WebCenter Contentサーバー・システムでは、ユーザーの大部分はコンシューマです。システム内のファイルの整合性を維持するため、コントリビュータには、コンテンツ・リポジトリに対してコンテンツ・アイテムをチェックインまたはチェックアウトするためのユーザー名とパスワードが必要です。
注意: 11g リリース1 (11.1.1)からは、ユーザー・ログインはOracle WebLogic Server管理コンソールで管理されます。ユーザー・ログインは、特別な目的の場合は管理者がコンテンツ・サーバーで管理できますが、Oracle WebLogic Server管理コンソールで作成されるまで、コンテンツ・サーバーに対する認証は有効ではありません。 |
完全な管理権限があるユーザーは、システム管理者と呼ばれます。組織で、ユーザー・ログインの設定やワークフロー・テンプレートの作成などの限定的な管理権限を特定のユーザーに割り当てることもできます。これらのユーザーは、サブ管理者と呼ばれます。
コンテンツ・サーバーには、特定のコンテンツ・アイテムをどのユーザーが表示、編集および削除できるかを制御するためのセキュリティが備わっています。ゲスト・ユーザーには通常、セキュリティ保護されていない(パブリック)コンテンツを表示する権限があります。コントリビュータは通常、コンテンツ・サーバーにログインして、ファイルをチェックインおよびチェックアウトする必要があります。また、セキュリティ保護されたファイルへのアクセス権があるコンシューマも、通常はコンテンツ・サーバーにログインして、セキュリティ保護されたコンテンツを表示する必要があります。
ファイルをチェックインするとき、次のセキュリティ関連メタデータ・フィールドに値を指定することが必要になる場合があります。
セキュリティ・グループ: すべてのユーザーが1つ以上のセキュリティ・グループに属します。また、ユーザーには各セキュリティ・グループ内で特定のアクセス・レベルが与えられます。セキュリティ・グループはすべてのコンテンツ・アイテムの必須メタデータ・フィールドであり、デフォルトで割り当てることができます。該当するセキュリティ・グループに対する権限があるユーザーのみ、該当するコンテンツ・アイテムに対する作業を実行できます。
アカウント: アカウントは、システム管理者がより柔軟なセキュリティ・モデルを定義するために使用できるオプション機能です。セキュリティ・グループと同様に、特定のアカウントに対する権限があるユーザーのみが、該当のアカウントに属するコンテンツ・アイテムに対して作業を実行できます。
ロールは、一連の権限(読取り、書込み、削除、管理者)です。たとえば、チーム・メンバーは、スケジュールを表示(読取りアクセス権)できますが、チーム・リーダーは、スケジュールを更新(読取りアクセス権および書込みアクセス権)する必要がある場合もあります。
システム管理者がロールをユーザーに割り当て、セキュリティ・グループ内のアクセス・レベルを定義します。コンテンツ・サーバーには、次のロールが事前定義されています。システム管理者は追加のロールを定義できます。
各ロールには、各セキュリティ・グループに対して、読取り(R)、書込み(W)、削除(D)または管理者(A)の各権限を付与できます。セキュリティ・グループに対する権限は、そのグループに対するロールのいずれかで定義されている最上位の権限です。たとえば、ユーザーにゲスト・ロールとコントリビュータ・ロールが割り当てられており、ゲストにはパブリック・セキュリティ・グループに対する読取り権限、コントリビュータには書込み権限が付与されている場合、そのユーザーには、パブリック・セキュリティ・グループのコンテンツに対する書込み権限があります。
各ロールには、各セキュリティ・グループに対して次の各権限を付与できます。
権限 | 説明 |
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ユーザーは、該当するセキュリティ・グループ内のファイルを表示できます。 |
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ユーザーは、該当するセキュリティ・グループ内のドキュメントを表示、チェックイン、チェックアウトおよびコピーできます。作成者以外のユーザーがドキュメントのセキュリティ・グループの設定を変更できるのは、新しいセキュリティ・グループで管理者権限がある場合です。 |
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ユーザーは、該当するセキュリティ・グループ内のファイルを表示、チェックイン、チェックアウト、コピーおよび削除できます。 |
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ユーザーは、該当するセキュリティ・グループ内のファイルを表示、チェックイン、チェックアウト、コピーおよび削除できます。ワークフロー権限があるユーザーは、そのセキュリティ・グループ内のワークフローを開始または編集できます。 また、該当するセキュリティ・グループ内にある、別のユーザーが作成者として指定されているドキュメントをチェックインすることもできます。 |
