Oracle® Solaris 11 デスクトップのアクセシビリティーガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

テーマの紹介

テーマとは、デスクトップおよびそのコンポーネントの表示を一貫性のある方法で変更または制御するための設定を集めたものです。テーマを適用すると、必要な効果を実現するために、さまざまなデスクトップコンポーネントが同時に変更されます。たとえば、デスクトップ全体のフォントサイズを大きくするテーマを適用すると、フォントサイズと最適な互換性を保つために、パネルサイズおよびデスクトップ上のアイコンも変更されます。

テーマには次の設定があり、デスクトップのさまざまな部分に影響を与えます。

コントロール

すべてのウィンドウ、アプリケーション、パネル、およびパネルアプリケーションの画像表示を決定します。また、メニュー、アイコン、ボタンなどの GNOME 準拠のインタフェース項目の画像表示も決定します。デスクトップで使用可能な一部のコントロールオプションは、特別なアクセシビリティー要件を満たすように設計されています。

コントロールの描画に使用される色スキームを決定します。この機能がテーマでサポートされていない場合、その色スキームはテーマのデザイナーが修正し、ユーザーは変更できません。

ウィンドウ境界

ウィンドウ周囲のフレームの表示のみを決定します。

アイコン

パネルおよびデスクトップ背景でのアイコンの表示を決定します。

ポインタ

マウスポインタのシェイプ、色、およびサイズを決定します。

ユーザー独自のテーマを作成する方法の詳細は、『Oracle Solaris デスクトップ管理者ガイド』を参照してください。