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ilomconfig は、管理者がサービスプロセッサ (SP) とホスト間の LAN インタフェースを構成するために使用できる Oracle Integrated Lights Out Management (ILOM) 構成ユーティリティーです。管理者は、list コマンドを使用して LAN の構成設定を表示し、enable、disable、および modify コマンドを使用してインタフェースを構成できます。

サブコマンド

list コマンドでは、次のサブコマンドを使用できます。

system-summary: 製品のサマリー情報と ILOM のバージョンを一覧表示します。
interconnect: ホストと ILOM の相互接続設定を一覧表示します。

modify コマンドでは、次のサブコマンドを使用できます。

interconnect: ホストと ILOM の相互接続設定を変更します。

enable コマンドでは、次のサブコマンドを使用できます。

interconnect: ホストと ILOM の相互接続を有効にします。

disable コマンドでは、次のサブコマンドを使用できます。

interconnect: ホストと ILOM の相互接続を無効にします。

オプション

enable および modify コマンドでは、次のオプションを使用できます。

-ipaddress=ipaddress: LAN 相互接続の SP 側の IP アドレスを設定します。
-hostipaddress=ipaddress: LAN 相互接続のホスト側の IP アドレスを設定します。
-netmask=netmask: LAN で使用される IP アドレスのネットワークマスクを設定します。

一般的なオプションは次のとおりです。

-?, -h, --help: 使用方法に関する簡単なメッセージを表示して終了します。
-q、--quiet: 情報メッセージの出力を抑制し、エラーコードのみを返します。
-V、--version: ilomconfig のバージョン情報を表示して終了します。

戻り値

ilomconfig は次のいずれかの値を返します。

0 - Command successful
1 - Invalid option
3 - Invalid command
4 - The version of ILOM does not support this functionality
6 - Internal error
7 - Insufficient memory to execute command
9 - Insufficient privilege to execute command
10 - ILOM is not suipported on this system
50 - Cannot connect to ILOM
51 - An option must be specified
53 - Invalid IP Address
54 - An ILOM error occurred
55 - Cannot disable interconnect as it is already disabled

ファイル

/var/log/ilomconfig/ilomconfig.log: ilomconfig 固有のログファイル。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ	属性値
使用条件	system/management/ilomconfig
インタフェースの安定性	確実

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	マニュアルページセクション 1M: システム管理コマンド Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)

ilomconfig

形式

機能説明

サブコマンド

オプション

戻り値

ファイル

属性

関連項目