コンテンツ・サーバーは、標準のコンテンツ・サーバー・ロール、セキュリティ・グループおよびアカウントの他に、アクセス制御リスト(ACL)をサポートするように構成できます。アクセス制御リストは、ユーザー、グループまたはエンタープライズ・ロールのリストであり、特定のコンテンツ・アイテムに対するアクセス権限または操作権限が指定されています。
アクセス制御リスト・セキュリティの構成方法によって、コンテンツ・アイテムの追加、変更または検索時に次の3つの新規フィールドを使用できます。
ユーザー・アクセス・リスト
グループ・アクセス・リスト
ロール・アクセス・リスト
コンテンツ・アイテムに関してアクセス制御リストを使用するには、事前定義の1つ以上のユーザー、グループまたはロールをアイテムに割り当てます。また、指定した各アクセス・リスト・エントリに対して、権限(読取り(R)、書込み(W)、削除(D)または管理者(A))を割り当てます。
たとえば、コンテンツ・アイテムを追加し、ゲスト・ユーザーに読取りアクセス権、すべてのログイン・ユーザーに読取りアクセス権と書込みアクセス権を設定するとします。この場合、最初に、guestロールをコンテンツ・アイテムに追加し、「R」(Read)権限アイコンをクリックします。次に、authenticatedユーザー・ロールをコンテンツ・アイテムに追加し、「W」(Write)権限アイコンをクリックして、読取りアクセス権限と書込みアクセス権限の両方を付与します。
いずれかのロールが有効なユーザーには、有効なロールに対して指定されたアクセス権があります。両方のロールが有効なユーザーには、2つの権限セットの中で上位の権限セットがあります。
アクセス制御リストのエントリ(ユーザー、グループおよびロール)間には、暗黙的なOR関係があります。アクセス制御リストのエントリと他のセキュリティ・メソッド(セキュリティ・グループやアカウント)の間には、暗黙的なAND関係があり、ユーザーには、有効な権限セットの共通部分に相当するアクセス権があります。
注意: コンテンツ・アイテムに関連付けられているアクセス制御リストのメタデータには、複数のエントリと権限を含めることができます。アクセス制御リストのメタデータを使用してコンテンツを検索する際には、(検索エンジンに応じて)「キーワードを含む」オプションまたは「部分文字列」オプションを使用すると、指定したメタデータのすべてのインスタンスを確実に検索できます。 |
ファイルのWeb表示可能フォーマットは、コンテンツ・アイテムの元のファイル・フォーマット、およびインストールされている変換機能によって異なります。たとえば、PDF Converterを使用してMicrosoft WordドキュメントをPDFフォーマットに変換したり、Dynamic Converterを使用してMicrosoft WordドキュメントをHTMLフォーマットに変換するようにシステムを設定できます。ほとんどの変換は、ファイルをチェックインするとすぐに自動的に行われます。
一部のファイル・フォーマットは変換できません。または、一部のタイプのドキュメントを変換しないで渡すようにシステム管理者がシステムを構成する場合があります。たとえば、圧縮されたZIPファイルは、Web表示可能フォーマットに変換できません。このような場合は、Web表示可能ファイルのネイティブ・ファイルのコピーがリポジトリに含まれます。
システムがフルテキスト検索用に構成されている場合は、索引作成エンジンによって、HTML、PDF、TXT、XMLおよびその他のサポートされているフォーマットのすべてのファイルに含まれているすべての語のリストが作成されて、データベースにそのリストが保存されます。索引作成処理が完了すると、ファイルはコンテンツ・サーバーに対してリリースされます。
コンテンツに対してフルテキスト検索を実行すると、コンテンツ・サーバーによってこの索引内で検索語が検索されます。
コンテンツ・アイテムを、そのメタデータ、フルテキストまたはそれらの組合せによって検索できます。検索結果には、表示権限があるコンテンツ・アイテムのみが表示されます。
1つ以上のメタデータ・フィールドに対して検索語を指定できます。システムの構成方法によって、検索語が語全体と一致するか一部と一致するか、フィールドの先頭または末尾に出現するかを指定する検索演算子を使用できます。また、検索語の1つ以上の文字と一致するワイルドカード文字を使用することもできます。
検索フォームを簡略化またはカスタマイズするために、管理者は、1つ以上のメタデータであるプロファイルを作成して、フォームに含めるメタデータ・フィールドを指定できます。
クイック検索機能を使用して、ホームページからいつでも検索できます。選択したフィールドまたはサポートされているすべてのフィールドに対して検索語を指定できます。システムがフルテキスト検索用に構成されている場合は、クイック検索でもコンテンツ・アイテムのテキストで検索語が検索されます。
詳細は、第3章「コンテンツ・アイテムの検索」を参照してください。
Digital Asset Manager機能を使用すると、ビジネス・ニーズを満たす様々なサイズ、フォーマット、解像度のイメージやビデオを迅速に検索、グループ化、変換およびダウンロードできます。さらに、組織全体で使用する上での一貫性もすべて維持されます。たとえば、組織のロゴは、広告、Webページ、プレゼンテーションなど、様々なサイズで使用できます。あるいは、会社の研修ビデオは、対象者に提供したり、テープをコピーするために、イントラネット上で様々なストリーミング・フォーマットで利用できます。
詳細は、第10章「イメージおよびビデオの使用」を参照してください。
コンテンツ・サーバーには、従来のファイル・システムと同様に、リポジトリ内の一部またはすべてのコンテンツを編成および管理するための階層フォルダ・インタフェースを提供するコンポーネントがあります。
フォルダ: このコンポーネント(FrameworkFoldersコンポーネント)は、従来のファイル・システムと同様に、リポジトリ・コンテンツおよびコンテンツ・アイテム・メタデータを編成、検索および管理するための階層フォルダ・インタフェースをブラウザ内に提供します。フォルダ機能はデフォルトでインストールされますが、無効化されています。フォルダはスケーラブルな企業ソリューションで、以前のコントリビューション・フォルダ・インタフェースに置き換わるコンポーネントです。
コントリビューション・フォルダ: このオプション・コンポーネント(Folders_gコンポーネント)は、従来のファイル・システムと同様に、リポジトリ・コンテンツを編成するための階層フォルダ・インタフェースをブラウザ内に提供します。このコンポーネントはデフォルトでインストールされますが、無効化されています。新しいフォルダ・コンポーネントは、コントリビューション・フォルダに置き換わることを意図したものです。
WebDAV (Web-Based Distributed Authoring and Versioning): 両方のフォルダ・コンポーネントはコンテンツ・サーバーに組込みのWebDAV機能と連動するため、ユーザーはWebDAVプロトコルをサポートしているクライアントを使用して、コンテンツをリモートで管理および作成できます。WebDAVインタフェースにはブラウザ・インタフェースで使用可能なオプションのサブセットが提供されます。通常は、フォルダとコンテンツ・アイテムの作成、削除、移動およびコピーと、コンテンツ・アイテムの変更およびチェックインができます。WebDAVインタフェースを通じてコンテンツ・アイテムをチェックアウトするには、ファイルを開くことのできるWebDAVクライアントを使用する必要があります。メタデータ値の指定または伝播などの他の管理タスクを実行するには、標準のブラウザ・インタフェースを使用する必要があります。
詳細は、第8章「フォルダおよびWebDAVを使用したコンテンツの管理」を参照してください。
Windowsエクスプローラ、Microsoft Outlook、Lotus Notesおよびその他のアプリケーションとのより密接な統合によりWebDAVクライアント環境を拡張できるOracle WebCenter Content: Desktopもまた用意されています。詳細は、Oracle WebCenter Desktopユーザーズ・ガイドを参照してください。
フォリオは、コンテンツ・サーバーに保存されたコンテンツを編成するための論理グループ(フレームワーク)です。フォリオは、契約や売上情報など、コンポーネントの一部が共通で一部が固有であるドキュメントのグループを編成し、標準化された順序と階層に収集する場合に役立ちます。また、1つ以上のワークフロー・プロセスの一部としてドキュメントのグループを作成およびレビューする場合にも役立ちます。
簡易フォリオでは、1つ以上のアイテムを単一レベルに収集します。詳細フォリオでは、コンテンツをフォルダの階層に編成できます。
詳細フォリオには、フォルダ(ノードと呼ばれます)、コンテンツ用のプレースホルダ(スロットと呼ばれます)およびコンテンツ・アイテムを格納できます。これらの要素は、標準のファイル・システムと同様に、デフォルトで階層構造で表示されます。
詳細は、第9章「フォリオを使用したコンテンツのグループ化」を参照してください。
ワークフロー処理では、コンテンツ・サーバー・リポジトリにリリースする前に、レビューおよび承認のためにファイルをルーティングします。レビューするファイルがあるユーザーには、電子メールで通知されます。
オプションで、電子シグネチャを使用してファイルに署名し、承認することもできます。電子シグネチャは、ファイルのコンテンツを特定のリビジョンで一意に識別し、シグネチャと特定のレビューアを関連付けます。
コンテンツ・サーバーでは、次の2タイプのワークフローを作成できます。
基準ワークフローでは、チェックイン時にメタデータ・フィールドに入力された値が一定の条件を満たすと、ファイルが自動的にワークフローに含められます。基準ワークフローは、ニュースレターの記事など、個別のコンテンツ・アイテムを同じレビューアが定期的に承認する場合に役立ちます。
基本ワークフローでは、ファイル、コントリビュータ、レビューアおよびステップが具体的に指定されます。このタイプのワークフローは、管理者が処理を開始する必要があり、ワークフローに含めるコンテンツ・アイテムのグループ、または固有のワークフロー要件がある個別のコンテンツ・アイテムに最適です。
詳細は、第7章「ワークフローの操作」を参照してください。